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江東区こうとうく

1920年には4の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の江東区になりました。

4町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の江東区

東京の都心東部にあり、西は隅田川、東は荒川、南は東京湾に面する区です。内部には川や運河が縦横に走り、深川や木場には水運と商いの歴史が残ります。亀戸や大島には商店街と住宅地が広がり、豊洲や有明などの臨海部には新しい街並みがあります。江戸切子や深川八幡祭りの文化を受け継ぎながら、海側の開発によって姿を変えてきた、水辺の多いまちです。

今の江東区の区域の人口は、2020年の国勢調査で524,310人です。今の区域で数えた1980年の362,270人とくらべると44.7%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は21.2%です。

524,310人人口(2020年)
+44.7%1980年からの増減
42.99km²面積(国土地理院)
12,196人/km²人口密度
21.2%65歳以上の割合
524,3101980199020052020
15歳未満 12.8%15〜64歳 65.9%65歳以上 21.2%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:卸売・小売業や物流、サービス業が盛んで、伝統工芸も受け継がれています。

特産品・名産

  • 深川めしあさりを使う深川ゆかりの料理
  • 亀戸大根せんべい亀戸大根を使った米菓
  • 門仲はちみつ区内のビル屋上で採蜜したはちみつ

見どころ・祭り

  • 豊洲市場臨海部にある東京都の中央卸売市場
  • 木場木材の集散地として栄えた水辺の地区
  • 深川八幡祭り深川で受け継がれる神輿の祭り

木クロマツ花サザンカ江東区の木・花

江東区のなりたち

江東区(こうとうく)は、東京都区部の区です。今の区の区域には、1920年(大正9年)の時点で、4の町村がありました。東京市・砂村・亀戸町・大島町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の江東区になりました。

今の名前「江東区」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの4の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

1920年の時点で、この区域の町村は南葛飾郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧亀戸町の区域には亀戸駅(総武本線)があります。

41920年の町村の数
2回合併・編入の回数
43km²今の面積
1947年いちばん新しい合併

「江東区」という名前

江東の名は、隅田川の東にある地域を表す地名に由来します。江戸時代から、広く隅田川東部を指す呼び名として使われてきました。1947年に深川区と城東区を統合した際、新区の名前に採用されました。「江」には深川、「東」には城東の意味も含まれています。二つの旧区の名を一文字ずつ組み合わせながら、江戸以来の地域の呼び名も受け継いだ区名です。

まちの成り立ち

江戸時代に埋立てや新田開発が進んだ地域です。深川には掘割を使う木材や米、油の問屋が集まり、城東側には野菜を江戸へ送る農村が広がりました。1878年に深川区が置かれ、1889年には東京市の区となりました。同年、南葛飾郡に亀戸村、大島村、砂村が発足しました。明治以降は水運と広い土地を生かした工業も発展しました。

亀戸村と大島村は1900年に町となり、砂村も1921年に砂町となりました。1932年10月1日、東京市の市域拡大に伴って、この3町が市に編入され、城東区が置かれました。深川区は旧来の東京市、城東区は1932年に広がった市域という、異なる成立の経緯を持っていました。1943年7月1日の都制施行で東京府と東京市が廃止され、深川区・城東区は東京都の区となりました。1947年3月15日に両区が統合して江東区が発足しました。同年5月3日の地方自治法施行で江東区は特別区となりました。

木場の角乗や深川八幡祭り、江戸切子などに、水運と商いのまちの文化が残っています。海側では埋立てと大規模な開発が進み、豊洲や有明などに住宅、商業施設、文化・スポーツ施設が広がりました。川と運河の多い旧市街から東京湾に面する新しい街まで、水辺がまちの姿をつないでいます。

年表

  1. 1889年5月1日明治22年東京市が発足し、深川区が東京市の区となった。南葛飾郡には亀戸村・大島村・砂村が発足した。種類:その他 出典:Wikipedia
  2. 1900年7月19日明治33年亀戸村・大島村が町制を施行し、亀戸町・大島町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1921年7月1日大正10年砂村が町制を施行し、砂町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1932年10月1日昭和7年亀戸町・大島町・砂町が東京市へ編入され、城東区が発足した。種類:編入 出典:Wikipedia
  5. 1943年7月1日昭和18年東京都制の施行で東京府と東京市が廃止され、深川区・城東区は東京都の区となった。種類:その他 出典:www.tokyo-23city.or.jp
  6. 1947年3月15日昭和22年深川区・城東区が統合され、江東区が発足した。種類:新設合併 出典:www.tokyo-23city.or.jp
  7. 1947年5月3日昭和22年地方自治法が施行され、江東区が特別区となった。種類:その他 出典:www.tokyo-23city.or.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

江東区1921〜今
亀戸町1900〜1932同じ名前の駅:亀戸駅
大島町1900〜1932
砂村1889〜1921
東京市1889〜1920

参考にした資料