今の杉戸町
埼玉県東部に位置し、日光街道杉戸宿の歴史を持つ町です。旧杉戸町と周辺の村の合併、泉村の編入を経て町域がつくられました。東武鉄道が東京方面との移動を支え、町内には住宅地と農地が広がります。米のほか、丸系八つ頭や豊岡台地の柿などが生産されています。宿場のある地域と農業の地域が共存し、町の木にスギ、花にキクを定めています。
今の杉戸町の区域の人口は、2020年の国勢調査で43,845人です。今の区域で数えた1980年の34,546人とくらべると26.9%ふえ、人口は2000年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は33.0%です。
主な産業:米、丸系八つ頭、柿などの農業と、宿場の歴史を生かした観光が営まれています。
特産品・名産
- 米コシヒカリなどを生産。
- 丸系八つ頭町を中心に栽培される里芋の系統。
- 柿豊岡台地などで栽培される果実。
見どころ・祭り
- 杉戸宿日光街道の宿場の面影を残す地域。
- 古利根川流灯まつりや水辺の散策を楽しめる川。
- アグリパークゆめすぎと農産物直売や農業体験を楽しめる道の駅。
木スギ花キク杉戸町の木・花
杉戸町のなりたち
杉戸町(すぎとまち)は、埼玉県利根地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、6の町村がありました。高野村・田宮村・堤郷村・豊岡村・桜井村・杉戸町です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の杉戸町になりました。
今の名前「杉戸町」は、1920年にあった杉戸町の名前を受け継いでいます。ほかの5の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の杉戸町が約7km²だったのに対し、今の杉戸町は約30km²と、およそ4.5倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は北葛飾郡に属していました。
「杉戸町」という名前
杉戸の名には、杉の老木が水門を覆うように茂っていたため「杉門」と呼ばれたという説があります。1979年に町の木を選ぶ際には、この説にちなむ応募がありました。江戸時代の杉戸宿、明治に成立した杉戸町、1955年の合併で新設された杉戸町へと名前が続いています。語源は、この説だけで確定していません。
まちの成り立ち
1889年4月1日、町村制の施行により、杉戸宿、清地村、倉松村が合併して北葛飾郡杉戸町が発足しました。同じころ、周辺には田宮村、堤郷村、高野村が成立し、東側では中葛飾郡に桜井村と豊岡村が発足しました。東側の二村も、1896年の郡の統合で北葛飾郡に属することになりました。
杉戸には、江戸時代の日光街道の宿場としての歴史があります。1899年には東武鉄道が開通し、杉戸駅が置かれました。現在の東武動物公園駅につながる駅で、鉄道は町と東京方面を結ぶ交通を支えてきました。
1955年2月11日、旧杉戸町、田宮村、堤郷村、高野村が合併し、新しい杉戸町が誕生しました。旧町が三村を編入したのではなく、四町村が新しい自治体をつくった合併です。同年4月1日には、桜井村と豊岡村の一部が合わさって泉村となりました。泉村は1957年7月17日に杉戸町へ編入されました。
1960年11月3日には、杉戸町の木崎、芦橋、倉常が庄和村へ移りました。現在の町域は、明治に成立した町村、昭和の新設合併、泉村の編入などを経て形づくられています。宿場の歴史を持つ地域と、米や柿などを生産する地域が、一つの町を構成しています。
年表
- 1889年4月1日明治22年北葛飾郡杉戸宿、清地村、倉松村が合併して杉戸町となり、遠野村、広戸沼村、佐左ヱ門村、並塚村、才羽村、北蓮沼村、大塚村が合併して田宮村となり、堤根村、本郷村が合併して堤郷村となり、下高野村、下野村、大島村、茨島村が合併して高野村となった。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年中葛飾郡木崎村、芦橋村、倉常村、屏風村、深輪村、椿村、細野村が合併して桜井村となり、目沼村、木津内村、宮前村、鷲巣村、木野川村、中島村、花島村、槙野地村が合併して豊岡村となった。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1895年3月30日明治28年千葉県東葛飾郡関宿町の向河岸と向下河岸が中葛飾郡豊岡村に編入され、西関宿となった。種類:県境を越えた編入 出典:Wikipedia
- 1896年中葛飾郡が北葛飾郡に統合され、桜井村と豊岡村が北葛飾郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1917年桜井村の細野が吉田村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1955年2月11日昭和30年杉戸町、田宮村、堤郷村、高野村が合併し、新しい杉戸町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1955年4月1日昭和30年桜井村と豊岡村の一部である目沼、木津内、宮前、鷲巣、木野川が合併し、泉村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1955年4月1日昭和30年豊岡村が分割され、目沼、木津内、宮前、鷲巣、木野川が桜井村と新設合併して泉村となり、槇野地、花島、中島、西関宿が幸手町に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
- 1957年7月17日昭和32年泉村が杉戸町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1960年11月3日昭和35年杉戸町の木崎、芦橋、倉常が庄和村に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.saitama.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。