今の香美市
高知県の東部にあり、物部川や国分川の源流域から高知平野に及ぶ市です。高知県の市では唯一、海に面していません。三嶺などの山々と物部川が流れ、鍾乳洞の龍河洞や轟の滝があります。香北は、アンパンマンの作者、やなせたかしの出身地で、市立やなせたかし記念館があります。いざなぎ流神楽が伝わります。
今の香美市の区域の人口は、2020年の国勢調査で26,513人です。今の区域で数えた1980年の33,878人とくらべると21.7%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は38.8%です。
主な産業:米・野菜・果樹の農業が営まれ、ぎんなんやユズを産します。
特産品・名産
- ぎんなん市の特産品
- ユズ約200戸が栽培する
- 米・野菜・果樹市内の農業の主な作物
見どころ・祭り
- 龍河洞国内でも知られる鍾乳洞
- 轟の滝日本の滝百選
- 香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
- べふ峡別府峡。温泉がある渓谷
- 大川上美良布神社延喜式内社
木すぎ花あじさい鳥かわせみ香美市の木・花・鳥
香美市のなりたち
香美市(かみし)は、高知県中部の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、14の町村がありました。新改村・佐岡村・大楠植村・片地村・山田町・明治村・佐古村・西川村・暁霞村・美良布村・上韮生村・槙山村・岩村・在所村です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今の香美市になりました。
今の名前「香美市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの14の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の槙山村が約165km²だったのに対し、今の香美市は約523km²と、およそ3.2倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は長岡郡・香美郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、香美郡は2006年(平成18年)3月1日に廃止されました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧新改村の区域には新改駅(土讃本線)があります。旧山田町の区域には山田西町駅(土讃本線)があります。
「香美市」という名前
「香美」の由来ははっきりしていません。2006年(平成18年)3月1日に、香美郡の土佐山田町・香北町・物部村が新設合併して市制を施行し、香美市が発足しました。同じ日に香南市も発足し、香美郡は消滅しました。
まちの成り立ち
香美市は、高知県の東部にあり、物部川や国分川の源流域から高知平野に及ぶ市です。高知県の市では唯一、海に面していません。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、香美郡に暁霞村、新改村、佐岡村、大楠植村、片地村、山田野地村、明治村、美良布村、在所村、槙山村、上韮生村などが発足しました。山田野地村は1896年(明治29年)1月27日に町制を施行して山田町になりました。1954年(昭和29年)9月1日に、山田町・佐岡村・片地村・大楠植村・明治村が長岡郡の新改村と合わさって、土佐山田町が発足しました。1956年(昭和31年)3月30日に美良布町と暁霞村が合わさって大宮町が、9月30日に槙山村と上韮生村が合わさって物部村が発足しました。1961年(昭和36年)3月31日には、在所村と大宮町が合わさって香北町が発足しています。そして2006年(平成18年)3月1日、土佐山田町・香北町・物部村が合わさって香美市が発足しました。市内には龍河洞があり、香北はやなせたかしの出身地です。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、香美郡に山田野地村・明治村・大楠植村・佐岡村・片地村・美良布村・暁霞村・在所村・槙山村・上韮生村などが、長岡郡に新改村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1896年1月27日明治29年山田野地村が町制を施行して山田町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1947年2月11日昭和22年美良布村が町制を施行して美良布町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1954年9月1日昭和29年山田町・佐岡村・片地村・大楠植村・明治村と長岡郡新改村が合併して土佐山田町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kochi.lg.jp
- 1955年4月1日昭和30年西川村が分割され、一部が香我美町の発足に加わり、一部が美良布町・槙山村・安芸市に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
- 1955年4月1日昭和30年野市町の一部(逆川・戸板島)が土佐山田町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1956年3月30日昭和31年美良布町と暁霞村が合併して大宮町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1956年9月1日昭和31年長岡郡大豊村の一部(上穴内・樫谷・繁藤・北滝本と角茂谷の一部)が土佐山田町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1956年9月30日昭和31年槙山村と上韮生村が合併して物部村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kochi.lg.jp
- 1959年10月7日昭和34年南国市の一部(松本・岩次・神通寺・立石・蔵福寺島)が土佐山田町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1960年8月1日昭和35年大宮町の一部(西又)が土佐山田町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1961年3月31日昭和36年大宮町と在所村が合併して香北町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kochi.lg.jp
- 1996年1月1日平成8年土佐山田町の一部(蔵福寺島)が南国市に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 2006年3月1日平成18年土佐山田町・香北町・物部村が合併し、市制を施行して香美市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kochi.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。