今の小川町
埼玉県中央部の比企郡に属し、外秩父の山々に囲まれる町です。市街地の中央を槻川が流れ、和紙や絹、建具、酒造などの伝統産業で知られます。旧小川町と大河・竹沢・八和田の三村を合わせ、後に寄居町の一部を編入しました。山地と市街地が組み合わさる地域で、町の木はケヤキ、花はフクジュソウです。地域の産業には小川和紙の歴史が息づいています。
今の小川町の区域の人口は、2020年の国勢調査で28,524人です。今の区域で数えた1980年の27,045人とくらべると5.5%ふえ、人口は1995年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は39.0%です。
主な産業:手すき和紙、清酒、建具などの伝統産業と農業が営まれています。
特産品・名産
- 和紙手すきの技術を受け継ぐ紙。
- 清酒町の伝統産業として造られる酒。
- 建具木工の技術を生かした製品。
見どころ・祭り
- 仙元山見晴らしの丘公園山の中腹から町を見渡す公園。
- 吉田家住宅江戸時代に建てられた国の重要文化財。
- 道の駅おがわまち和紙や地域の農産物に触れる施設。
木ケヤキ花フクジュソウ小川町の木・花
小川町のなりたち
小川町(おがわまち)は、埼玉県川越比企地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、4の町村がありました。八和田村・竹沢村・大河村・小川町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の小川町になりました。
今の名前「小川町」は、1920年にあった小川町の名前を受け継いでいます。ほかの3の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の小川町が約12km²だったのに対し、今の小川町は約60km²と、およそ5.2倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は比企郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧竹沢村の区域には竹沢駅(八高線)があります。
「小川町」という名前
小川の町名は、1889年の町村制で発足した小川町から引き継がれています。1955年に周辺三村と合併した新しい町も、小川を町名に採用しました。古い地名の語源は、はっきりしていません。現在の町名は、明治以来の町名を引き継いでいます。
まちの成り立ち
1889年(明治22年)4月1日の町村制で、比企郡に小川町・大河村・竹沢村・八和田村が発足しました。小川は最初から町で、周辺三村とそれぞれ行政を行っていました。1955年2月11日、この一町三村が新設合併し、新しい小川町となりました。旧小川町の名を引き継ぎながら、周辺の村々を合わせた合併です。
翌1956年1月1日には、大里郡寄居町の西古里と鷹巣の各一部が小川町に編入されました。寄居町は前年、旧寄居町・用土村・男衾村・折原村・鉢形村を合わせたばかりでした。この一部編入は、小川町が成立した合併とは別に、現在の区域へつながる出来事です。
小川町は外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央を槻川が流れます。和紙や絹、建具、酒造などの伝統産業が営まれ、周辺の山地と市街地を結ぶ地域として発展してきました。小川和紙や小川絹をはじめとする産業が発展しました。
明治の町村制でまとまった一町三村の地域を基礎に、寄居町からの一部編入を経た町です。合併後も小川という町名を使い、山地と川沿いの市街地、伝統産業を持つ地域として行政を続けています。
年表
- 1889年4月1日明治22年比企郡に小川町・大河村・竹沢村・八和田村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年男衾郡に男衾村・折原村・鉢形村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年榛沢郡に寄居町・桜沢村・用土村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年秩父郡に白鳥村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1896年4月1日明治29年男衾郡の男衾村・折原村・鉢形村と榛沢郡の寄居町・桜沢村・用土村が、再編された大里郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1943年9月8日昭和18年白鳥村の下田野が美野町に、岩田・井戸が野上町に、金尾と風布の一部が寄居町に入った。種類:分割 出典:Wikipedia
- 1943年9月8日昭和18年桜沢村が寄居町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1955年2月11日昭和30年小川町・大河村・竹沢村・八和田村が合併し、新しい小川町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1955年2月11日昭和30年寄居町・用土村・男衾村・折原村・鉢形村が合併し、新しい寄居町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1956年1月1日昭和31年寄居町の西古里と鷹巣の各一部が小川町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.saitama.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。