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白山市はくさんし

1920年には26の町村だった区域が、7回の合併・編入を経て、今の白山市になりました。

26町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の白山市

石川県の南部にある市で、県内で最も面積が広い市です。市全域が手取川の流域にあたり、南の山岳地帯に日本三名山の白山があります。手取川は北へ流れ、中流で西へ曲がって、下流で手取川扇状地と島集落をつくり日本海へ注ぎます。市全域が白山手取川ジオパークに認定されています。平野の稲作が盛んで、金沢市のベッドタウンとして工業も伸びています。

今の白山市の区域の人口は、2020年の国勢調査で110,408人です。今の区域で数えた1980年の81,286人とくらべると35.8%ふえ、人口は2010年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は28.2%です。

110,408人人口(2020年)
+35.8%1980年からの増減
754.92km²面積(国土地理院)
146人/km²人口密度
28.2%65歳以上の割合
110,4591980199020052020
15歳未満 13.8%15〜64歳 58.0%65歳以上 28.2%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:稲作、野菜、ナシなどの農業と工業が盛んで、金沢市のベッドタウンでもあります。

特産品・名産

  • 米手取川扇状地の平野でつくられる米
  • ナシ平野部で栽培される果物
  • メロン平野部で栽培される

見どころ・祭り

  • 白山比咩神社加賀一宮として知られる神社
  • 手取峡谷手取川の渓谷
  • 白峰重要伝統的建造物群保存地区。山村・養蚕集落
  • 百万貫の岩日本の地質百選
  • 姥ヶ滝日本の滝百選

木ブナ花アサガオ鳥ウグイス白山市の木・花・鳥

白山市のなりたち

白山市(はくさんし)は、石川県加賀地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、26の町村がありました。福留村・比楽島村・林村・館畑村・蔵山村・旭村・出城村・御手洗村・中奥村・宮保村・笠間村・一木村・林中村・柏野村・蝶屋村・湊村・郷村・山島村・松任町・河内村・美川町・鶴来町・鳥越村・吉野谷村・尾口村・白峰村です。これらの町村が、7回の合併や編入を経て、今の白山市になりました。

今の名前「白山市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの26の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の白峰村が約221km²だったのに対し、今の白山市は約757km²と、およそ3.4倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は石川郡・能美郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、石川郡は2011年(平成23年)11月11日に廃止されました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧松任町の区域には松任駅(北陸本線)があります。旧美川町の区域には美川駅(北陸本線)があります。

261920年の町村の数
7回合併・編入の回数
755km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「白山市」という名前

市の名前は、市の南にそびえる白山からとられました。白山は古くから信仰を集めてきた山で、富士山・立山とともに日本三名山に数えられます。2005年の合併の前に新しい市の名前が募集され、2003年9月19日の合併協議会で「白山市」に決まりました。白山という山の名前そのものの由来は、はっきりしていません。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行で、いまの市域には石川郡の松任町・美川町・鶴来町と多くの村が生まれました。山あいの尾口村・白峰村と、のちに鳥越村となる村々は、となりの能美郡に属していました。1907年(明治40年)には別宮村・河野村・吉原村が合併して鳥越村が生まれ、1949年に白峰村・尾口村・鳥越村は石川郡に移りました。

昭和の大合併では、1954年(昭和29年)11月1日に鶴来町と林村・蔵山村・一ノ宮村・舘畑村が合併して新しい鶴来町が、11月3日には美川町と蝶屋村・湊村が合併して新しい美川町が発足しました。同じ11月3日、松任町も石川村など10の村と合併し、新しい松任町となりました。松任町は1956年に郷村の一部、1957年に山島村を編入し、1970年(昭和45年)10月10日に市制を施行して松任市となりました。

2005年(平成17年)2月1日、松任市・美川町・鶴来町・河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村の1市2町5村が合併し、白山市が発足しました。手取川の河口から白山の山頂までが一つの市になりました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、石川郡に松任町・美川町・鶴来町と比楽島村・福留村・柏野村・蝶屋村・笠間村・笠島村・一木村・出城村・御手洗村・旭村・郷村・中奥村・林中村・山島村・舘畑村・林村・蔵山村・河内村・吉野谷村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、能美郡に湊村・別宮村・河野村・吉原村・尾口村・白峰村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1899年3月17日明治32年石川郡笠島村が改称し、宮保村となった。種類:改称 出典:Wikipedia
  4. 1907年8月5日明治40年能美郡の別宮村・河野村・吉原村が合併し、鳥越村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  5. 1934年7月15日昭和9年石川郡の比楽島村・福留村が合併し、石川村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  6. 1949年6月1日昭和24年能美郡の白峰村・尾口村・鳥越村が石川郡に移った。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  7. 1951年4月1日昭和26年石川郡河内村のうち石切小原・八幡・三宮・白山・中島の区域が分かれ、一ノ宮村が発足した。種類:分割 出典:Wikipedia
  8. 1954年11月1日昭和29年石川郡の鶴来町・林村・蔵山村・一ノ宮村・舘畑村が合併し、新たに鶴来町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1954年11月3日昭和29年石川郡の美川町・蝶屋村と能美郡湊村が合併し、石川郡に新たに美川町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1954年11月3日昭和29年石川郡の松任町・石川村・柏野村・笠間村・宮保村・一木村・出城村・御手洗村・旭村・中奥村・林中村が合併し、新たに松任町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  11. 1956年9月30日昭和31年石川郡郷村が分割され、専福寺・番匠垣内・横江などの区域が松任町に、残りが野々市町に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
  12. 1957年1月1日昭和32年石川郡山島村が松任町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  13. 1970年10月10日昭和45年石川郡松任町が市制を施行し、松任市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
  14. 2005年2月1日平成17年松任市と石川郡の美川町・鶴来町・河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村が合併し、白山市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.hakusan.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

白山市2005〜今
松任町→松任市1889〜2005同じ名前の駅:松任駅
山島村1889〜1957
郷村1889〜1956
旭村1889〜1954
出城村1889〜1954
御手洗村1889〜1954
中奥村1889〜1954
宮保村1899〜1954
笠間村1889〜1954
一木村1889〜1954
林中村1889〜1954
柏野村1889〜1954
石川村1934〜1954
福留村1889〜1934
比楽島村1889〜1934
河内村1889〜2005
美川町1889〜2005同じ名前の駅:美川駅
蝶屋村1889〜1954
湊村1889〜1954
鶴来町1889〜2005
林村1889〜1954
館畑村1889〜1954
蔵山村1889〜1954
鳥越村1907〜2005
吉野谷村1889〜2005
尾口村1889〜2005
白峰村1889〜2005

参考にした資料