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那須烏山市なすからすやまし

1920年には6の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今の那須烏山市になりました。

6町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の那須烏山市

栃木県東部、那珂川が流れる八溝山系の丘陵地にある市です。那珂川の右岸では荒川や江川が丘陵の間を流れ、南那須と烏山の市街地が形成されています。左岸には山間地が広がり、茨城県常陸大宮市に接しています。JR烏山線は市内を東西に走り、地域の交通を担っています。市の木はケヤキ、花はコブシ、鳥はカラスです。川と丘陵に沿って集落が広がっています。

今の那須烏山市の区域の人口は、2020年の国勢調査で24,875人です。今の区域で数えた1980年の33,562人とくらべると25.9%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.5%です。

24,875人人口(2020年)
−25.9%1980年からの増減
175.6km²面積(概算)
142人/km²人口密度
37.5%65歳以上の割合
33,8541980199020052020
15歳未満 9.5%15〜64歳 53.0%65歳以上 37.5%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:稲作や烏山和紙などの製造、山あげ祭に関わる観光が営まれています。

特産品・名産

  • 中山かぼちゃなすからブランドの認証品
  • 山あげ米なすからブランドの認証品
  • 烏山和紙製品なすからブランドの認証品

見どころ・祭り

  • 山あげ会館山あげ行事の実物の大屋台を展示
  • 龍門の滝ジオサイトとして紹介される滝
  • 龍門ふるさと民芸館龍門の滝の近くにある観光施設

木ケヤキ花コブシ鳥カラス那須烏山市の木・花・鳥

那須烏山市のなりたち

那須烏山市(なすからすやまし)は、栃木県県央地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、6の町村がありました。七合村・境村・向田村・下江川村・荒川村・烏山町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の那須烏山市になりました。

今の名前「那須烏山市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの6の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の境村が約49km²だったのに対し、今の那須烏山市は約176km²と、およそ3.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は那須郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧烏山町の区域には烏山駅(烏山線)があります。

61920年の町村の数
3回合併・編入の回数
176km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「那須烏山市」という名前

那須烏山は、2005年に南那須町と烏山町が合併した際、新しい市の名称となりました。旧町名に使われていた「那須」と「烏山」をともに含む名前です。烏山城の城下町を持つ地域と、下江川村・荒川村から続く地域が一つの市となりました。旧町名は市の歴史を説明する名前として今も使われ、烏山と南那須の二つの市街地があります。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、那須郡に烏山町・向田村・境村・七合村・下江川村・荒川村が発足しました。現在の市域は、烏山の城下町を含む地域と、後に南那須町となる地域に分かれて行政を担っていました。

烏山側では、小川町へ移る区域がありました。1954年3月31日、旧烏山町・向田村・境村・七合村が新設合併し、新しい烏山町が生まれました。1955年には谷田、1960年には白久の一部が小川町へ移り、町域が調整されました。

一方、1954年6月1日には下江川村と荒川村が合併し、南那須村が発足しました。1971年9月1日、南那須村は町制を施行して南那須町となっています。このように、昭和の合併では二つの町村が別々にまとまりました。

2005年10月1日、南那須町と烏山町が新設合併し、那須烏山市が生まれました。市域には那珂川や荒川、江川が流れ、丘陵地に囲まれた二つの市街地をJR烏山線が結んでいます。現在の市につながる経緯には、昭和の再編と平成の一市への合併という二段階があります。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、那須郡に烏山町・向田村・境村・七合村・下江川村・荒川村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1954年3月31日昭和29年烏山町・向田村・境村・七合村が合併し、新しい烏山町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  3. 1954年6月1日昭和29年下江川村・荒川村が合併し、南那須村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  4. 1955年4月1日昭和30年烏山町の谷田が小川町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  5. 1960年4月1日昭和35年烏山町の白久の一部が小川町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  6. 1971年9月1日昭和46年南那須村が町制を施行し、南那須町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  7. 2005年10月1日平成17年南那須町・烏山町が合併し、那須烏山市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

那須烏山市2005〜今
烏山町1889〜2005同じ名前の駅:烏山駅
七合村1889〜1954
境村1889〜1954
向田村1889〜1954
南那須村→南那須町1954〜2005
下江川村1889〜1954
荒川村1889〜1954

参考にした資料