今の岡山市
岡山県の南部にある、県庁所在地の政令指定都市です。旭川と吉井川が流れ、市の南部には児島湾を干拓した広い田園があります。城下町として発達し、岡山城と日本三名園の後楽園があります。北部の丘陵ではモモやブドウなどの果物が作られ、南部では米づくりが行われています。山陽新幹線や四国方面の列車が集まる、中国・四国の交通の要所です。
今の岡山市の区域の人口は、2020年の国勢調査で724,691人です。今の区域で数えた1980年の590,424人とくらべると22.7%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は26.4%です。
主な産業:商業、機械・化学・食品などの製造業、果物や米の農業が主な産業です。
特産品・名産
- 白桃北部の丘陵で栽培される果物
- マスカットブドウの産地として知られる
- 吉備団子市の名物の菓子
見どころ・祭り
- 岡山城宇喜多秀家が築いた城
- 後楽園岡山城に隣接する庭園
- 吉備津神社吉備路にある神社
- 最上稲荷日本三大稲荷の一つ
- 西大寺観音院西大寺会陽の舞台
木クロガネモチ花キク鳥タンチョウ岡山市の木・花・鳥
岡山市のなりたち
岡山市(おかやまし)は、岡山県備前の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、82の町村がありました。御野村・伊島村・鹿田村・宇野村・平井村・福浜村・太田村・吉岡村・金岡村・庭瀬町・撫川町・芳野村・豊原村・牧石村・大野村・富山村・白石村・今村・沖田村・操陽村・芳田村・三蟠村・甲浦村・古都村・可知村・豊村・光政村・金田村・津田村・太伯村・九蟠村・幸島村・西高月村・宇甘西村・金川町・五城村・宇甘東村・宇垣村・葛城村・牧山村・御休村・平島村・角山村・財田村・高島村・幡多村・小串村・生石村・加茂村・馬屋下村・平津村・鶴田村・上建部村・竹枝村・潟瀬村・玉井村・浮田村・馬屋上村・野谷村・雄神村・朝日村・大宮村・福谷村・岩田村・日近村・大井村・布都美村・横井村・真金村・福渡村・西大寺町・高松町・一宮村・福田村・妹尾町・足守町・興除村・藤田村・灘崎村・建部村・瀬戸町・岡山市です。これらの町村が、31回の合併や編入を経て、今の岡山市になりました。
今の名前「岡山市」は、1920年にあった岡山市の名前を受け継いでいます。ほかの81の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は上道郡・久米郡・児島郡・吉備郡・御津郡・赤磐郡・邑久郡・都窪郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、上道郡は1971年(昭和46年)5月1日に廃止されました、児島郡は2005年(平成17年)3月22日に廃止されました、吉備郡は2005年(平成17年)8月1日に廃止されました、御津郡は2007年(平成19年)1月22日に廃止されました、邑久郡は2004年(平成16年)11月1日に廃止されました。
「岡山市」という名前
「岡山」の名は、旭川の流域にあった岡山・石山・天神山の三つの丘のうち、岡山の丘に由来すると考えられています。戦国時代に宇喜多直家が石山にあった城を手に入れて本拠にし、その子の秀家が今の岡山城を築きました。毛利氏の手紙には、直家の拠点が「岡山」と書かれています。城の名が、城下町の名として広まりました。
まちの成り立ち
岡山は、宇喜多直家・秀家父子の岡山城の城下町として広がりました。旭川の川筋が変えられ、西国街道が城下を通るように整えられました。1889年(明治22年)6月1日に市制を施行して、岡山市が発足しています。その後は周りの町村を取り込み、市域を広げました。1921年(大正10年)に伊島村・石井村・鹿田村と御野村の大部分を、1931年(昭和6年)に宇野村・平井村・福浜村を編入しました。1952年(昭和27年)には牧石村・大野村・今村・芳田村・白石村・甲浦村・三蟠村・沖田村・操陽村・富山村の10村を編入しました。1954年には高島村・幡多村・財田町・小串村を編入しています。高度経済成長期には、1969年(昭和44年)に西大寺市を、1971年に一宮町・津高町・高松町、吉備町・妹尾町・福田村、上道町・興除村・足守町をそれぞれ編入しました。1975年(昭和50年)には藤田村を編入しています。平成の大合併では、2005年(平成17年)3月22日に御津町と灘崎町を、2007年(平成19年)1月22日に建部町と瀬戸町を編入しました。2009年(平成21年)4月1日には政令指定都市に移行して、北区・中区・東区・南区の4つの行政区を置いています。市域は備前・備中・美作の3つの旧国にまたがる広さです。
年表
- 1889年6月1日明治22年市制の施行により岡山市が発足し、周りの御野郡・津高郡・上道郡・児島郡・邑久郡・赤坂郡・磐梨郡・賀陽郡・都宇郡・久米南条郡・久米北条郡などに町村制による村が置かれた。種類:市制施行 出典:www.city.okayama.jp
- 1896年2月26日明治29年上道郡の西大寺村が町制を施行し、西大寺町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1899年8月1日明治32年上道郡三櫂村と御野郡の御野村・伊島村・石井村・鹿田村・古鹿田村・福浜村の各一部が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1900年4月1日明治33年郡制の施行で御野郡・津高郡が御津郡に、赤坂郡・磐梨郡が赤磐郡に、賀陽郡が吉備郡に、都宇郡が都窪郡に、久米南条郡・久米北条郡が久米郡になった。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1901年2月6日明治34年吉備郡の庭瀬村が町制を施行し、庭瀬町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1902年4月1日明治35年都窪郡の妹尾町と箕島村が合併して改めて妹尾町が、山田村と大福村が合併して福田村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1904年6月1日明治37年都窪郡の撫川村が町制を施行し、撫川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1905年4月1日明治38年児島郡の東興除村と西興除村が合併し、興除村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1906年4月1日明治39年児島郡の灘村と彦崎村の一部(彦崎・川張)が合併し、灘崎村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1912年4月1日明治45年児島湾干拓地の第2区に、児島郡藤田村が新たに置かれた。種類:その他 出典:Wikipedia
- 1915年1月1日大正4年赤磐郡の物理村が町制を施行し、改称して瀬戸町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1915年11月1日大正4年御津郡の金川村が町制を施行し、金川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1915年11月10日大正4年吉備郡の高松村が町制を施行し、高松町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1921年3月1日大正10年御津郡の伊島村・石井村・鹿田村と御野村の大部分(北方・三野)が岡山市に編入され、御野村の残り(宿)は牧石村に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1922年11月23日大正11年久米郡の福渡村が町制を施行し、福渡町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1926年10月1日大正15年赤磐郡の西高月村が高月村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
