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能美市のみし

1920年には7の町村だった区域が、4回の合併・編入を経て、今の能美市になりました。

7町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の能美市

石川県の南部、加賀地方にある市で、金沢市の南西にあたる加賀平野の中央部に位置します。西は日本海に面し、北には手取川が流れます。九谷焼の絵付けが知られ、市の南部の佐野地区の周りには絵付けの業者が集まります。九谷陶芸村や古墳群、辰口温泉やいしかわ動物園などがあります。前身の3町は、根上町・寺井町・辰口町です。

今の能美市の区域の人口は、2020年の国勢調査で48,523人です。今の区域で数えた1980年の37,253人とくらべると30.3%ふえ、人口は2015年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は26.3%です。

48,523人人口(2020年)
+30.3%1980年からの増減
84.14km²面積(国土地理院)
577人/km²人口密度
26.3%65歳以上の割合
48,8811980199020052020
15歳未満 14.1%15〜64歳 59.6%65歳以上 26.3%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:九谷焼の絵付けと、機械などの製造業が盛んで、農業も営まれます。

特産品・名産

  • 九谷焼市の南部の佐野地区のまわりで絵付けが盛ん

見どころ・祭り

  • 能美市九谷陶芸村九谷焼陶芸館や九谷焼資料館がある
  • いしかわ動物園辰口地区にある動物園

能美市のなりたち

能美市(のみし)は、石川県加賀地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、7の町村がありました。吉田村・久常村・山上村・国府村・粟生村・寺井野村・根上村です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の能美市になりました。

今の名前「能美市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの7の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の国府村が約34km²だったのに対し、今の能美市は約84km²と、およそ2.5倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は能美郡に属していました。

71920年の町村の数
4回合併・編入の回数
84km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「能美市」という名前

市の名前は、合併した3つの町が属していた能美郡の名前からとられました。能美郡は古代の加賀国の郡の一つで、加賀国の国府や国分寺は、郡の中の野身郷(能美郷)に置かれたとされます。2005年に根上町・寺井町・辰口町が合併して市になったとき、この古い郡の名前を新しい市の名前にしました。「能美」という言葉の語源は、はっきりしていません。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行で、いまの市域には能美郡の多くの村が生まれました。1891年には粟生村と湊村の一部が分かれて吉田村ができています。1907年(明治40年)には村の統合が行われ、寺井野村・根上村・国府村・山上村が生まれました。

寺井野村は1926年(大正15年)に町制を施行して寺井野町に、根上村は1934年(昭和9年)に根上町になりました。

昭和の大合併では、1956年(昭和31年)9月30日に大きな再編がありました。寺井野町・粟生村と、吉田村・久常村の一部が合併して寺井町が生まれ、山上村と久常村の残り、国府村の一部が合併して辰口町が生まれました。吉田村の残りは根上町に編入され、国府村の残りは小松市に入りました。

2005年(平成17年)2月1日、根上町・寺井町・辰口町が合併し、能美市が発足しました。九谷焼の絵付けで知られ、市の南部の佐野地区のまわりには絵付けの仕事場が多く集まっています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、能美郡に福江村・江ノ島村・釜屋村・粟生村・久常村・国造村・湯野村・長野村・寺井村・山口村・宮内村などが発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1891年11月21日明治24年能美郡粟生村の一部と湊村の一部(吉原)が分かれ、吉田村が発足した。種類:分割 出典:Wikipedia
  3. 1907年8月5日明治40年能美郡で村の統合が行われ、湯野村・長野村・寺井村が寺井野村に、福江村・江ノ島村・釜屋村が根上村に、里川村・古河村・国造村が国府村に、山口村・宮内村が山上村になった。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1926年6月1日大正15年能美郡寺井野村が町制を施行し、寺井野町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1934年4月1日昭和9年能美郡根上村が町制を施行し、根上町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1956年9月30日昭和31年能美郡の寺井野町・粟生村と吉田村の一部(三道山・東任田・吉光)、久常村の一部(秋常・末寺・河原新保)が合併し、寺井町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1956年9月30日昭和31年能美郡の山上村と久常村の残り、国府村の一部(坪野・金剛寺・和気など)が合併し、辰口町が発足した。国府村の残りは小松市に編入された。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1956年9月30日昭和31年能美郡吉田村の残りの区域(西任田・赤井・吉原)が根上町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  9. 2005年2月1日平成17年能美郡の根上町・寺井町・辰口町が合併し、能美市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

能美市2005〜今
根上村→根上町1907〜2005
吉田村1891〜1956
辰口町1956〜2005
久常村1889〜1956
山上村1907〜1956
国府村1907〜1956
寺井町1956〜2005同じ名前の駅:寺井駅
粟生村1889〜1956
寺井野村→寺井野町1907〜1956

参考にした資料