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浅口市あさくちし

1920年には5の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今の浅口市になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の浅口市

岡山県の南西部にあり、倉敷市と笠岡市に挟まれた市です。倉敷市や広島県福山市のベッドタウンになっています。県内の市で面積が最も小さい一方で、製麺、酒造、植木、制帽、ストロー生産などの地場産業が多くあります。金光教の本部があり、国立天文台の岡山天体物理観測所もあります。寄島は漁業のまちで、カキやジャコが知られます。

今の浅口市の区域の人口は、2020年の国勢調査で32,772人です。今の区域で数えた1980年の39,360人とくらべると16.7%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は36.9%です。

32,772人人口(2020年)
−16.7%1980年からの増減
66.46km²面積(国土地理院)
493人/km²人口密度
36.9%65歳以上の割合
39,7231980199020052020
15歳未満 11.0%15〜64歳 52.1%65歳以上 36.9%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:製麺・酒造・植木・制帽・ストロー生産などの地場産業が中心です。

特産品・名産

  • 手延べ麺そうめん・うどん・ひやむぎなど
  • 日本酒市内の酒造会社が造る
  • 寄島ジャコ寄島の魚介の一つ

見どころ・祭り

  • 金光教本部金光町にある宗教施設
  • 岡山天文博物館国立天文台の望遠鏡を展示
  • かもがた町家公園鴨方の町家を生かした公園
  • 三郎島海水浴場潮干狩りができる
  • アッケシソウ生育地寄島の自然

木サクラ浅口市の木

浅口市のなりたち

浅口市(あさくちし)は、岡山県備中の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。六条院村・大島村・鴨方村・三和村・寄島町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の浅口市になりました。

今の名前「浅口市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの5の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の鴨方村が約25km²だったのに対し、今の浅口市は約65km²と、およそ2.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は浅口郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧鴨方村の区域には鴨方駅(山陽本線)があります。

51920年の町村の数
3回合併・編入の回数
66km²今の面積
2006年いちばん新しい合併

「浅口市」という名前

「浅口」は、鴨方町・金光町・寄島町が属していた浅口郡の名と同じです。新しい市名は、金光町・鴨方町・寄島町の合併協議会が公募し、2004年(平成16年)12月9日に「浅口市」を全会一致で可決しました。公式の読みは「あさくちし」ですが、公募のときは「あさくち」「あさぐち」の両方に応募がありました。2006年(平成18年)3月21日に3町が新設合併して発足しました。

まちの成り立ち

浅口市は、倉敷市と笠岡市に挟まれた市です。浅口郡の鴨方町・金光町・寄島町が合併して発足しました。三つの町のうち、金光町は1923年(大正12年)に三和村が町制を施行して金光町になりました。鴨方町は、1925年(大正14年)に鴨方村が町制を施行して鴨方町になり、1955年(昭和30年)4月1日に六条院町と合わさって新しい鴨方町になりました。寄島町は、1955年に大島村の一部を編入しています。平成の大合併の話し合いでは、浅口郡5町の研究会が2002年に設けられ、いくつかの組み合わせが検討されました。2003年に金光町で合併先を選ぶ住民投票が行われ、浅口地域が倉敷地域を上回りました。寄島町は一時は笠岡市との合併を考えましたが、町長選挙を経て、金光町・鴨方町との合併を選びました。里庄町は加わりませんでした。2006年(平成18年)3月21日、鴨方町・金光町・寄島町の3町が新設合併し、市制を施行して浅口市が発足しました。市は岡山県内の市で面積が最も小さく、製麺や酒造、植木、制帽、ストロー生産などの伝統産業や地場産業が多くあります。

年表

  1. 1889年6月1日明治22年町村制の施行により、浅口郡に竹村・占見村・吉備村・津田村・小坂村・鴨方村・六条院村・寄島村・大島中村などが発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1901年2月6日明治34年浅口郡の寄島村が町制を施行し、寄島町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1905年4月1日明治38年浅口郡の竹村・占見村・吉備村が合併して三和村が、津田村・小坂村・鴨方村が合併して改めて鴨方村が、西大島村と大島中村が合併して大島村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1923年10月31日大正12年浅口郡の三和村が町制を施行し、改称して金光町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1925年10月25日大正14年浅口郡の鴨方村が町制を施行し、鴨方町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1934年7月15日昭和9年浅口郡の六条院村が町制を施行し、六条院町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  7. 1955年4月1日昭和30年浅口郡の鴨方町と六条院町が合併し、改めて鴨方町が発足した。同じ日に大島村が分割され、大島の一部が寄島町、残りが笠岡市に編入された。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 2006年3月21日平成18年浅口郡の鴨方町・金光町・寄島町が合併し、市制を施行して浅口市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.okayama.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

浅口市2006〜今
鴨方村→鴨方町1889〜2006同じ名前の駅:鴨方駅
六条院村→六条院町1889〜1955
三和村→金光町1905〜2006
寄島町1901〜2006
大島村1905〜1955

参考にした資料