- 1929年8月1日昭和4年吉備郡の真金村が町制を施行し、真金町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1931年4月1日昭和6年上道郡の宇野村・平井村と御津郡福浜村が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1932年4月1日昭和7年赤磐郡の太田村と吉岡村が合併し、万富村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1937年1月1日昭和12年上道郡金岡村が西大寺町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1937年5月5日昭和12年吉備郡庭瀬町と都窪郡撫川町が合併し、都窪郡吉備町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1940年12月1日昭和15年上道郡芳野村が西大寺町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1949年4月1日昭和24年児島郡の灘崎村が町制を施行し、灘崎町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1950年10月1日昭和25年上道郡の財田村が町制を施行し、財田町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1951年4月1日昭和26年赤磐郡の万富村が町制を施行し、万富町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1952年4月1日昭和27年御津郡の牧石村・大野村・白石村・今村・芳田村、児島郡甲浦村、上道郡の三蟠村・沖田村・操陽村・富山村が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1953年2月1日昭和28年上道郡の西大寺町・古都村・可知村・光政村・津田村・九蟠村・金田村と邑久郡の豊村・太伯村・幸島村、邑久町の一部(長沼の大部分)が合併し、市制を施行して西大寺市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1953年3月1日昭和28年御津郡牧山村の一部と赤磐郡高月村の一部(牟佐)が岡山市に編入された。高月村の残りは山陽町の発足に加わった。種類:一部編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1953年4月1日昭和28年御津郡の牧山村・宇垣村・金川町・宇甘東村・宇甘西村と赤磐郡の五城村・葛城村が合併して御津町が、上道郡の平島村・御休村・角山村が合併して上道町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1953年7月1日昭和28年御津郡御津町の一部(高野)が野谷村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1953年12月15日昭和28年和気郡熊山村の一部(弓削)が赤磐郡万富町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1954年4月1日昭和29年上道郡の財田町・幡多村・高島村と児島郡小串村、御津郡御津町の一部(下牧・中牧)が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1955年1月1日昭和30年御津郡の一宮村・馬屋下村・平津村が合併して一宮町が、吉備郡の高松町・生石村と都窪郡加茂村が合併して改めて吉備郡高松町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年2月1日昭和30年御津郡の上建部村・建部村と赤磐郡竹枝村が合併して建部町が、赤磐郡の瀬戸町・万富町・潟瀬村と上道郡玉井村が合併して改めて瀬戸町が、久米郡の福渡町と鶴田村が合併して改めて福渡町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年2月11日昭和30年上道郡浮田村が上道町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1955年3月31日昭和30年御津郡の野谷村と馬屋上村が合併し、津高村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年4月1日昭和30年上道郡雄神村と邑久郡朝日村が西大寺市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1956年2月20日昭和31年邑久郡大宮村が西大寺市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1956年3月31日昭和31年吉備郡の足守町・大井村・日近村・岩田村・福谷村が合併し、改めて足守町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1956年9月30日昭和31年赤磐郡布都美村の一部(石上・中畑の各一部)が御津郡御津町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1959年2月1日昭和34年御津郡の津高村と横井村が合併し、津高町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1959年3月1日昭和34年児島郡郷内村の一部(植松)が灘崎町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1960年4月1日昭和35年吉備郡真金町が高松町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1967年1月15日昭和42年御津郡建部町と久米郡福渡町が合併し、改めて御津郡建部町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1969年2月18日昭和44年西大寺市が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1971年1月8日昭和46年御津郡の一宮町・津高町と吉備郡高松町が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1971年3月8日昭和46年都窪郡の吉備町・妹尾町・福田村が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1971年5月1日昭和46年上道郡上道町、児島郡興除村、吉備郡足守町が岡山市に編入された。上道郡はなくなった。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 1975年5月1日昭和50年児島郡藤田村が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.okayama.jp
- 2005年3月22日平成17年御津郡御津町と児島郡灘崎町が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.okayama.jp
- 2007年1月22日平成19年御津郡建部町と赤磐郡瀬戸町が岡山市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.okayama.jp
- 2009年4月1日平成21年岡山市が政令指定都市に移行し、北区・中区・東区・南区を置いた。種類:その他 出典:www.city.okayama.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。
参考にした資料
- ja.wikipedia.org/wiki/岡山市
- www.city.okayama.jp/shisei/0000020685.html
- www.pref.okayama.jp/page/detail-56562.html
- ja.wikipedia.org/wiki/上道郡
- ja.wikipedia.org/wiki/御津郡
- ja.wikipedia.org/wiki/吉備郡
- ja.wikipedia.org/wiki/都窪郡
- ja.wikipedia.org/wiki/児島郡
- ja.wikipedia.org/wiki/赤磐郡
- ja.wikipedia.org/wiki/久米郡
- ja.wikipedia.org/wiki/邑久郡