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田村市たむらし

1920年には12の町村だった区域が、4回の合併・編入を経て、今の田村市になりました。

12町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の田村市

福島県の中通り中部にあり、最も東に位置して浜通りとの結び目にあたる市です。全体の約62パーセントが山林の中山間地で、阿武隈高地が南北に走ります。あぶくま洞などの鍾乳洞があり、日本標準時の電波を送るおおたかどや山標準電波送信所も市内にあります。エゴマの栽培などが行われています。2005年に5つの町村が合併して生まれました。

今の田村市の区域の人口は、2020年の国勢調査で35,169人です。今の区域で数えた1980年の48,932人とくらべると28.1%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は36.0%です。

35,169人人口(2020年)
−28.1%1980年からの増減
466.2km²面積(概算)
75人/km²人口密度
36.0%65歳以上の割合
48,9321980199020052020
15歳未満 10.4%15〜64歳 53.6%65歳以上 36.0%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:エゴマやピーマンなどの農業が営まれています。

特産品・名産

  • エゴマ市内で栽培が盛んな作物
  • ピーマン市の特産品に挙げられている
  • かりんとう饅頭市内の老舗菓子店が発祥とされる

見どころ・祭り

  • あぶくま洞滝根にある鍾乳洞
  • 入水鍾乳洞市内の鍾乳洞
  • 星の村天文台市内の天文台
  • おおたかどや山標準電波送信所日本標準時の電波を送信する

木なら花つつじ鳥うぐいす田村市の木・花・鳥

田村市のなりたち

田村市(たむらし)は、福島県県中地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、12の町村がありました。山根村・移村・瀬川村・美山村・文珠村・芦沢村・七郷村・都路村・常葉町・片曽根村・大越村・滝根村です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の田村市になりました。

今の名前「田村市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの12の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の都路村が約128km²だったのに対し、今の田村市は約466km²と、およそ3.7倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は田村郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧大越村の区域には大越駅(磐越東線)があります。

121920年の町村の数
4回合併・編入の回数
466km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「田村市」という名前

田村市の名の由来は、はっきりしていません。2005年(平成17年)3月1日に、田村郡の滝根町・大越町・都路村・常葉町・船引町の5町村が新設合併して、田村市が発足しました。田村郡には、今も三春町と小野町があります。

まちの成り立ち

福島県の中通りの中部、最も東にあり、浜通りとの結び目にあたる市です。全体の約62パーセントを山林が占める中山間地で、阿武隈高地が南北に走ります。1889年(明治22年)の町村制で、この地域には常葉村・山根村・片曽根村・移村・大越村・滝根村・都路村などが発足しました。常葉村は1898年(明治31年)に町制を施行しています。1934年(昭和9年)に片曽根村が町制を施行して船引町に、1940年に滝根村が滝根町に、1942年に大越村が大越町になりました。1955年(昭和30年)2月1日には常葉町と山根村が合併して新しい常葉町となり、同年4月1日には、船引町・移村・瀬川村・美山村・文珠村・芦沢村と七郷村の一部が合併して新しい船引町が生まれました。七郷村の残りは大越町に入っています。1957年と1963年には、三春町との間で旧要田村の一部の区域が移っています。平成の大合併では、2005年(平成17年)3月1日に、田村郡の滝根町・大越町・都路村・常葉町・船引町の5町村が合併して、田村市が発足しました。2011年(平成23年)3月の福島第一原子力発電所の事故では、都路地区の一部に避難指示が出されましたが、2014年(平成26年)4月1日に、市内の避難指示はすべて解除されました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、田村郡に常葉村・芦沢村・七郷村・滝根村・大越村・山根村・都路村・片曽根村・美山村・移村・瀬川村・文珠村・要田村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1898年7月6日明治31年常葉村が町制を施行し、常葉町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1934年4月1日昭和9年片曽根村が町制を施行するとともに改称し、船引町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1940年4月1日昭和15年滝根村が町制を施行し、滝根町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1942年2月8日昭和17年大越村が町制を施行し、大越町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1955年2月1日昭和30年常葉町と山根村が合併し、改めて常葉町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1955年4月1日昭和30年船引町・芦沢村・美山村・移村・瀬川村・文珠村と七郷村の一部(堀越・遠山沢・永谷・椚山・角沢)が合併し、改めて船引町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1955年4月1日昭和30年七郷村の残り(牧野・栗出)が大越町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  9. 1955年4月1日昭和30年要田村が三春町・御木沢村・中妻村・中郷村・沢石村と合併し、改めて三春町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1957年3月31日昭和32年三春町の一部(荒和田・笹山と熊耳・南成田の一部)が船引町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  11. 1963年9月1日昭和38年船引町の一部(荒和田・笹山・要田の各一部)が三春町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  12. 2005年3月1日平成17年田村郡の大越町・滝根町・常葉町・船引町・都路村が合併し、田村市が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

田村市2005〜今
都路村1889〜2005
常葉町1898〜2005
山根村1889〜1955
片曽根村→船引町1889〜2005
移村1889〜1955
瀬川村1889〜1955
美山村1889〜1955
文珠村1889〜1955
芦沢村1889〜1955
七郷村1889〜1955
大越村→大越町1889〜2005同じ名前の駅:大越駅
滝根村→滝根町1889〜2005

参考にした資料