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矢吹町やぶきまち

1920年には4の町村だった区域が、1回の合併・編入を経て、今の矢吹町になりました。

4町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の矢吹町

福島県中通り南部、西白河郡にある町です。なだらかな平地が広がり、町の面積の半分以上が農地です。阿武隈川や隈戸川、泉川が流れます。古くは奥州街道と棚倉街道の追分で、宿場町でした。矢吹ヶ原の開拓で知られ、日本三大開拓地のひとつとされます。町内には多くの古墳や遺跡があります。あゆり公園には、千葉市から譲り受けた大賀ハスの生育地があります。

今の矢吹町の区域の人口は、2020年の国勢調査で17,287人です。今の区域で数えた1980年の17,578人とくらべると1.7%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は31.4%です。

17,287人人口(2020年)
−1.7%1980年からの増減
61.2km²面積(概算)
282人/km²人口密度
31.4%65歳以上の割合
19,0751980199020052020
15歳未満 12.3%15〜64歳 56.3%65歳以上 31.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:農業が中心で、日本酒の醸造や工場の製造業もあります。

特産品・名産

  • 米矢吹の米は町の特産に挙げられる
  • 日本酒「開拓のうた」町のオリジナル日本酒
  • 招福くるみ餅みそ味の餅にくるみ餡が入る菓子

見どころ・祭り

  • あゆり公園(大池公園)散策者が訪れる憩いの公園
  • あゆり温泉アルカリ性単純温泉と温水プール
  • 鬼穴古墳群町内に点在する古墳群のひとつ
  • 滝八幡三十三観音磨崖仏群町内にある磨崖仏

木アカマツ花シュンラン鳥キジ矢吹町の木・花・鳥

矢吹町のなりたち

矢吹町(やぶきまち)は、福島県県南地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、4の町村がありました。広戸村・三神村・中畑村・矢吹町です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の矢吹町になりました。

今の名前「矢吹町」は、1920年にあった矢吹町の名前を受け継いでいます。ほかの3の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の矢吹町が約16km²だったのに対し、今の矢吹町は約61km²と、およそ3.8倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は岩瀬郡・西白河郡に属していました。

41920年の町村の数
1回合併・編入の回数
61km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「矢吹町」という名前

康平年間(1058〜1065年)に八幡太郎義家が後三年の役に勝って帰る途中、この地に八幡の社を建て、矢柄で屋根を葺いたことから「屋葺」と呼ばれたと伝えられます。この矢吹神社の名から、のちに矢吹村となったとされています。「矢葺姓・矢吹姓」の発祥の地ともいわれます。

まちの成り立ち

福島県中通り南部、西白河郡の町です。古くは奥州街道と棚倉街道が分かれる追分にあたる交通の要所で、矢吹宿や中畑新田宿などの宿場がありました。

1889年(明治22年)4月1日の町村制で、西白河郡に矢吹村・中畑村・三神村が、岩瀬郡に広戸村が生まれました。矢吹村は1903年(明治36年)12月1日に町制を施行して矢吹町となりました。1951年(昭和26年)には三神村の一部が矢吹町に入っています。

昭和の大合併では、1955年(昭和30年)3月31日に矢吹町・中畑村・三神村と、岩瀬郡広戸村の柿之内などの区域が合併し、改めて矢吹町が発足しました。

行方野と呼ばれた荒れ野は、明治の中ごろに岩瀬御料地に御猟場が開かれてから、矢吹ヶ原と呼ばれるようになったといわれます。太平洋戦争の末期には熊谷陸軍飛行学校の矢吹分校があり、飛行場のまわりが爆撃を受けました。戦後は矢吹ヶ原の開拓が進み、町は日本三大開拓地のひとつとされています。町内には鬼穴古墳群など多くの古墳や遺跡があります。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、西白河郡に矢吹村(矢吹村・中畑新田村・大和久村)・中畑村・三神村が、岩瀬郡に広戸村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1903年12月1日明治36年西白河郡矢吹村が町制を施行し、矢吹町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1951年4月1日昭和26年西白河郡三神村の一部が矢吹町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  4. 1955年3月31日昭和30年西白河郡の矢吹町・中畑村・三神村と岩瀬郡広戸村の一部(柿之内と小川・高林の一部)が合併し、改めて矢吹町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

矢吹町1903〜今
広戸村1889〜1955
三神村1889〜1955
中畑村1889〜1955

参考にした資料