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島田市しまだし

1920年には10の町村だった区域が、6回の合併・編入を経て、今の島田市になりました。

10町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の島田市

静岡県の中部、大井川の中流から下流にかけて広がる市です。江戸時代には東海道の島田宿・金谷宿が置かれ、大井川の川越で知られました。牧之原台地などに茶畑が広がり、緑茶は代表的な農産物です。大井川鐵道のSLや木造の蓬萊橋でも知られ、製紙や自動車部品の工場もあります。2005年に金谷町と、2008年に川根町と合わさり、大井川の両岸にまたがる市になりました。

今の島田市の区域の人口は、2020年の国勢調査で95,719人です。今の区域で数えた1980年の100,519人とくらべると4.8%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は31.7%です。

95,719人人口(2020年)
−4.8%1980年からの増減
315.7km²面積(国土地理院)
303人/km²人口密度
31.7%65歳以上の割合
103,4901980199020052020
15歳未満 12.6%15〜64歳 55.7%65歳以上 31.7%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:緑茶などの農業、製紙・自動車部品などの工業

特産品・名産

  • 緑茶牧之原台地や大井川沿いの茶園で作られる
  • 島田八房梅希少な梅で、その梅干しが「島田の逸品」に認定
  • 大井川流域産ひのきの木工品積み木やまな板が「島田の逸品」に認定

見どころ・祭り

  • 蓬萊橋1879年に架けられた木造の歩道橋
  • 島田宿大井川川越遺跡川越制度の跡を残す国の史跡
  • 諏訪原城跡国史跡に指定された城跡
  • 島田市ばらの丘公園市の観光スポットとして挙げられる公園
  • 大井川鐵道のSL大井川に沿って走る蒸気機関車

木茶花バラ鳥オオルリ島田市の木・花・鳥

島田市のなりたち

島田市(しまだし)は、静岡県中部地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、10の町村がありました。伊久身村・大長村・大津村・六合村・笹間村・下川根村・五和村・初倉村・金谷町・島田町です。これらの町村が、6回の合併や編入を経て、今の島田市になりました。

今の名前「島田市」は、1920年にあった島田町の名前を受け継いでいます。ほかの9の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の島田町が約9km²だったのに対し、今の島田市は約311km²と、およそ35.0倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は志太郡・榛原郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、志太郡は2009年(平成21年)1月1日に廃止されました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧六合村の区域には六合駅(東海道本線)があります。旧金谷町の区域には金谷駅(東海道本線)があります。

101920年の町村の数
6回合併・編入の回数
316km²今の面積
2008年いちばん新しい合併

「島田市」という名前

「島田」という地名の由来は、はっきりしていません。島田は江戸時代に東海道の島田宿(嶋田宿)が置かれたところで、大井川の対岸には金谷宿がありました。大井川は橋を架けることが禁じられ、人足が旅人を運ぶ川越制度がとられていました。

まちの成り立ち

島田は、東海道の宿場町として栄えました。大井川では川越制度が続き、1879年(明治12年)に蓬萊橋が架けられています。

1889年(明治22年)4月1日の町村制で、大井川の東の志太郡に島田町・六合村・大津村・大長村・伊久身村・笹間村が、西の榛原郡に金谷町・五和村・初倉村・下川根村が発足しました。

1948年(昭和23年)1月1日に島田町が市制を施行し、島田市となりました。1955年(昭和30年)1月1日には六合村・大津村・大長村を編入しています。同じ日に伊久身村は分割され、伊久美などは島田市に、笹間渡などは下川根村に入りました。下川根村は2月26日に笹間村も編入し、4月1日に町制を施行して川根町と改めています。このとき笹間下の一部は島田市に移りました。

大井川の西では、1957年(昭和32年)10月1日に金谷町と五和村が合併して改めて金谷町が発足しました。1961年(昭和36年)6月1日には初倉村が島田市に編入されています。

2005年(平成17年)5月5日、島田市と金谷町が合併して新しい島田市が発足し、2008年(平成20年)4月1日には川根町を編入しました。こうして、大井川の中流から下流の両岸にまたがる市になっています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、志太郡に島田町・六合村・大津村・大長村・伊久身村・笹間村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、榛原郡に金谷町・五和村・初倉村・下川根村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1948年1月1日昭和23年島田町が市制を施行して島田市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
  4. 1955年1月1日昭和30年六合村・大津村・大長村が島田市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  5. 1955年1月1日昭和30年伊久身村が分割され、伊久美と身成の一部が島田市に、笹間渡と身成の一部が榛原郡下川根村に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
  6. 1955年2月26日昭和30年笹間村が榛原郡下川根村に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  7. 1955年4月1日昭和30年下川根村のうち笹間下の一部が島田市に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  8. 1955年4月1日昭和30年下川根村が町制を施行し、改称して川根町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  9. 1956年11月1日昭和31年榛原町の一部(切山・牧ノ原の一部)が金谷町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  10. 1957年4月1日昭和32年初倉村の一部(湯日・牧ノ原の一部)が金谷町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  11. 1957年10月1日昭和32年金谷町と五和村が合併し、改めて金谷町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  12. 1961年6月1日昭和36年初倉村が島田市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  13. 2005年5月5日平成17年島田市と金谷町が合併し、改めて島田市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  14. 2008年4月1日平成20年川根町が島田市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

島田町→島田市1889〜今
川根町1955〜2008
下川根村1889〜1955
笹間村1889〜1955
伊久身村1889〜1955
金谷町1889〜2005同じ名前の駅:金谷駅
五和村1889〜1957
初倉村1889〜1961
大長村1889〜1955
大津村1889〜1955
六合村1889〜1955同じ名前の駅:六合駅

参考にした資料