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猪苗代町いなわしろまち

1920年には8の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今の猪苗代町になりました。

8町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の猪苗代町

福島県の会津地方にあり、猪苗代湖の北岸に面した町です。北西には磐梯山がそびえ、東・西・北は山々に囲まれています。日本海側に近い気候で、冬の積雪は1〜2mになります。湖水浴やスキー、温泉などの観光が盛んで、そばや花の栽培も行われます。医師で細菌学者の野口英世が生まれた町としても知られます。活火山を3つ抱える自治体です。

今の猪苗代町の区域の人口は、2020年の国勢調査で13,552人です。今の区域で数えた1980年の19,717人とくらべると31.3%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は39.7%です。

13,552人人口(2020年)
−31.3%1980年からの増減
402.1km²面積(概算)
34人/km²人口密度
39.7%65歳以上の割合
19,7171980199020052020
15歳未満 10.5%15〜64歳 49.8%65歳以上 39.7%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:観光とそば・花の栽培が盛んで、湖畔はリゾート地として知られます。

特産品・名産

  • そば米の転作作物として栽培が盛ん
  • 磐梯トマト特産品に挙げられる野菜
  • 笹だんご特産品に挙げられる郷土菓子

見どころ・祭り

  • 猪苗代湖町の南に広がる湖
  • 野口英世記念館野口英世の生家などを紹介
  • 猪苗代城跡亀ヶ城とも呼ばれる県指定史跡
  • 磐梯山町の北西にそびえる活火山
  • 福島県迎賓館重要文化財に指定されている

木ナナカマド花サギソウ鳥ハクチョウ猪苗代町の木・花・鳥

猪苗代町のなりたち

猪苗代町(いなわしろまち)は、福島県会津地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、8の町村がありました。磐瀬村・磐保村・吾妻村・翁島村・千里村・月輪村・長瀬村・猪苗代町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の猪苗代町になりました。

今の名前「猪苗代町」は、1920年にあった猪苗代町の名前を受け継いでいます。ほかの7の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の猪苗代町が約29km²だったのに対し、今の猪苗代町は約402km²と、およそ14.0倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は耶麻郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧翁島村の区域には翁島駅(磐越西線)があります。

81920年の町村の数
3回合併・編入の回数
402km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「猪苗代町」という名前

「いなわしろ」と読みます。由来ははっきりしていません。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、耶麻郡に猪苗代町が成立しました。町内には、鎌倉時代の初めに猪苗代経連が築いたとされる猪苗代城があり、以後約400年にわたり猪苗代氏がこの地を治めました。

まちの成り立ち

猪苗代湖の北岸にある町です。948年(天暦2年)に小平潟天満宮が建てられたと伝わります。鎌倉時代の初めに猪苗代経連が猪苗代城を築き、それから約400年のあいだ猪苗代氏がこの地を治めました。1589年(天正17年)には、伊達政宗と蘆名義広が摺上原で戦っています。

1889年(明治22年)4月1日の町村制で、耶麻郡猪苗代町と、まわりの磐瀬村・磐保村・千里村・吾妻村・長瀬村・月輪村・翁島村が発足しました。1941年(昭和16年)に磐瀬村と磐保村が猪苗代町に加わりました。昭和の大合併では、1955年(昭和30年)3月1日に猪苗代町・千里村・吾妻村・月輪村・翁島村が合併して改めて猪苗代町が発足し、同じ年の7月20日に長瀬村が編入されて今の町域になりました。

町の南には猪苗代湖が広がり、北西には磐梯山がそびえます。明治の末から大正にかけて、湖畔に皇族の別邸が建てられました。野口英世の生まれた町でもあり、町内には猪苗代城跡や、会津藩主保科正之をまつる土津神社があります。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、耶麻郡猪苗代町が単独で町制を施行した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、耶麻郡に磐瀬村・磐保村・千里村・吾妻村・長瀬村・月輪村・翁島村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1941年4月1日昭和16年耶麻郡の磐瀬村・磐保村が猪苗代町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  4. 1955年3月1日昭和30年耶麻郡の猪苗代町・千里村・吾妻村・月輪村・翁島村が合併し、改めて猪苗代町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  5. 1955年7月20日昭和30年耶麻郡長瀬村が猪苗代町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

猪苗代町1889〜今
長瀬村1889〜1955
吾妻村1889〜1955
翁島村1889〜1955同じ名前の駅:翁島駅
千里村1889〜1955
月輪村1889〜1955
磐瀬村1889〜1941
磐保村1889〜1941

参考にした資料