東京都 › 千代田区

千代田区ちよだく

千代田区がたどってきた合併の歴史です。

1町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の千代田区

東京の都心に位置し、皇居を中心に市街地が広がる区です。皇居の周囲には堀や緑地が残り、北の丸公園や日比谷公園もあります。霞が関には官庁、永田町には国会議事堂、丸の内や大手町には企業の事業所が集まります。一方、神田や神保町には商店や古書店が並び、秋葉原には電気製品や趣味に関わる店が集積します。政治・経済の中枢と、個性ある商業地が接するまちです。

今の千代田区の区域の人口は、2020年の国勢調査で66,680人です。今の区域で数えた1980年の54,801人とくらべると21.7%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は16.4%です。

66,680人人口(2020年)
+21.7%1980年からの増減
11.66km²面積(国土地理院)
5,719人/km²人口密度
16.4%65歳以上の割合
66,6801980199020052020
15歳未満 13.5%15〜64歳 70.1%65歳以上 16.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:官公庁や企業の事業所が集まり、商業・出版・情報サービス業が盛んです。

特産品・名産

  • 揚げまんじゅう神田須田町の甘味処・竹むらの名物
  • アップルパイ神田淡路町の近江屋洋菓子店の菓子
  • 下駄・草履神保町の大和屋履物店が扱う履物

見どころ・祭り

  • 皇居江戸城の面影が残る区中央の史跡
  • 千鳥ヶ淵皇居周辺にある桜の名所
  • 神保町古書店街古書店が集まる文化のまち

木マツ花サクラ鳥ハクチョウ千代田区の木・花・鳥

千代田区のなりたち

千代田区(ちよだく)は、東京都区部の区です。今の区域の大部分は、1920年(大正9年)の時点では東京市でした。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧東京市の区域には東京駅(中央本線)があります。

11920年の町村の数
1回合併・編入の回数
12km²今の面積
1947年いちばん新しい合併

「千代田区」という名前

千代田の名は、江戸城の別名である「千代田城」にちなみます。城を中心に発展してきた土地に自然な名であり、やさしい文字と美しい響きも採用の理由になったと考えられています。麹町区と神田区が統合するにあたり、両区は1946年12月に新しい区名を千代田区とすることを決めました。1947年3月15日の新区発足から、城にゆかりのある名前が区全体を表すようになりました。

まちの成り立ち

江戸城を中心に、武家屋敷と町人のまちが広がった地域です。江戸時代の城と堀は、現在の皇居やその周辺の景観につながっています。1878年に東京府の麹町区と神田区が置かれました。1889年に東京市が発足すると、両区は東京市を構成する15区の一部となりました。麹町側には丸の内、大手町、霞が関などが含まれ、神田側には商業や出版、学問のまちが育ちました。

1943年の東京都制施行で東京府と東京市が廃止され、麹町区と神田区は東京都の区に変わりました。戦災後、区の人口や財政の偏りを立て直すため、東京の35区を整理することになりました。1947年3月15日、両区の統合により千代田区が発足しました。同年5月3日に地方自治法が施行され、千代田区は特別区となりました。

麹町と神田は行政区としての役目を終えましたが、今も町名や駅名に残っています。皇居を取り巻く緑と堀の周りには、政治や経済の拠点が集まります。神保町の古書店街や秋葉原の商業地など、旧来の地区もそれぞれの性格を保っています。

年表

  1. 1889年5月1日明治22年東京市が発足し、麹町区・神田区は東京市の区となった。種類:その他 出典:www.tokyo-23city.or.jp
  2. 1943年7月1日昭和18年東京都制の施行で東京府と東京市が廃止され、麹町区・神田区は東京都の区となった。種類:その他 出典:www.tokyo-23city.or.jp
  3. 1947年3月15日昭和22年麹町区・神田区が統合され、千代田区が発足した。種類:新設合併 出典:www.tokyo-23city.or.jp
  4. 1947年5月3日昭和22年地方自治法が施行され、千代田区が特別区となった。種類:その他 出典:www.tokyo-23city.or.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

千代田区1889〜今
東京市1889〜1920同じ名前の駅:東京駅

参考にした資料