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昭和村しょうわむら

1920年には2の町村だった区域が、1回の合併・編入を経て、今の昭和村になりました。

2町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の昭和村

福島県の会津地方のほぼ中央にある村です。標高1,000メートル級の山々に囲まれ、冬は雪が多い特別豪雪地帯です。夏は涼しく、カスミソウの産地になっています。カラムシ(苧麻)を作る本州唯一の村で、その糸で織るからむし織が受け継がれています。日本で最も美しい村連合にも加盟しています。冬の積雪は2メートルに達することもあります。

今の昭和村の区域の人口は、2020年の国勢調査で1,246人です。今の区域で数えた1980年の2,629人とくらべると52.6%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は55.6%です。

1,246人人口(2020年)
−52.6%1980年からの増減
212.7km²面積(概算)
6人/km²人口密度
55.6%65歳以上の割合
2,6291980199020052020
15歳未満 5.3%15〜64歳 39.1%65歳以上 55.6%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:カスミソウの栽培とカラムシ(苧麻)の生産、からむし織が特色です。

特産品・名産

  • 奥会津昭和からむし織カラムシの繊維で織る伝統的工芸品
  • カスミソウ夏秋期の生産量が日本一とされる
  • カラムシ(苧麻)村で栽培される繊維原料

見どころ・祭り

  • 道の駅からむし織の里しょうわ織姫交流館やからむし工芸博物館がある
  • 駒止湿原国の天然記念物に指定されている
  • 矢ノ原湿原村内にある湿原
  • 昭和温泉村内にある温泉施設

木ヒメコマツ花サユリ鳥ヤマガラ昭和村の木・花・鳥

昭和村のなりたち

昭和村(しょうわむら)は、福島県会津地方の村です。今の村の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。野尻村・大芦村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の昭和村になりました。

今の名前「昭和村」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの2の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の大芦村が約140km²だったのに対し、今の昭和村は約213km²と、およそ1.5倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は大沼郡に属していました。

21920年の町村の数
1回合併・編入の回数
213km²今の面積
1927年いちばん新しい合併

「昭和村」という名前

昭和村の名は、年号の「昭和」にちなんでいます。村が生まれたのは昭和に入ってまもない1927年(昭和2年)11月で、大芦村と野尻村が合併したときに、当時の年号にあやかって名付けられました。新しい村の名には、二つの村の名を使わず、年号を選びました。同じ名の自治体は、群馬県にも昭和村があります。

まちの成り立ち

福島県の会津地方のほぼ中央にある村です。周りを標高1,000メートル級の山々に囲まれた農山村で、冬は雪が多く、特別豪雪地帯に指定されています。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、野尻村と大芦村が発足しました。1927年(昭和2年)11月23日に、この二つの村が合併して、大沼郡昭和村が生まれました。合併の際に新しい村名として、できたばかりの年号「昭和」が選ばれています。その後、周りの町村との合併は行わず、村の区域は今も、旧大芦村と旧野尻村を合わせた範囲です。会津地方の中央にあり、只見線の会津川口駅や会津鉄道の会津田島駅が最寄りの駅になります。村内に鉄道は通っていません。夏でも涼しい気候を生かして、カスミソウの栽培が盛んで、栽培する農家は2021年時点で52戸とされます。またカラムシ(苧麻)の産地で、その繊維で織る昭和からむし織は、国の伝統的工芸品に指定されています。2020年(令和2年)には、村が免許人となって、ラジオの難聴を解消する中継局を村内9か所に設けました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、大沼郡に野尻村と大芦村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1927年11月23日昭和2年野尻村と大芦村が合併し、昭和村が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

昭和村1927〜今
野尻村1889〜1927
大芦村1889〜1927

参考にした資料