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米沢市よねざわし

1920年には11の町村だった区域が、6回の合併・編入を経て、今の米沢市になりました。

11町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の米沢市

山形県の最南端、置賜地方の中心にある市です。南の吾妻連峰のすそ野に広がる米沢盆地にあり、最上川の上流の松川(最上川)が流れます。上杉氏の米沢藩の城下町として栄え、市街地の中央の米沢城跡には上杉神社があります。江戸時代から続く米沢織の伝統があり、今は電子・機械などの工業が盛んです。米沢牛や米沢鯉が知られ、冬には上杉雪灯篭まつりが開かれます。

今の米沢市の区域の人口は、2020年の国勢調査で81,252人です。今の区域で数えた1980年の92,823人とくらべると12.5%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は31.4%です。

81,252人人口(2020年)
−12.5%1980年からの増減
561km²面積(概算)
145人/km²人口密度
31.4%65歳以上の割合
95,5921980199020052020
15歳未満 11.1%15〜64歳 57.5%65歳以上 31.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:電子・機械などの製造業が盛んで、米沢織や米沢牛などの産業もあります。

特産品・名産

  • 米沢牛置賜地方で育てられる黒毛和牛
  • 米沢織江戸時代から続く織物
  • 米沢鯉上杉鷹山が飼育を始めたと伝わる鯉

見どころ・祭り

  • 松が岬公園(米沢城跡)上杉神社がまつられる城跡
  • 米沢市上杉博物館国宝の上杉本洛中洛外図屏風を所蔵
  • 上杉家廟所歴代の米沢藩主の墓所
  • 旧米沢高等工業学校本館今の山形大学工学部の前身の学校の本館

木こめつが花あずましゃくなげ米沢市の木・花

米沢市のなりたち

米沢市(よねざわし)は、山形県置賜地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、11の町村がありました。上長井村・六郷村・広幡村・塩井村・万世村・窪田村・三沢村・山上村・上郷村・南原村・米沢市です。これらの町村が、6回の合併や編入を経て、今の米沢市になりました。

今の名前「米沢市」は、1920年にあった米沢市の名前を受け継いでいます。ほかの10の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の米沢市が約21km²だったのに対し、今の米沢市は約561km²と、およそ26.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は南置賜郡・東置賜郡に属していました。

111920年の町村の数
6回合併・編入の回数
561km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「米沢市」という名前

米沢という地名の由来ははっきりしていません。中世には置賜地方の全体が長井荘と呼ばれ、米沢はその中心の一つとして名が現れます。戦国時代には伊達氏の本拠地となり、江戸時代には上杉氏の米沢藩の城下町として、米沢の名が広く知られるようになりました。1889年(明治22年)に城下町の区域で米沢市が生まれ、のちに周りの村を編入しても、米沢の名が受けつがれています。

まちの成り立ち

米沢は、鎌倉時代には長井氏が治め、室町時代の初めからは伊達氏の領地となりました。戦国時代には伊達氏が米沢城を本拠とし、伊達政宗は米沢城で生まれました。関ヶ原の戦いのあと、会津から上杉景勝が移され、以後、幕末まで上杉氏の米沢藩の城下町として続きました。9代藩主の上杉鷹山は、藩の財政の立て直しに取り組んだことで知られます。

1889年(明治22年)4月1日、米沢は全国で最初に市制を施行した31市の一つとなりました。周りには万世・山上・南原・上長井・三沢・広幡・六郷・塩井・窪田の村ができました。

昭和の大合併では、1953年(昭和28年)の上長井村を皮切りに、1954年(昭和29年)に万世村・広幡村・六郷村・塩井村、三沢村・窪田村を、1955年(昭和30年)に山上村、東置賜郡の上郷村、南原村を次々に編入し、今の市域ができあがりました。

今の米沢市は置賜地方の中心で、繊維の伝統を受けついだ電子・機械工業が盛んです。上杉家ゆかりの史跡が多く、米沢牛でも知られます。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年市制の施行により、南置賜郡の米沢123町と周りの村の一部の区域で米沢市が発足した。種類:市制施行 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、南置賜郡に万世村・山上村・南原村・上長井村・三沢村・広幡村・六郷村・塩井村・窪田村、東置賜郡に上郷村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1953年8月1日昭和28年南置賜郡上長井村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp
  4. 1954年10月1日昭和29年南置賜郡の万世村・広幡村・六郷村・塩井村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp
  5. 1954年11月1日昭和29年南置賜郡の三沢村と窪田村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp
  6. 1955年1月1日昭和30年南置賜郡山上村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp
  7. 1955年2月1日昭和30年東置賜郡上郷村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp
  8. 1955年4月1日昭和30年南置賜郡南原村が米沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.yamagata.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

米沢市1889〜今
南原村1889〜1955
上郷村1889〜1955
山上村1889〜1955
窪田村1889〜1954
三沢村1889〜1954
六郷村1889〜1954
広幡村1889〜1954
塩井村1889〜1954
万世村1889〜1954
上長井村1889〜1953

参考にした資料