埼玉県 › 越谷市

越谷市こしがやし

1920年には10の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の越谷市になりました。

10町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の越谷市

埼玉県南東部にある、川の流れと関わりの深いまちです。元荒川や中川などが市内を流れ、日光街道の越ヶ谷・大沢の宿場を背景に市街地が発展しました。周辺の農村を合わせて現在の市域ができ、住宅地や商業地も広がっています。桜井、新方、蒲生などの名前に旧町村の面影が残ります。市の木はケヤキ、花はキク、鳥はシラコバトに指定されています。

今の越谷市の区域の人口は、2020年の国勢調査で341,621人です。今の区域で数えた1980年の223,241人とくらべると53.0%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は25.5%です。

341,621人人口(2020年)
+53.0%1980年からの増減
60.24km²面積(国土地理院)
5,671人/km²人口密度
25.5%65歳以上の割合
341,6211980199020052020
15歳未満 12.8%15〜64歳 61.7%65歳以上 25.5%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:ひな人形やだるま、桐たんすなどの伝統的な手工芸品を生産しています。

特産品・名産

  • 越谷だるま市内で受け継がれる伝統工芸品
  • 越谷ひな人形市内で製作される節句の人形
  • 越谷桐たんす桐を使って作る伝統的な家具

見どころ・祭り

  • 日本庭園 花田苑池や竹林のある日本庭園
  • キャンベルタウン野鳥の森姉妹都市から贈られた鳥や動物を飼育
  • こしがや能楽堂屋外能舞台を備える日本文化の施設

木ケヤキ花キク鳥シラコバト越谷市の木・花・鳥

越谷市のなりたち

越谷市(こしがやし)は、埼玉県東部地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、10の町村がありました。桜井村・大袋村・新方村・荻島村・大沢町・増林村・越ケ谷町・出羽村・大相模村・蒲生村です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の越谷市になりました。

今の名前「越谷市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの10の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の増林村が約9km²だったのに対し、今の越谷市は約60km²と、およそ6.7倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は南埼玉郡に属していました。

101920年の町村の数
2回合併・編入の回数
60km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「越谷市」という名前

「越谷」の「コシ」は山や丘のふもと、「ヤ」は湿地などの低い土地を指すとされています。1954年、越ヶ谷町や大沢町など10町村が合併した際、新しい町は「越谷町」となりました。旧町の「越ヶ谷」と、新町の「越谷」は表記が異なります。1958年に市制を施行し、現在の市名になっています。

まちの成り立ち

1889年4月1日の町村制で、現在の市域に関係する地域には越ヶ谷町・大沢町・桜井村・新方村・増林村・大袋村・荻島村・出羽村・蒲生村・大相模村と川柳村が置かれました。越ヶ谷と大沢は日光街道の宿場として発展した町で、その周囲には川沿いの農村が広がっていました。

1954年11月3日、越ヶ谷町・大沢町と、桜井村・新方村・増林村・大袋村・荻島村・出羽村・蒲生村・大相模村の2町8村が合併し、越谷町が生まれました。市章の外側に並ぶ10個の輪も、この10町村を表しています。川柳村は1955年8月にいったん草加町へ編入されましたが、同年11月3日、伊原・上谷・麦塚が越谷町へ移りました。旧川柳村のうち青柳・柿木などは草加側に残っており、一つの旧村が二つの市に分かれる経過をたどっています。

1958年11月3日、越谷町は市制を施行しました。桜井・新方・増林・大袋・荻島・出羽・蒲生・大相模などの名前は、現在も地区の呼び名として使われています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、越ヶ谷町・大沢町・桜井村・新方村・増林村・大袋村・荻島村・出羽村・蒲生村・大相模村・川柳村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1954年11月3日昭和29年越ヶ谷町・大沢町・桜井村・新方村・増林村・大袋村・荻島村・出羽村・蒲生村・大相模村が合併し、越谷町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
  3. 1955年8月1日昭和30年川柳村が草加町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.saitama.lg.jp
  4. 1955年11月3日昭和30年草加町の伊原・上谷・麦塚が越谷町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.saitama.lg.jp
  5. 1958年11月3日昭和33年越谷町が市制を施行し、越谷市となった。種類:市制施行 出典:www.pref.saitama.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

越谷町→越谷市1954〜今
桜井村1889〜1954
大袋村1889〜1954
新方村1889〜1954
荻島村1889〜1954
大沢町1889〜1954
増林村1889〜1954
越ケ谷町1889〜1954
出羽村1889〜1954
大相模村1889〜1954
蒲生村1889〜1954

参考にした資料