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さくら市さくらし

1920年には5の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今のさくら市になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今のさくら市

栃木県の関東平野北端部に位置し、水田地帯と那須野が原の台地に続く丘陵地をあわせ持つ市です。鬼怒川と荒川が流れ、宇都宮市の北東に隣接しています。氏家と喜連川には宿場町や城下町の歴史があり、市内には桜の名所や喜連川温泉があります。市の花と木はいずれもサクラ、鳥はセキレイです。平地の田園と里山が近い地域です。

今のさくら市の区域の人口は、2020年の国勢調査で44,513人です。今の区域で数えた1980年の34,820人とくらべると27.8%ふえ、人口は2015年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は26.5%です。

44,513人人口(2020年)
+27.8%1980年からの増減
126.6km²面積(概算)
352人/km²人口密度
26.5%65歳以上の割合
44,9011980199020052020
15歳未満 13.6%15〜64歳 60.0%65歳以上 26.5%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:稲作などの農業、食品の製造と喜連川温泉の観光が営まれています。

特産品・名産

  • 温泉パンさくらブランドの認証品
  • 氏家うどんさくらブランドの認証品
  • 喜連川産鮎さくらブランドの認証品

見どころ・祭り

  • 喜連川温泉喜連川地域に湧く温泉
  • 氏家ゆうゆうパーク鬼怒川河川敷に広がる公園
  • 勝山城跡河川公園の橋から訪ねられる城跡
  • さくら市ミュージアム荒井寛方記念館を備える施設

木サクラ花サクラ鳥セキレイさくら市の木・花・鳥

さくら市のなりたち

さくら市(さくらし)は、栃木県県央地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。熟田村・上江川村・阿久津村・喜連川町・氏家町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今のさくら市になりました。

今の名前「さくら市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの5の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の上江川村が約39km²だったのに対し、今のさくら市は約127km²と、およそ3.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は塩谷郡・那須郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧氏家町の区域には氏家駅(東北本線)があります。

51920年の町村の数
3回合併・編入の回数
127km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「さくら市」という名前

さくらは、2005年に氏家町と喜連川町が合併して生まれた市の名前です。市内には桜の名所が多くあります。市の花と木にもサクラが選ばれています。新しい市名のもとに、宿場町としての歴史を持つ氏家と、喜連川足利氏の城下町の歴史を持つ喜連川がまとまりました。旧町名は、現在も地域の名前として受け継がれています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、塩谷郡に氏家町・熟田村・喜連川町・阿久津村、那須郡に上江川村が発足しました。現在のさくら市には、塩谷郡だけでなく那須郡から移った区域も含まれています。氏家は街道の宿場町、喜連川は城下町としての歴史を持つ地域です。

1953年4月1日、阿久津村が町制を施行しました。1954年3月31日には熟田村が分割され、氏家町と北高根沢村に編入されました。氏家町へ加わったのは狭間田・松山などの地域でした。翌年4月1日、氏家町には矢板町の松島も移っています。

同じ1955年4月1日、旧喜連川町と那須郡上江川村が新設合併し、新しい喜連川町が発足しました。1958年には阿久津町と北高根沢村が高根沢町となり、その翌年3月24日、上阿久津が高根沢町から氏家町に編入されています。

2005年3月28日、氏家町と喜連川町が合併し、さくら市が生まれました。鬼怒川や荒川に近い水田地帯と丘陵地の二つの地域が一つの市となりました。熟田村の一部と上江川村の区域も、昭和の再編を経て現在の市域に含まれています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、塩谷郡に氏家町・熟田村・喜連川町・阿久津村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、那須郡に上江川村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1953年4月1日昭和28年阿久津村が町制を施行し、阿久津町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  4. 1954年3月31日昭和29年熟田村が分割され、狭間田・松山・松山新田・上野・柿木沢・柿木沢新田・鍛冶ヶ沢・箱森新田が氏家町、飯室・文挟・伏久が北高根沢村に編入された。種類:分割 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  5. 1955年4月1日昭和30年矢板町の松島が氏家町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  6. 1955年4月1日昭和30年喜連川町・上江川村が合併し、新しい喜連川町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  7. 1958年4月1日昭和33年北高根沢村・阿久津町が合併し、高根沢町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  8. 1959年3月24日昭和34年高根沢町の上阿久津が氏家町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.tochigi.lg.jp
  9. 2005年3月28日平成17年氏家町・喜連川町が合併し、さくら市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.tochigi.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

さくら市2005〜今
喜連川町1889〜2005
上江川村1889〜1955
氏家町1889〜2005同じ名前の駅:氏家駅
阿久津村→阿久津町1889〜1958
熟田村1889〜1954

参考にした資料