今の菊川市
静岡県西部の東遠地域にある市です。中央を菊川が流れ、東には牧之原台地、西には小笠山に連なる山地があります。市の中心部から南へ、菊川平野が広がります。昔から水不足に悩まされ、用水の開削にまつわる話が残ります。今は大井川から取水した水が使われています。深蒸し茶の菊川茶で知られる茶どころで、製茶機械の製造を軸に工業も発展しました。
今の菊川市の区域の人口は、2020年の国勢調査で47,789人です。今の区域で数えた1980年の38,081人とくらべると25.5%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は27.2%です。
主な産業:茶を中心とする農業と、製茶機械や自動車関連部品などの工業が盛んです。
特産品・名産
- 深蒸し菊川茶市の農産物で生産高が最も高い茶
見どころ・祭り
- 黒田家住宅・代官屋敷長屋門国の重要文化財
- 菊川城館遺跡群・横地氏城館跡2004年に国史跡に指定
- 上倉沢棚田千框と呼ばれる棚田
- 應聲教院朱塗りの山門が国の重要文化財
- 西富田ほたるの里6月にゲンジボタルが見られる
木茶花菊鳥キセキレイ菊川市の木・花・鳥
菊川市のなりたち
菊川市(きくがわし)は、静岡県西部地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、11の町村がありました。川野村・相草村・中内田村・下内田村・西方村・六郷村・加茂村・横地村・平田村・南山村・河城村です。これらの町村が、6回の合併や編入を経て、今の菊川市になりました。
今の名前「菊川市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの11の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の河城村が約22km²だったのに対し、今の菊川市は約93km²と、およそ4.2倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は小笠郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、小笠郡は2005年(平成17年)4月1日に廃止されました。
「菊川市」という名前
市名の「菊川」は、市の中央を流れる菊川に由来します。町の名としては、1954年(昭和29年)に堀之内町・内田村・横地村・六郷村・加茂村の5町村が合併したときに初めて「菊川町」が使われ、2005年に小笠町と合併して市になったときも、この名が引き継がれました。中心の堀之内は、1889年に東海道本線の堀之内駅(今の菊川駅)ができてから発展した町です。川の名そのものの由来は確認できていません。
まちの成り立ち
1889年(明治22年)4月1日の町村制で、今の市域には城東郡の西方村・六郷村・加茂村・横地村・河城村・中内田村・下内田村・川野村・相草村・平田村・南山村ができ、1896年には郡の統合で小笠郡に属しました。同じ1889年に東海道本線が通り、西方村に堀之内駅(今の菊川駅)ができます。駅前の堀之内は町として発展し、西方村は1923年(大正12年)1月1日に町制を施行して堀之内町と改称しました。1940年には川野村と相草村が合併して小笠村が、1942年には中内田村と下内田村が合併して内田村ができています。昭和の大合併では、1954年(昭和29年)1月1日に堀之内町・内田村・横地村・六郷村・加茂村が合併して菊川町が生まれ、翌1955年3月31日に河城村を編入しました。西の小笠地区では、1954年3月31日に小笠村・南山村・平田村が合併して小笠町が生まれ、1957年から1958年にかけて城東村の一部を加えています。平成の大合併で、2005年(平成17年)1月17日に菊川町と小笠町が新設合併し、菊川市が発足しました。茶の産地として知られ、2006年には全国茶サミットの静岡大会が菊川で開かれています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、城東郡に西方村・六郷村・加茂村・横地村・河城村・中内田村・下内田村・川野村・相草村・平田村・南山村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1896年4月1日明治29年郡制の施行に向けて佐野郡と城東郡の区域で小笠郡が発足し、各村は小笠郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1923年1月1日大正12年小笠郡西方村が町制を施行するとともに改称して堀之内町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1940年11月1日昭和15年小笠郡の川野村と相草村が合併して小笠村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1942年6月1日昭和17年小笠郡の中内田村と下内田村が合併して内田村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1954年1月1日昭和29年小笠郡の堀之内町・内田村・横地村・六郷村・加茂村が合併して菊川町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1954年3月31日昭和29年小笠郡の小笠村・南山村・平田村が合併して小笠町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年3月31日昭和30年小笠郡河城村が菊川町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1957年9月1日昭和32年小笠郡城東村の一部(大石の一部)が小笠町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1958年1月1日昭和33年小笠郡城東村の一部(大石の一部)が小笠町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1958年4月1日昭和33年小笠郡城東村の一部(海戸の一部)が小笠町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 2005年1月17日平成17年小笠郡の菊川町と小笠町が合併し、市制を敷いて菊川市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。