今のつくば市
茨城県南部、筑波山の南に広がるまちです。北部には山麓の集落や田畑があり、平野部には大学や研究機関が集まる筑波研究学園都市があります。つくばエクスプレス沿線には市街地や住宅地が広がっています。研究施設が集まる街区と、旧町村から続く農村は、異なる景観を持ちながら同じ市域を構成しています。筑波山の自然や古い町並みも残り、学術研究と地域の歴史が重なるまちです。
今のつくば市の区域の人口は、2020年の国勢調査で241,656人です。今の区域で数えた1980年の127,402人とくらべると89.7%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は20.4%です。
主な産業:研究機関が集まり、米づくりや筑波山を中心とする観光も盛んです。
特産品・名産
- 筑波北条米筑波山麓の北条地区で育てる米
- つくばうどんつくばゆかりの食材を使った名物
- つくばワイン地域で作られるワイン
見どころ・祭り
- 筑波山登山や眺望を楽しめる山
- JAXA筑波宇宙センター宇宙開発の取り組みに触れる施設
- 平沢官衙遺跡古代の郡役所の跡が残る史跡
木ケヤキ花ホシザキユキノシタ鳥フクロウつくば市の木・花・鳥
つくば市のなりたち
つくば市(つくばし)は、茨城県県南地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、20の町村がありました。田井村・小田村・北条町・田水山村・葛城村・島名村・小野川村・真瀬村・旭村・上郷村・栗原村・栄村・九重村・作岡村・吉沼村・菅間村・大穂村・谷田部町・筑波町・茎崎村です。これらの町村が、10回の合併や編入を経て、今のつくば市になりました。
今の名前「つくば市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの20の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の茎崎村が約24km²だったのに対し、今のつくば市は約284km²と、およそ11.8倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は新治郡・稲敷郡・筑波郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、新治郡は2006年(平成18年)3月27日に廃止されました、筑波郡は2006年(平成18年)3月27日に廃止されました。
「つくば市」という名前
つくば市の名前は、地域の象徴である筑波山に結び付く「筑波」を、ひらがなで表したものです。1987年に大穂町・豊里町・谷田部町・桜村が合併してできた市の名前として採用されました。「筑波」という漢字の旧筑波町は、この時点では合併に加わらず、翌年に市へ編入されました。そのため、ひらがなの市名が生まれた日と、旧筑波町が市域に加わった日は異なります。
まちの成り立ち
つくば市は、筑波山麓の町村と、研究学園都市を含む平野部の町村が段階的にまとまったまちです。1889年には筑波町・北条町・谷田部町など、多くの町村が発足しました。昭和の合併では筑波町、大穂町、豊里町、谷田部町、桜村というまとまりが生まれ、南側には茎崎村が残りました。
大穂村と上郷村は1953年に町となりました。上郷町は1955年に旭村の一部と新設合併した後、豊里町へ改称しています。旭村の残りは大穂町との新設合併に加わりました。谷田部町も周辺村と新設合併し、真瀬村は一部が水海道市に移りました。桜村は栄村・九重村・栗原村の合併で生まれました。こうした分割や同名の新設合併を経て、合併前の町村の形が整いました。
1987年11月に大穂町・豊里町・谷田部町・桜村が新設合併し、つくば市が成立しました。筑波町は翌1988年1月に編入されました。茎崎村は1983年に茎崎町となり、2002年に市へ編入されています。研究学園都市として知られる市域は、段階的な合併でまとまりました。筑波山のふもとから南部まで、旧町村が積み重ねてきたまとまりを引き継いでいます。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、筑波町・菅間村・田井村・作岡村・小田村・北条町・田水山村・大穂村・吉沼村・旭村・栗原村・谷田部町・葛城村・島名村・小野川村・真瀬村・茎崎村・栄村・九重村・上郷村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1896年4月1日明治29年葛城村・大穂村・田水山村は新治郡から、小野川村は河内郡から筑波郡へ所属郡が変わり、茎崎村は河内郡から稲敷郡へ所属郡が変わった。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1953年4月1日昭和28年大穂村が町制を施行し、大穂町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1953年11月3日昭和28年上郷村が町制を施行し、上郷町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年2月1日昭和30年筑波町・北条町・小田村・田井村・田水山村が合併し、新たな筑波町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年3月31日昭和30年真瀬村の一部(老田淵・新右衛門新田・高須賀・鍋沼新田・高良田・真瀬の各一部)が水海道市に編入された。種類:分割 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年3月31日昭和30年谷田部町・島名村・葛城村・小野川村と真瀬村の残部が合併し、新たな谷田部町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年4月1日昭和30年上郷町と旭村の一部(高野・百家・酒丸・遠東・中東原新田・土田・沼崎・今鹿島)が合併し、新たな上郷町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年4月1日昭和30年上郷町が豊里町に改称された。種類:改称 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年4月1日昭和30年大穂町と旭村の残部が合併し、新たな大穂町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1955年7月22日昭和30年栄村・九重村・栗原村が合併し、桜村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1956年9月30日昭和31年吉沼村の一部(大砂・西高野・牛縊)が豊里町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1956年9月30日昭和31年作岡村が筑波町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1956年9月30日昭和31年吉沼村の残部が大穂町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1957年7月1日昭和32年菅間村が筑波町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1983年1月1日昭和58年茎崎村が町制を施行し、茎崎町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1987年11月30日昭和62年大穂町・豊里町・谷田部町・桜村が合併し、市制を施行してつくば市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 1988年1月31日昭和63年筑波町がつくば市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
- 2002年11月1日平成14年茎崎町がつくば市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。