今の大衡村
宮城県のほぼ中央、黒川郡にある村で、県内で唯一の村です。なだらかな丘陵が村の大部分を占め、達居森などの山があります。善川や鶴田川が流れ、牛野ダムもあります。仙台市から約30キロメートルの位置にあり、工業団地には自動車関連の工場が並びます。村の一部は、色麻町・大和町にまたがる王城寺原演習場になっています。
今の大衡村の区域の人口は、2020年の国勢調査で5,849人です。今の区域で数えた1980年の5,200人とくらべると12.5%ふえ、人口は1995年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は29.2%です。
主な産業:工業団地にトヨタ系の自動車工場などが立地しています。
特産品・名産
- キムチ農産物展示販売所で売られる村の特産
見どころ・祭り
- 昭和万葉の森万葉植物を主体にした森林公園
- 大衡城跡公園大衡氏の城跡。春は桜の名所
- 大衡村ふるさと美術館村出身の洋画家菅野廉の作品を収蔵
- 達居森と湖畔自然公園牛野ダムのほとりの自然公園
木アカマツ花キキョウ鳥キジ大衡村の木・花・鳥
大衡村のなりたち
大衡村(おおひらむら)は、宮城県仙台地域の村です。1920年(大正9年)の時点ですでに大衡村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、県内でもめずらしい村です。
1920年の時点で、この区域の町村は黒川郡に属していました。
「大衡村」という名前
「大衡」は「おおひら」と読みます。1889年(明治22年)の町村制で、大衡・大瓜・大森・奥田・駒場の5つの村の区域をまとめて新しい村ができたとき、そのうちの大衡の名が村名になりました。「大衡」という字や読みの由来ははっきりしていません。村内には、黒川地方を治めた黒川氏の家臣、大衡氏の城跡があります。
まちの成り立ち
大衡村は、宮城県のほぼ中央、黒川郡にある村です。1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、大衡村・大瓜村・大森村・奥田村・駒場村の区域をもって大衡村が発足しました。1928年(昭和3年)には仙台鉄道が大衡駅まで延びましたが、1956年(昭和31年)に廃止されました。1955年(昭和30年)4月には村内の平林山で第6回全国植樹祭が開かれ、昭和天皇がアカマツの苗木を植えました。
昭和の大合併では、1957年(昭和32年)に県知事から大和町・富谷村との合併を勧められましたが、村はこれを受け入れず、1960年(昭和35年)の国からの合併の通知にも応じませんでした。その後も単独の村として続き、今は宮城県でただ一つの村です。
1972年(昭和47年)に牛野ダムが完成し、1989年(平成元年)には昭和万葉の森が開園しました。2011年(平成23年)には工業団地にセントラル自動車(今のトヨタ自動車東日本)が本社と工場を移して操業を始め、自動車関連の工場が集まる村になりました。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、黒川郡の大衡村・大瓜村・大森村・奥田村・駒場村の区域で大衡村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1957年大衡村は県知事から大和町・富谷村との合併を勧められたが、受け入れなかった。種類:その他 出典:Wikipedia
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。