今の井原市
岡山県の西南部にあり、西で広島県に接する市です。小田川の流れる盆地に中心市街地があり、北は吉備高原に続きます。隣の福山市とは生活圏がつながっています。デニムの産地で、「日本のデニムの聖地」とも呼ばれます。ブドウの栽培も盛んです。小田川沿いの桜並木の井原堤や、彫刻家平櫛田中の美術館、美星天文台などがあります。
今の井原市の区域の人口は、2020年の国勢調査で38,384人です。今の区域で数えた1980年の51,669人とくらべると25.7%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.5%です。
主な産業:繊維・自動車部品・電子部品・食品容器などの製造業とブドウの栽培が盛んです。
特産品・名産
- 井原デニム1960年ごろ国内で初めてデニム地を作った
- ぶどうピオーネやシャインマスカットなどを栽培
- 明治ごんぼう芳井地区で栽培されるごぼう
見どころ・祭り
- 井原堤小田川沿いの桜並木
- 井原市立平櫛田中美術館彫刻家平櫛田中の作品を展示
- 美星天文台星空の里・美星町の天文台
- 天神峡渓谷の名所
- 井原鬼まつり10月下旬に開かれる祭り
木クロマツ花サクラ鳥メジロ井原市の木・花・鳥
井原市のなりたち
井原市(いばらし)は、岡山県備中の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、19の町村がありました。出部村・山野上村・青野村・西江原村・高屋村・荏原村・木之子村・稲倉村・大江村・県主村・三原村・共和村・明治村・日里村・宇戸村・美山村・堺村・芳井村・井原町です。これらの町村が、7回の合併や編入を経て、今の井原市になりました。
今の名前「井原市」は、1920年にあった井原町の名前を受け継いでいます。ほかの18の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は小田郡・川上郡・後月郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、川上郡は2004年(平成16年)10月1日に廃止されました、後月郡は2005年(平成17年)3月1日に廃止されました。
「井原市」という名前
「井原」の地名の由来は、はっきりしていません。井原市は、1953年(昭和28年)4月1日に後月郡の井原町・西江原町・高屋町など8町村と、小田郡の稲倉村・大江村の3町7村が合わさって市制を施行し、発足しました。中心だった井原町の名が、そのまま市の名になりました。2005年(平成17年)3月1日には、芳井町と美星町を編入しています。
まちの成り立ち
井原の地は、鎌倉時代に荏原荘という荘園があった所です。江戸時代には、福山藩領や旗本領などが入り混じり、1697年(元禄10年)には西江原に森氏2万石の西江原藩が置かれて、10年間続きました。1875年(明治8年)に小田県が岡山県へ編入され、岡山県に属するようになりました。町村制の施行後、1922年(大正11年)に高屋村が町制を施行して高屋町に、1925年(大正14年)に西江原村が町制を施行して西江原町になっています。1953年(昭和28年)4月1日、後月郡の井原町・西江原町・高屋町・荏原村・木之子村・県主村・青野村・山野上村と、小田郡の稲倉村・大江村の3町7村が合併して、市制を施行しました。これが井原市の発足です。1954年には、三原村・共和村・明治村が合わさって芳井町になり、日里村・宇戸村・美山村・堺村が合わさって美星町になりました。2005年(平成17年)3月1日、芳井町と美星町が井原市に編入されました。市の中心部は小田川流域の平野にあり、広島県の福山市と生活圏がつながっています。
年表
- 1889年6月1日明治22年町村制の施行により、後月郡に井原村・出部村・高屋村・西江原村など17村、小田郡に稲倉村・大江村・富成村・美山村・宇戸村、川上郡に日里村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1890年6月5日明治23年小田郡の富成村が堺村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
- 1896年2月26日明治29年後月郡の井原村が町制を施行し、井原町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1900年4月1日明治33年後月郡の東江原村と神代村が合併して荏原村が、下鴫村・山村・上鴫村が合併して共和村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1904年4月1日明治37年後月郡の芳水村と足次村が合併し、芳井村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1922年4月1日大正11年後月郡の高屋村が町制を施行し、高屋町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1924年10月1日大正13年後月郡の芳井村が町制を施行し、芳井町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1925年4月1日大正14年後月郡の西江原村が町制を施行し、西江原町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1942年4月1日昭和17年後月郡の井原町と出部村が合併し、改めて井原町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1953年4月1日昭和28年後月郡の井原町・西江原町・高屋町・荏原村・木之子村・県主村・青野村・山野上村と小田郡の稲倉村・大江村が合併し、市制を施行して井原市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1954年5月1日昭和29年後月郡の芳井町・明治村・共和村・三原村が合併し、改めて芳井町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1954年6月1日昭和29年小田郡の堺村・美山村・宇戸村と川上郡日里村が合併し、小田郡美星町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 2005年3月1日平成17年後月郡芳井町と小田郡美星町が井原市に編入された。後月郡はなくなった。種類:編入 出典:www.pref.okayama.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。