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佐久穂町さくほまち

1920年には6の町村だった区域が、4回の合併・編入を経て、今の佐久穂町になりました。

6町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の佐久穂町

長野県の東部、南佐久郡にある東西に細長い町です。中央を千曲川が南北に流れ、東は群馬県に接し、西は北八ヶ岳の麦草峠まで広がります。白駒の池や八千穂高原の白樺林などの自然があり、高原では白菜やレタスなどの高原野菜が作られています。町の中には佐久市の飛び地があります。2005年に佐久町と八千穂村が合併して生まれました。

今の佐久穂町の区域の人口は、2020年の国勢調査で10,218人です。今の区域で数えた1980年の14,228人とくらべると28.2%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は38.8%です。

10,218人人口(2020年)
−28.2%1980年からの増減
188.15km²面積(国土地理院)
54人/km²人口密度
38.8%65歳以上の割合
14,2281980199020052020
15歳未満 10.3%15〜64歳 50.9%65歳以上 38.8%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:白菜・レタスなどの高原野菜とプルーンの農業、林業

特産品・名産

  • 白菜・レタス標高の高い土地で育つ高原野菜
  • プルーン佐久地域で作られる果物
  • 信州ひすいそば翡翠色のそば

見どころ・祭り

  • 白駒の池北八ヶ岳の池
  • 八千穂高原白樺林の広がる高原
  • 奥村土牛記念美術館日本画家ゆかりの美術館
  • 古谷渓谷町の渓谷と滝

木白樺花くりんそう佐久穂町の木・花

佐久穂町のなりたち

佐久穂町(さくほまち)は、長野県東信地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、6の町村がありました。栄村・海瀬村・大日向村・畑八村・穂積村・北牧村です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の佐久穂町になりました。

今の名前「佐久穂町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの6の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の北牧村が約83km²だったのに対し、今の佐久穂町は約189km²と、およそ2.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は南佐久郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧海瀬村の区域には海瀬駅(小海線)があります。

61920年の町村の数
4回合併・編入の回数
188km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「佐久穂町」という名前

佐久穂町の名前は、2005年(平成17年)3月20日に合併した佐久町と八千穂村の名前から、それぞれ字を取って付けられました。「佐久」は古くからの地方の名前、「八千穂」は1956年(昭和31年)に畑八村と穂積村が合併したときに付けられた名前です。この合併は、平成の大合併で長野県で新しい町が生まれた最初の例でした。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、今の町の地域には栄村・海瀬村・大日向村・畑八村・穂積村の5か村が生まれました。

昭和の大合併では、1955年(昭和30年)2月1日に栄村と海瀬村が合併して佐久町が誕生し、1956年(昭和31年)9月30日に大日向村を編入しました。同じ日に、畑八村と穂積村が合併して八千穂村が生まれました。その後も境の調整が続き、1957年(昭和32年)には八千穂村の東馬流が小海町に移り、1958年(昭和33年)には小海町の千代里の一部が八千穂村に加わりました。1959年(昭和34年)には臼田町の平林の一部が佐久町に編入されました。このとき地区ごとに行き先が分かれたため、町の中には今も佐久市の飛び地が残っています。

2005年(平成17年)3月20日、佐久町と八千穂村が合併して佐久穂町が誕生しました。

町は長野県の東部にあり、東西に細長く、中央を千曲川が南北に流れます。東は群馬県に接し、西は北八ヶ岳の麦草峠まで広がります。白駒の池や八千穂高原の白樺林があり、高原では白菜やレタスなどが作られています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、南佐久郡に高野町村・上村・宿岩村の区域で栄村、海瀬村・余地村の区域で海瀬村、畑村・八郡村の区域で畑八村が発足し、大日向村・穂積村がそれぞれ単独で村制を施行した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1955年2月1日昭和30年栄村と海瀬村が合併し、佐久町が発足した。種類:新設合併 出典:www.town.sakuho.nagano.jp
  3. 1956年9月30日昭和31年畑八村と穂積村が合併し、八千穂村が発足した。種類:新設合併 出典:www.town.sakuho.nagano.jp
  4. 1956年9月30日昭和31年大日向村が佐久町に編入された。種類:編入 出典:www.town.sakuho.nagano.jp
  5. 1957年4月1日昭和32年八千穂村の一部(東馬流)が小海町に編入された。種類:一部編入 出典:www.town.sakuho.nagano.jp
  6. 1958年3月25日昭和33年小海町の一部(千代里のうち馬越・柳沢・大石川)が八千穂村に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.nagano.lg.jp
  7. 1959年4月1日昭和34年臼田町の一部(平林のうち羽黒下・曽原・平林)が佐久町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  8. 2005年3月20日平成17年佐久町と八千穂村が合併し、佐久穂町が発足した。種類:新設合併 出典:www.town.sakuho.nagano.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

佐久穂町2005〜今
佐久町1955〜2005
大日向村1889〜1956
栄村1889〜1955
海瀬村1889〜1955同じ名前の駅:海瀬駅
八千穂村1956〜2005同じ名前の駅:八千穂駅
畑八村1889〜1956
穂積村1889〜1956
北牧村1889〜1956

参考にした資料