福島県 › 金山町

金山町かねやままち

1920年には5の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の金山町になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の金山町

福島県の会津地方西部にあり、新潟県と県境を接する大沼郡の町です。町内を只見川が流れ、周りを山に囲まれています。沼沢湖は、県内でヒメマスが生息する唯一の湖です。川沿いにはダムなどの水力発電施設が点在します。山間地を生かした製茶や養蚕、林業が営まれてきました。近年は赤カボチャを地場産品として育てています。

今の金山町の区域の人口は、2020年の国勢調査で1,862人です。今の区域で数えた1980年の4,790人とくらべると61.1%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は60.9%です。

1,862人人口(2020年)
−61.1%1980年からの増減
299km²面積(概算)
6人/km²人口密度
60.9%65歳以上の割合
4,7901980199020052020
15歳未満 4.8%15〜64歳 34.3%65歳以上 60.9%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:水稲を中心とした農業と林業が営まれ、水力発電施設があります。

特産品・名産

  • 赤カボチャ「奥会津金山赤カボチャ」と呼ばれる特産
  • エゴマ里で栽培される農作物
  • そば海抜500〜600mで生産される

見どころ・祭り

  • 沼沢湖県内で唯一ヒメマスが生息する湖
  • 横田中丸城跡山ノ内氏ゆかりの史跡
  • 奥会津水力館「みお里」只見川の水力発電を紹介する施設

木キリ花コブシ鳥カッコウ金山町の木・花・鳥

金山町のなりたち

金山町(かねやままち)は、福島県会津地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。大滝村・本名村・川口村・横田村・沼沢村です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の金山町になりました。

今の名前「金山町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの5の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の沼沢村が約70km²だったのに対し、今の金山町は約299km²と、およそ4.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は大沼郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧本名村の区域には本名駅(会津鉄道 会津線)があります。

51920年の町村の数
2回合併・編入の回数
299km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「金山町」という名前

町名の「金山」は、1955年(昭和30年)3月31日に大沼郡の沼沢村・川口村・本名村・横田村が合わさって金山村が生まれたときに名づけられたものです。どうしてこの名に決まったのか、由来ははっきりしていません。金山村は1958年(昭和33年)4月1日に町制を施行し、金山町になりました。

まちの成り立ち

福島県の会津地方西部にあり、新潟県と境を接する山あいの町です。先史時代から人の暮らしがあり、縄文や弥生の遺跡が見つかっています。室町時代には会津四家に数えられる山ノ内氏勝がおり、横田中丸城などの史跡が残ります。江戸時代は天領で、「南山御蔵入」と呼ばれた地域に入っていました。

1889年(明治22年)4月1日の町村制で、大沼郡に沼沢村・川口村・本名村・横田村・大滝村が生まれました。1940年(昭和15年)4月1日に横田村と大滝村が合併し、改めて横田村が発足しました。

昭和の大合併では、1955年(昭和30年)3月31日に沼沢村・川口村・本名村・横田村が合併して金山村が発足しました。1958年(昭和33年)4月1日に町制を施行して、金山町となりました。

町の伝統的な産業は、山間地を生かした製茶や養蚕と製糸、川の水産業、鉱業でした。只見川沿いにはダムなどの水力発電施設が点在し、東北電力の奥会津水力館があります。近年は赤カボチャを地場産品として育てています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、大沼郡に沼沢村・川口村・本名村・横田村・大滝村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1940年4月1日昭和15年大沼郡の横田村・大滝村が合併し、改めて横田村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  3. 1955年3月31日昭和30年大沼郡の沼沢村・川口村・本名村・横田村が合併し、金山村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1958年4月1日昭和33年大沼郡金山村が町制を施行し、金山町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

沼沢村→金山村→金山町1889〜今
本名村1889〜1955同じ名前の駅:本名駅
川口村1889〜1955
横田村1889〜1955
大滝村1889〜1940

参考にした資料