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二本松市にほんまつし

1920年には16の町村だった区域が、6回の合併・編入を経て、今の二本松市になりました。

16町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の二本松市

福島県中通り北部にある市で、福島県を代表する城下町のひとつです。西の市境近くに安達太良山がそびえ、岳温泉などの温泉地が点在します。東部の市街地付近を阿武隈川が北へ流れます。二本松城跡は霞ヶ城公園として桜の名所になり、秋には菊人形展が開かれ「菊の城下町」と呼ばれます。県内では日本酒造りの盛んな地域で、伝統家具の産地でもあります。

今の二本松市の区域の人口は、2020年の国勢調査で53,557人です。今の区域で数えた1980年の66,709人とくらべると19.7%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は34.6%です。

53,557人人口(2020年)
−19.7%1980年からの増減
351km²面積(概算)
153人/km²人口密度
34.6%65歳以上の割合
67,2691980199020052020
15歳未満 10.8%15〜64歳 54.6%65歳以上 34.6%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:二本松伝統家具、日本酒の醸造、製造業が行われています。

特産品・名産

  • 二本松伝統家具二本松城の改修を機に始まった家具
  • 日本酒市内に複数の酒蔵がある
  • 二本松の菊人形毎年秋に開かれる菊人形展

見どころ・祭り

  • 二本松城(霞ヶ城)国の史跡で日本100名城のひとつ
  • 霞ヶ城公園日本さくら名所100選
  • 岳温泉安達太良山の麓の温泉地
  • 二本松提灯祭り毎年10月に行われる秋祭り

木サクラ花キク鳥ウグイス二本松市の木・花・鳥

二本松市のなりたち

二本松市(にほんまつし)は、福島県県北地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、16の町村がありました。太田村・小浜町・旭村・新殿村・木幡村・針道村・戸沢村・渋川村・上川崎村・油井村・塩沢村・岳下村・大平村・杉田村・石井村・二本松町です。これらの町村が、6回の合併や編入を経て、今の二本松市になりました。

今の名前「二本松市」は、1920年にあった二本松町の名前を受け継いでいます。ほかの15の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は安達郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧杉田村の区域には杉田駅(東北本線)があります。

161920年の町村の数
6回合併・編入の回数
351km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「二本松市」という名前

地名の由来は、旅人の目印になった二本の松があったからだとされます。ほかに、古い城の四本松城から二本の松を移し植えたからだとする説もあります。江戸時代の二本松城は二本松藩の政庁で、町はその城下町として栄えました。1889年(明治22年)の二本松町、1958年(昭和33年)の二本松市と、名前は今まで受けつがれています。

まちの成り立ち

福島県中通り北部にある、城下町の市です。江戸時代は二本松藩の政庁だった二本松城があり、城下町として栄えました。毎年10月には、各町内の太鼓台に提灯をつけて曳き回す提灯祭りが開かれます。

1889年(明治22年)4月1日の町村制で、安達郡二本松町と、まわりの塩沢村・岳下村・小浜村・木幡村・油井村などの村が生まれました。小浜村は1901年(明治34年)に町となりました。

昭和の大合併では、1955年(昭和30年)1月1日に二本松町・石井村・大平村・塩沢村・杉田村・岳下村が合併して、改めて二本松町が発足しました。同じ日に、油井村・渋川村・上川崎村で安達村が、小浜町・新殿村・旭村で岩代町が、木幡村・針道村・戸沢村で東和村が生まれました。太田村は分かれて、一部が岩代町、残りが東和村に入りました。下川崎村は松川町に編入されましたが、その一部はのちに安達村に移っています。

二本松町は1958年(昭和33年)10月1日に市制を施行して二本松市となりました。安達村と東和村は1960年(昭和35年)に町となりました。2005年(平成17年)12月1日、二本松市と安達町・岩代町・東和町が合併して、新しい二本松市が発足しました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、安達郡二本松町が単独で町制を施行した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、安達郡に塩沢村・岳下村・杉田村・石井村・大平村・油井村・渋川村・上川崎村・下川崎村・小浜村・新殿村・旭村・太田村・木幡村・針道村・戸沢村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1901年8月14日明治34年安達郡小浜村が町制を施行し、小浜町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1955年1月1日昭和30年安達郡太田村の一部(上太田の一部)が小浜町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  5. 1955年1月1日昭和30年安達郡の二本松町・塩沢村・岳下村・杉田村・石井村・大平村が合併し、改めて二本松町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  6. 1955年1月1日昭和30年安達郡の油井村・渋川村・上川崎村が合併し、安達村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1955年1月1日昭和30年安達郡の小浜町・新殿村・旭村が合併し、岩代町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1955年1月1日昭和30年安達郡の木幡村・針道村・戸沢村と太田村の残りの区域が合併し、東和村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1955年3月31日昭和30年安達郡下川崎村が信夫郡松川町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  10. 1957年7月1日昭和32年信夫郡松川町の一部(下川崎の一部)が安達村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  11. 1958年8月1日昭和33年信夫郡松川町の一部が安達村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  12. 1958年10月1日昭和33年二本松町が市制を施行し、二本松市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
  13. 1960年2月1日昭和35年安達郡安達村が町制を施行し、安達町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  14. 1960年4月1日昭和35年安達郡東和村が町制を施行し、東和町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  15. 2005年12月1日平成17年二本松市と安達郡の安達町・岩代町・東和町が合併し、改めて二本松市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.fukushima.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

二本松町→二本松市1889〜今
岩代町1955〜2005
太田村1889〜1955
小浜町1901〜1955
旭村1889〜1955
新殿村1889〜1955
東和村→東和町1955〜2005
木幡村1889〜1955
針道村1889〜1955
戸沢村1889〜1955
安達村→安達町1955〜2005同じ名前の駅:安達駅
渋川村1889〜1955
上川崎村1889〜1955
油井村1889〜1955
塩沢村1889〜1955
岳下村1889〜1955
大平村1889〜1955
杉田村1889〜1955同じ名前の駅:杉田駅
石井村1889〜1955

参考にした資料