今の利府町
宮城県中部、宮城郡にある町で、仙台市の北東に隣り合います。日本三景松島の南西に位置し、平地に水田、丘陵地に果樹園が多い土地です。町内を砂押川などが流れ、加瀬沼もあります。ナシの栽培が盛んで、秋には直売所が並びます。町内には宮城県総合運動公園や新幹線総合車両センターがあります。仙台都市圏にも含まれます。
今の利府町の区域の人口は、2020年の国勢調査で35,182人です。今の区域で数えた1980年の11,201人とくらべると214.1%ふえ、人口は2015年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は24.7%です。
主な産業:ナシ栽培を中心とした農業と、仙台都市圏の住宅地です。
特産品・名産
- 利府梨明治から栽培が続く町の特産のナシ
見どころ・祭り
- 宮城県総合運動公園(グランディ・21)宮城スタジアムなどがある運動公園
- 加瀬沼町内にある沼
- 県民の森総合運動公園に隣り合う森
木樫の木花梨の花利府町の木・花
利府町のなりたち
利府町(りふちょう)は、宮城県仙台地域の町です。1920年(大正9年)の時点ですでに利府村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、県内でもめずらしい町です。
1920年の時点で、この区域の町村は宮城郡に属していました。
「利府町」という名前
「利府」という名の由来ははっきりしていません。利府は、724年(神亀元年)に陸奥国の国府が置かれた多賀城のすぐ北にあり、今の仙台市宮城野区・多賀城市・塩竈市・七ヶ浜町とともに、陸奥の府中と呼ばれた地域に含まれていました。ただ、「国府」や「府中」の「府」が町名のもとになったかどうかは、はっきりしていません。
まちの成り立ち
1884年(明治17年)、森郷の日野藤吉が水田を畑に変えてナシの苗木150本を植えました。これが利府のナシづくりの始まりとされ、ナシは今も町の特産です。
1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、利府本郷・利府森郷・飯土井村・春日村・加瀬村・神谷沢村・沢乙村・菅谷村・赤沼村の区域をまとめ、宮城郡に利府村が発足しました。翌年には今の東北本線にあたる日本鉄道の線路が敷かれ、1894年(明治27年)に利府駅ができました。
1967年(昭和42年)10月1日に町制を施行し、利府町となりました。利府はまわりの町村と合併することなく、ひとつの町として続いています。仙台市の北東どなりにあるため、住宅地の開発が進み、仙台都市圏の町として人口が増えました。
2000年(平成12年)には大型のショッピングセンターが開業しました。町内の宮城県総合運動公園にある宮城スタジアムでは、2021年(令和3年)に東京オリンピックのサッカーの試合が開かれました。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、宮城郡の利府本郷・利府森郷・飯土井村・春日村・加瀬村・神谷沢村・沢乙村・菅谷村・赤沼村の区域で利府村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1967年10月1日昭和42年宮城郡利府村が町制を施行して利府町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。