今の仙台市
宮城県のほぼ中央にある県庁所在地で、東北地方の中心となる政令指定都市です。東は太平洋、北は松島丘陵、西は奥羽山脈、南は名取川に区切られ、東西に広い市域をもちます。市街地には広瀬川が流れ、青葉山などの緑が多いことから「杜の都」と呼ばれます。伊達政宗が城下町を築いた土地で、商業・サービス業が中心の都市です。
今の仙台市の区域の人口は、2020年の国勢調査で1,096,704人です。今の区域で数えた1980年の792,036人とくらべると38.5%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は24.3%です。
主な産業:商業・サービス業が中心の、東北地方の中心都市です。
特産品・名産
- 牛タン仙台の名物として知られる料理
- ずんだ枝豆をすりつぶした餡。ずんだ餅が代表
見どころ・祭り
- 仙台城跡伊達政宗が築いた城の跡
- 瑞鳳殿伊達政宗の霊屋
- 広瀬川市街地を流れる川。名水百選
- 秋保大滝秋保地区にある大きな滝
- 定禅寺通ケヤキ並木が続く日本の道100選
木ケヤキ花ハギ鳥カッコウ仙台市の木・花・鳥
仙台市のなりたち
仙台市(せんだいし)は、宮城県仙台地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、14の町村がありました。長町・西多賀村・岩切村・高砂村・七郷村・六郷村・中田村・大沢村・広瀬村・根白石村・七北田村・生出村・秋保村・仙台市です。これらの町村が、8回の合併や編入を経て、今の仙台市になりました。
今の名前「仙台市」は、1920年にあった仙台市の名前を受け継いでいます。ほかの13の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の仙台市が約83km²だったのに対し、今の仙台市は約809km²と、およそ9.8倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は名取郡・宮城郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、名取郡は1988年(昭和63年)3月1日に廃止されました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧岩切村の区域には岩切駅(東北本線)があります。
「仙台市」という名前
「仙台」の由来には諸説あります。戦国時代に国分氏が居城を「千代城」と名づけたことによるとする説がよく知られています。城のあった場所に千体仏があり、「千体」が「千代」に変わったといわれます。のちに伊達政宗が、中国の故事や唐の漢詩にちなんで「仙臺」と改めました。ほかに、アイヌ語の「セプ・ナイ」(広い川)が転じたとする説や、川内地区を音読みしたとする説もあります。
まちの成り立ち
1878年(明治11年)に仙台城下の区域に仙台区が置かれ、1889年(明治22年)4月1日の市制施行で仙台市となりました。その後、周りの町村を編入して市域を広げていきます。1928年(昭和3年)に長町・原町と七郷村の一部、1932年(昭和7年)に西多賀村、1941年(昭和16年)に岩切村・高砂村・七郷村・六郷村・中田村、1956年(昭和31年)に生出村が加わりました。
周りの地域でも合併が進みました。1955年(昭和30年)に大沢村と広瀬村が合わさって宮城村が、七北田村と根白石村が合わさって泉村が生まれました。泉村は1957年(昭和32年)に町制を施行して泉町となり、1971年(昭和46年)に市制を施行して泉市になりました。宮城村は1963年(昭和38年)に宮城町となり、秋保村は1967年(昭和42年)に秋保町となりました。
1987年(昭和62年)11月に宮城町が、1988年(昭和63年)3月に泉市と秋保町が仙台市に編入されました。1989年(平成元年)4月1日には政令指定都市となり、青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区の5区が置かれました。2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災では、海に近い宮城野区・若林区を中心に津波で大きな被害を受けました。
年表
- 1889年4月1日明治22年市制の施行により、仙台区が仙台市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、宮城郡に原町・七郷村・高砂村・岩切村・七北田村・泉嶽村・大沢村・広瀬村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、名取郡に茂ヶ崎村・六郷村・中田村・西多賀村・生出村・秋保村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1897年9月7日明治30年宮城郡泉嶽村が根白石村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
- 1915年2月1日大正4年名取郡茂ヶ崎村が町制を施行するとともに改称して長町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1928年4月1日昭和3年名取郡長町と宮城郡原町、宮城郡七郷村の一部(南小泉)が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1931年4月1日昭和6年宮城郡七北田村の一部(荒巻・北根)が仙台市に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1932年10月1日昭和7年名取郡西多賀村が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1941年9月15日昭和16年名取郡の中田村・六郷村と宮城郡の岩切村・高砂村・七郷村が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1955年2月1日昭和30年宮城郡の大沢村と広瀬村が合併して宮城村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年4月1日昭和30年名取郡秋保村の一部(新川)が宮城郡宮城村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1955年4月10日昭和30年宮城郡の七北田村と根白石村が合併して泉村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1956年4月1日昭和31年名取郡生出村が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1957年8月1日昭和32年宮城郡泉村が町制を施行して泉町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1963年11月3日昭和38年宮城郡宮城村が町制を施行して宮城町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1967年4月1日昭和42年名取郡秋保村が町制を施行して秋保町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1971年11月1日昭和46年宮城郡泉町が市制を施行して泉市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
- 1987年11月1日昭和62年宮城郡宮城町が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1988年3月1日昭和63年泉市と名取郡秋保町が仙台市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1989年4月1日平成元年仙台市が政令指定都市に移行し、青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区を設けた。種類:その他 出典:Wikipedia
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。