山形県 › 朝日町

朝日町あさひまち

1920年には3の町村だった区域が、1回の合併・編入を経て、今の朝日町になりました。

3町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の朝日町

山形県の中央部、西村山郡の町です。西には朝日連峰がそびえ、町の中を最上川が北へ流れます。古くから五百川郷とも呼ばれました。りんごに袋をかけずに育てる「無袋ふじ」の発祥の地で、ぶどうとワインの産地でもあり、「りんごとワインの里」を掲げています。アケビの産地としても知られます。町全体をエコミュージアムとし、空気神社や大沼の浮島などがあります。

今の朝日町の区域の人口は、2020年の国勢調査で6,366人です。今の区域で数えた1980年の11,109人とくらべると42.7%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は44.4%です。

6,366人人口(2020年)
−42.7%1980年からの増減
202.5km²面積(概算)
31人/km²人口密度
44.4%65歳以上の割合
11,1091980199020052020
15歳未満 8.8%15〜64歳 46.8%65歳以上 44.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:りんごやぶどう、アケビなどの果樹栽培と、ワインの醸造が盛んです。

特産品・名産

  • りんご(無袋ふじ)袋をかけない栽培を全国に先がけて確立
  • 朝日町ワイン町のぶどうで造るワイン
  • アケビ朝日町の特産の山の果物

見どころ・祭り

  • 空気神社空気に感謝する神社。6月5日に空気まつり
  • 大沼の浮島沼に島が浮かんで動く国の名勝
  • 椹平の棚田最上川を見下ろす棚田
  • 大朝日岳朝日連峰の主峰
  • 佐竹家住宅国の重要文化財の民家

木ブナ花ヒメサユリ鳥ヤマガラ朝日町の木・花・鳥

朝日町のなりたち

朝日町(あさひまち)は、山形県村山地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、3の町村がありました。大谷村・東五百川村・西五百川村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の朝日町になりました。

今の名前「朝日町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの3の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

1920年の時点で、この区域の町村は西村山郡に属していました。

31920年の町村の数
1回合併・編入の回数
202km²今の面積
1954年いちばん新しい合併

「朝日町」という名前

町の名は、1954年(昭和29年)に宮宿町・大谷村・西五百川村が合併したときに付けられました。町の西には朝日連峰がそびえています。町名はこの朝日連峰にちなむと考えられますが、名付けの理由ははっきりしていません。この地は古くから五百川(いもがわ)郷とも呼ばれ、合併前の村の名にも五百川の名が使われていました。

まちの成り立ち

朝日町は、最上川が山あいを流れる五百川峡谷に沿って開けた町で、古くは五百川郷と呼ばれました。

1889年(明治22年)の町村制で、今の町域に大谷村・西五百川村・東五百川村が発足しました。東五百川村は1928年(昭和3年)に町制を施行し、役場のある宮宿の名をとって宮宿町と改めました。

1954年(昭和29年)11月1日、宮宿町・大谷村・西五百川村が合併して朝日町が発足しました。翌1955年(昭和30年)10月10日には、針生が西置賜郡の白鷹町に移りました。平成の大合併のころには、寒河江市・西川町との合併が話し合われましたが、合併はしませんでした。

朝日町は、りんごに袋をかけずに育てる「無袋ふじ」の栽培を全国に先がけて確立した町で、「りんごとワインの里」を掲げています。町全体を屋根のない博物館と見立てるエコミュージアムに取り組み、空気に感謝する空気神社や、国の名勝の大沼の浮島などがあります。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、西村山郡に大谷村・西五百川村・東五百川村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1928年4月1日昭和3年西村山郡東五百川村が町制を施行し、宮宿町と改称した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1954年11月1日昭和29年西村山郡の宮宿町・大谷村・西五百川村が合併し、朝日町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.yamagata.jp
  4. 1955年10月10日昭和30年朝日町の一部(針生)が西置賜郡白鷹町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.yamagata.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

朝日町1954〜今
大谷村1889〜1954
東五百川村→宮宿町1889〜1954
西五百川村1889〜1954

参考にした資料