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真岡市もおかし

1920年には7の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今の真岡市になりました。

7町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の真岡市

栃木県南東部にあり、東側の八溝山地と西側の鬼怒川に囲まれたまちです。市街地の周囲には田畑が広がり、工業団地も整備されています。真岡木綿の産地としての歴史を持ち、今も農業、工業、商業がまちを支えています。井頭公園には丘陵地や雑木林があり、南部の二宮地域には桜町陣屋跡などの史跡が残っています。真岡と旧二宮町の二つの歩みを合わせた、川と丘陵、農地のあるまちです。

今の真岡市の区域の人口は、2020年の国勢調査で78,190人です。今の区域で数えた1980年の69,967人とくらべると11.8%ふえ、人口は2005年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は27.4%です。

78,190人人口(2020年)
+11.8%1980年からの増減
168km²面積(概算)
465人/km²人口密度
27.4%65歳以上の割合
83,0021980199020052020
15歳未満 13.2%15〜64歳 59.4%65歳以上 27.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:いちごなどの農業と工業団地の製造業、地域の商業がまちを支えています。

特産品・名産

  • いちご市内で盛んに栽培される果物
  • 真岡木綿糸紡ぎから織りまで手仕事で作る木綿
  • 味付落花生観光協会認定の優良特産品

見どころ・祭り

  • 井頭公園丘陵や雑木林とボート池のある公園
  • 桜町陣屋跡二宮尊徳ゆかりの史跡
  • 根本山自然観察センター里山の自然に触れる拠点

木ケヤキ花ワタ鳥ヒバリ真岡市の木・花・鳥

真岡市のなりたち

真岡市(もおかし)は、栃木県県東地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、7の町村がありました。大内村・山前村・中村・物部村・長沼村・久下田町・真岡町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の真岡市になりました。

今の名前「真岡市」は、1920年にあった真岡町の名前を受け継いでいます。ほかの6の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の真岡町が約20km²だったのに対し、今の真岡市は約168km²と、およそ8.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は芳賀郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧久下田町の区域には久下田駅(真岡鐵道 真岡線)があります。

71920年の町村の数
3回合併・編入の回数
168km²今の面積
2009年いちばん新しい合併

「真岡市」という名前

市名は、1889年に発足した真岡町の名前を受け継いでいます。江戸時代には真岡木綿の産地として、この名が知られていました。1954年に周辺三村と新設合併した際も真岡町を名乗り、同年の市制施行で真岡市となりました。地名そのものの語源には諸説があります。2009年には二宮町も編入しました。現在の市には、真岡と二宮の両方の地域の歴史が含まれています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、芳賀郡に真岡町、山前村、大内村、中村が発足しました。現在の南部には久下田町、長沼村、物部村があり、七つの町村が今の市域の前身となっています。真岡は芳賀地方の中心地として歩み、江戸時代には真岡木綿の特産地として知られていました。

1954年3月31日、真岡町、山前村、大内村、中村が新設合併し、新しい真岡町となりました。同年10月1日に市制を施行し、真岡市が発足します。一方、同年5月3日には久下田町、長沼村、物部村が新設合併し、二宮町となりました。市の北部と南部は、この時期に別々の自治体としてまとまりました。

真岡市では工業団地の造成が進み、農業を中心としたまちに工業や商業の働きも加わりました。2009年3月23日、二宮町を真岡市に編入し、現在の市域となっています。二宮地域には二宮尊徳に結びつく桜町陣屋跡などがあり、真岡木綿とは別の歴史も伝えています。山前、大内、中村、久下田などの旧町村名は、現在も地域の名前として使われています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、芳賀郡の真岡町、山前村、大内村、中村、久下田町、長沼村、物部村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  2. 1954年3月31日昭和29年真岡町、山前村、大内村、中村が新設合併し、真岡町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  3. 1954年5月3日昭和29年長沼村、久下田町、物部村が新設合併し、二宮町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  4. 1954年10月1日昭和29年真岡町が市制を施行し、真岡市となった。種類:市制施行 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  5. 2009年3月23日平成21年二宮町が真岡市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.tochigi.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

真岡町→真岡市1889〜今
二宮町1954〜2009
物部村1889〜1954
長沼村1889〜1954
久下田町1889〜1954同じ名前の駅:久下田駅
大内村1889〜1954
山前村1889〜1954
中村1889〜1954

参考にした資料