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津山市つやまし

1920年には34の町村だった区域が、11回の合併・編入を経て、今の津山市になりました。

34町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の津山市

岡山県北部にある、県北の中心都市です。北に中国山地、東に美作台地、南に吉備高原が迫り、そのまんなかに津山盆地が広がります。吉井川とその支流の加茂川が流れます。津山藩の城下町から発達し、出雲街道の宿場でもありました。鶴山公園の津山城跡や大名庭園の衆楽園、城下町の町並みが残ります。商業のほか、工業団地での製造業や農業も営まれています。

今の津山市の区域の人口は、2020年の国勢調査で99,937人です。今の区域で数えた1980年の106,684人とくらべると6.3%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は31.1%です。

99,937人人口(2020年)
−6.3%1980年からの増減
506.33km²面積(国土地理院)
197人/km²人口密度
31.1%65歳以上の割合
113,6171980199020052020
15歳未満 12.7%15〜64歳 56.2%65歳以上 31.1%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:県北の商業の中心で、工業団地での製造業や農業も営まれています。

特産品・名産

  • 津山ホルモンうどんご当地グルメの一つ
  • 津山ロールご当地の洋菓子
  • 津山餃子ご当地グルメの一つ

見どころ・祭り

  • 鶴山公園(津山城跡)津山城の跡。国の史跡
  • 衆楽園旧津山藩別邸庭園。国の名勝
  • 城東町並み保存地区城下町の町並みが残る
  • 中山神社美作国一の宮
  • 津山さくらまつり4月1日から15日まで開かれる

木クスノキ花サツキ・サクラ津山市の木・花

津山市のなりたち

津山市(つやまし)は、岡山県美作の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、34の町村がありました。林田村・西苫田村・院庄村・二宮村・福岡村・倭文東村・倭文中村・東苫田村・佐良山村・東加茂村・西加茂村・大井東村・大倭村・東一宮村・大井西村・高取村・上加茂村・高田村・滝尾村・一宮村・神庭村・高倉村・田邑村・高野村・広野村・河辺村・大崎村・広戸村・新野村・勝加茂村・阿波村・加茂村・久米村・津山町です。これらの町村が、11回の合併や編入を経て、今の津山市になりました。

今の名前「津山市」は、1920年にあった津山町の名前を受け継いでいます。ほかの33の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は久米郡・勝田郡・苫田郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧院庄村の区域には院庄駅(姫新線)があります。旧佐良山村の区域には佐良山駅(津山線)があります。旧高野村の区域には高野駅(因美線)があります。

341920年の町村の数
11回合併・編入の回数
506km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「津山市」という名前

「津山」の名は、森忠政が築いた城下町とともに生まれました。津山にはもともと鶴山という山があり、中世に山名氏が城を築いた跡地でした。江戸時代のはじめ、森忠政が津山藩の藩主になり、この跡地に新しく城を築いて城下町を開きました。このとき、鶴山の名が津山へ改められました。名を改めた理由は、はっきりしていません。

まちの成り立ち

津山は、古代から美作国の中心でした。713年(和銅6年)に美作国が備前国から分けられ、市内に国府が置かれました。1603年(慶長8年)に森忠政が津山藩を立てて城を築き、森家が絶えたのちは越前松平家が10万石で入りました。津山盆地にある城下町は、出雲街道の宿場でもありました。1889年(明治22年)6月1日の町村制で津山町が発足し、1900年には隣の津山東町を編入しました。1923年には林田村が町になり、改めて津山東町を名乗りました。1929年(昭和4年)2月11日、津山町・津山東町・西苫田村・二宮村・院庄村・福岡村の2町4村が合わさって、津山市が生まれました。1941年には東苫田村と佐良山村を編入しました。1954年(昭和29年)7月1日には、田邑村・一宮村・高田村・神庭村・高倉村・高野村・河辺村・大崎村・広野村・滝尾村の10村を編入しています。1955年(昭和30年)には、勝北町の楢地区と勝央町の池ヶ原・堂尾地区も編入しました。2005年(平成17年)2月28日には、加茂町・阿波村・勝北町・久米町の3町1村を編入し、市域は苫田郡・久米郡・勝田郡の3郡にまたがる広さになりました。県北の美作地方の中心都市で、市役所は山北に置かれています。

