11900〜1901年
開業
1900年から1901年にかけて、根室本線の約251kmの線路が開業した。富良野・金山・鹿越・庶路・白糠などの駅が、このころ開業している。
路線クロニクル
根室本線は、北海道の滝川から富良野、帯広、釧路を経て、根室に至る長い路線である。北海道の中央部から東のはしまで、広い大地を結ぶ。
北海道の開拓が進むなか、道央と十勝・釧路・根室をつなぐ鉄道が求められ、根室本線は1900年ごろから順に開業していった。富良野付近や釧路付近などが先に開通し、十勝地方の開発に役立った。
その後、滝川から富良野への区間が大正時代にできて、全体がつながった。石炭や農産物、木材を運ぶ大動脈として働いた。国鉄分割民営化後は、JR北海道の路線となった。
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11900〜1901年
1900年から1901年にかけて、根室本線の約251kmの線路が開業した。富良野・金山・鹿越・庶路・白糠などの駅が、このころ開業している。
21913〜1921年
1913年から1921年にかけて、約192kmの線路が開業した。島ノ下・平岸・野花南・赤平・下金山などの駅が、このころ開業している。
31949年
1949年、国の鉄道は日本国有鉄道(国鉄)となり、この路線も国鉄の線になった。
41966年
1966年、約40kmの線路が開業した。新得・落合の駅が、このころ開業している。
51966年
1966年、約37kmの区間が廃止された。新内の駅もなくなった。
61987年
1987年4月、国鉄の分割民営化で、この路線はJR北海道の路線となった。
71991年
1991年、約10kmの線路が開業した。
81991年
1991年、約15kmの区間が廃止された。滝里の駅もなくなった。
92024年
2024年、約64kmの区間が廃止された。下金山・山部・幾寅・東鹿越・金山などの駅もなくなった。
10いま
いまはJR北海道の路線として、地図データの上で約361km、49駅がある。
帯広を中心とした十勝平野は日本有数の農業地帯で、広い畑が続く。根室本線はそこを通る。
富良野より先の幾寅駅は、映画『鉄道員(ぽっぽや)』の舞台となったことで知られる。
釧路から根室までの区間は、「花咲線」の愛称でも呼ばれる。釧路湿原の近くを通り、海辺の景色が広がる。
2016年の台風による大雨で、富良野と新得の間が長く不通となり、2024年に廃止された。このため、根室本線は滝川から富良野までと、新得から釧路・根室までに分かれている。
地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。
| 1900年ごろ | 34.9 km |
|---|---|
| 1901年ごろ | 215.9 km |
| 1913年ごろ | 57.4 km |
| 1917年ごろ | 46.4 km |
| 1919年ごろ | 43.8 km |
| 1920年ごろ | 34.6 km |
| 1921年ごろ | 10.0 km |
| 1966年 | 40.2 km |
| 1991年 | 9.5 km |
国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。
| 駅 | 開業 | その後 |
|---|---|---|
| 滝川 | 1913年 | |
| 幌倉 | 1913年 | 1954年ごろ廃止 |
| 東滝川 | 1913年 | 2025年ごろ廃止 |
| 赤平 | 1913年 | |
| 茂尻 | 1926年 | |
| 平岸 | 1913年 | |
| 芦別 | 1913年 | |
| 上芦別 | 1920年 | |
| 野花南 | 1913年 | |
| 滝里 | 1913年 | 1991年ごろ廃止 |
| 島ノ下 | 1913年 | 2017年ごろ廃止 |
| 富良野 | 1900年 | |
| 布部 | 1927年 | 2024年ごろ廃止 |
| 山部 | 1901年 | 2024年ごろ廃止 |
| 下金山 | 1913年 | 2024年ごろ廃止 |
| 金山 | 1900年 | 2024年に東海旅客鉄道へ |
| 鹿越 | 1900年 | 1986年ごろ廃止 |
| 東鹿越 | 1946年 | 2024年ごろ廃止 |
| 幾寅 | 1902年 | 2024年ごろ廃止 |
| 落合 | 1966年 | 2024年に東京地下鉄へ |
| 新内 | 1909年 | 1966年に南海電気鉄道へ |
| 新得 | 1966年 | |
| 十勝清水 | 1907年 | |
| 羽帯 | 1958年 | 2018年ごろ廃止 |
| 御影 | 1907年 | |
| 芽室 | 1907年 | |
| 大成 | 1986年 | |
| 伏古 | 1907年 | 1954年ごろ廃止 |
| 西帯広 | 1907年 | |
| 柏林台 | 1986年 | |
| 帯広 | 1905年 | |
| 札内 | 1910年 | |
| 稲士別 | 1959年 | 2017年ごろ廃止 |
| 止若 | 1905年 | 1963年ごろ廃止 |
| 幕別 | 1905年 | |
| 利別 | 1904年 | |
| 池田 | 1904年 | |
| 十弗 | 1911年 | |
| 豊頃 | 1904年 | |
| 新吉野 | 1910年 | |
| 浦幌 | 1903年 | |
| 上厚内 | 1926年 | 2017年ごろ廃止 |
| 厚内 | 1903年 | |
| 直別 | 1907年 | 2019年ごろ廃止 |
| 尺別 | 1930年 | 2019年ごろ廃止 |
| 音別 | 1903年 | |
| 古瀬 | 1954年 | 2020年ごろ廃止 |
| 白糠 | 1901年 | |
| 西庶路 | 1951年 | |
| 庶路 | 1901年 | |
| 大楽毛 | 1901年 | |
| 新大楽毛 | 1988年 | |
| 新富士 | 1923年 | |
| 釧路 | 1901年 | |
| 東釧路 | 1928年 | |
| 武佐 | 1988年 | |
| 上別保 | 1917年 | 1952年ごろ廃止 |
| 別保 | 1917年 | |
| 上尾幌 | 1917年 | |
| 尾幌 | 1917年 | |
| 門静 | 1917年 | |
| 厚岸 | 1917年 | |
| 糸魚沢 | 1919年 | 2022年ごろ廃止 |
| 茶内 | 1919年 | |
| 浜中 | 1919年 | |
| 姉別 | 1919年 | |
| 厚床 | 1919年 | |
| 初田牛 | 1920年 | 2019年ごろ廃止 |
| 別当賀 | 1920年 | |
| 落石 | 1920年 | |
| 昆布盛 | 1961年 | |
| 西和田 | 1920年 | |
| 花咲 | 1921年 | 2016年ごろ廃止 |
| 東根室 | 1961年 | 2025年ごろ廃止 |
| 根室 | 1921年 |
同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。
滝里駅は1991年に廃止されたが、これはダムの建設による線路の付け替えとあわせたものとされる。
線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。
主な参考:国土交通省『国土数値情報 鉄道時系列データ』