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つくばみらい市つくばみらいし

1920年には11の町村だった区域が、5回の合併・編入を経て、今のつくばみらい市になりました。

11町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今のつくばみらい市

茨城県南部、小貝川の流域にあるまちです。川沿いには水田が広がり、台地には集落や住宅地があります。つくばエクスプレスのみらい平駅周辺には新しい市街地が広がり、関東鉄道常総線の小絹駅も地域の交通を支えています。福岡堰の周辺には桜並木があり、川と農地がつくる景観が見られます。旧伊奈町と旧谷和原村の農村地域に、鉄道沿線の住宅地が加わり、異なる時期のまちづくりが重なっています。

今のつくばみらい市の区域の人口は、2020年の国勢調査で49,872人です。今の区域で数えた1980年の32,917人とくらべると51.5%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は27.6%です。

49,872人人口(2020年)
+51.5%1980年からの増減
79km²面積(概算)
631人/km²人口密度
27.6%65歳以上の割合
49,8721980199020052020
15歳未満 15.4%15〜64歳 57.0%65歳以上 27.6%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:米やトマト、巨峰などの農業と、鉄道沿線の住宅地が地域を支えています。

特産品・名産

  • トマトまっ赤なトマトっ娘の名で出荷される
  • 巨峰川沿いの肥沃な土地で育つぶどう
  • 米地域の水田で育つ農産物

見どころ・祭り

  • 福岡堰春には堤に桜並木が広がる
  • 間宮林蔵記念館探検家ゆかりの歴史を紹介する
  • 板橋不動尊歴史ある本堂や三重塔が残る

木サクラ花ナノハナ鳥ヒバリつくばみらい市の木・花・鳥

つくばみらい市のなりたち

つくばみらい市(つくばみらいし)は、茨城県県南地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、11の町村がありました。鹿島村・長崎村・小張村・豊村・三島村・谷井田村・久賀村・福岡村・十和村・小絹村・板橋村です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今のつくばみらい市になりました。

今の名前「つくばみらい市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの11の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の板橋村が約15km²だったのに対し、今のつくばみらい市は約79km²と、およそ5.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は北相馬郡・筑波郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、筑波郡は2006年(平成18年)3月27日に廃止されました。

111920年の町村の数
5回合併・編入の回数
79km²今の面積
2006年いちばん新しい合併

「つくばみらい市」という名前

つくばみらい市の名は、2006年に伊奈町と谷和原村が合併して生まれた市の名前です。旧町村の名を連ねるのではなく、「つくば」と「みらい」を組み合わせた新しい名前になりました。市の公式サイトには、新市の名称を募集し、合併協議会で検討した経緯が残されています。隣接するつくば市とは別の自治体で、伊奈と谷和原の二つの系譜を引き継いでいます。

まちの成り立ち

つくばみらい市は、伊奈町と谷和原村の二つの系譜を合わせたまちです。1889年には小張村・豊村・三島村・谷井田村・板橋村・久賀村のほか、鹿島村・長崎村・十和村・福岡村・小絹村が発足しました。長崎村と小絹村は当初北相馬郡に属し、郡境を越えたつながりも現在の市域に含まれています。

1938年に鹿島村と長崎村が合併して谷原村となりました。1954年には小張村・豊村・谷井田村・三島村が合併し、伊奈村が生まれました。翌年には久賀村の足高・東栗山・城中が伊奈村に入り、板橋村も編入されました。一方、谷原村・十和村・福岡村・小絹村は1955年に谷和原村を作りました。谷和原村の川又は、その後すぐ水海道市へ移っています。久賀村の足高・東栗山・城中は伊奈村へ移り、残る区域は藤代町に加わりました。

伊奈村は1985年に伊奈町となりました。伊奈町と谷和原村は2006年に新設合併し、つくばみらい市が成立しました。町と村が対等に新しい市を作った形です。小張や谷井田、小絹などの地名には旧村名が残り、伊奈と谷和原は平成の合併までそれぞれ自治体として歩みました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、板橋村・小張村・豊村・三島村・谷井田村・久賀村・福岡村・十和村・小絹村・鹿島村・長崎村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1896年4月1日明治29年長崎村の所属郡が北相馬郡から筑波郡に変わった。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  3. 1938年4月17日昭和13年鹿島村と長崎村が合併し、谷原村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
  4. 1954年7月1日昭和29年小張村・豊村・谷井田村・三島村が合併し、伊奈村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
  5. 1955年2月21日昭和30年久賀村の一部(足高・東栗山・城中)が伊奈村に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
  6. 1955年3月1日昭和30年谷原村・十和村・福岡村・小絹村が合併し、谷和原村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
  7. 1955年3月31日昭和30年谷和原村の一部(川又)が水海道市に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
  8. 1955年6月10日昭和30年板橋村が伊奈村に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
  9. 1985年4月1日昭和60年伊奈村が町制を施行し、伊奈町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
  10. 2006年3月27日平成18年伊奈町と谷和原村が合併し、市制を施行してつくばみらい市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

つくばみらい市2006〜今
伊奈村→伊奈町1954〜2006
板橋村1889〜1955
久賀村1889〜1955
小張村1889〜1954
豊村1889〜1954
三島村1889〜1954
谷井田村1889〜1954
谷和原村1955〜2006
福岡村1889〜1955
十和村1889〜1955
小絹村1889〜1955
谷原村1938〜1955
鹿島村1889〜1938
長崎村1889〜1938

参考にした資料