年表

  1. 1889年6月1日明治22年町村制の施行により、西北条郡に津山町、東南条郡に津山東町・林田村などが発足し、のちの市域にあたる各郡に村が置かれた。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1900年4月1日明治33年郡制の施行で苫田郡・久米郡・勝田郡が発足し、同じ日に東南条郡の津山東町が津山町に編入された。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  3. 1923年4月1日大正12年苫田郡の林田村が町制を施行し、改称して津山東町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1924年7月1日大正13年苫田郡の加茂村が町制を施行し、加茂町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1929年2月11日昭和4年苫田郡の津山町・津山東町・西苫田村・二宮村・院庄村と久米郡福岡村が合併し、市制を施行して津山市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.tsuyama.lg.jp
  6. 1940年9月1日昭和15年久米郡の倭文東村と倭文中村が合併し、倭文村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1941年2月11日昭和16年苫田郡東苫田村と久米郡佐良山村が津山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.tsuyama.lg.jp
  8. 1942年5月27日昭和17年苫田郡の加茂町・西加茂村・東加茂村が合併し、改めて加茂町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1943年11月3日昭和18年久米郡の大井東村と大倭村が合併し、大東村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1951年1月1日昭和26年苫田郡加茂町のうち旧加茂町の区域が分立し、新加茂町が発足した。種類:分割 出典:Wikipedia
  11. 1951年4月1日昭和26年苫田郡の一宮村と東一宮村が合併し、改めて一宮村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  12. 1952年8月1日昭和27年久米郡の大井西村と大東村が合併し、大井町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  13. 1954年4月1日昭和29年苫田郡の加茂町・新加茂町・上加茂村が合併し、改めて加茂町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  14. 1954年7月1日昭和29年苫田郡の田邑村・一宮村・高田村・神庭村・高倉村・高野村と勝田郡の河辺村・大崎村・広野村・滝尾村が津山市に編入された。種類:編入 出典:www.city.tsuyama.lg.jp
  15. 1955年1月1日昭和30年久米郡の大井町・久米村・倭文村が合併して久米町が、勝田郡の新野村・広戸村・勝加茂村が合併して勝北町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  16. 1955年4月1日昭和30年勝田郡勝北町の一部(楢)が津山市に編入された。種類:一部編入 出典:www.city.tsuyama.lg.jp
  17. 1955年6月1日昭和30年勝田郡勝央町の一部(池ヶ原・堂尾)が津山市に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  18. 2005年2月28日平成17年苫田郡の加茂町・阿波村、勝田郡勝北町、久米郡久米町が津山市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.okayama.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

津山町→津山市1889〜今
阿波村1889〜2005
加茂村→加茂町1889〜2005
上加茂村1889〜1954
東加茂村1889〜1942
西加茂村1889〜1942
久米村→久米町1889〜2005
倭文村1940〜1955
倭文東村1889〜1940
倭文中村1889〜1940
大井西村1889〜1952
大東村1943〜1952
大井東村1889〜1943
大倭村1889〜1943
勝北町1955〜2005
広戸村1889〜1955
新野村1889〜1955
勝加茂村1889〜1955
高田村1889〜1954
滝尾村1889〜1954
一宮村1889〜1954
神庭村1889〜1954
高倉村1889〜1954
田邑村1889〜1954
高野村1889〜1954同じ名前の駅:高野駅
広野村1889〜1954
河辺村1889〜1954
大崎村1889〜1954
高取村1889〜1954
東一宮村1889〜1951
東苫田村1889〜1941
佐良山村1889〜1941同じ名前の駅:佐良山駅
西苫田村1889〜1929
院庄村1889〜1929同じ名前の駅:院庄駅
二宮村1889〜1929
福岡村1889〜1929
林田村1889〜1923

参考にした資料