今のむかわ町
胆振地方の東部にある勇払郡の町です。太平洋に面する鵡川地区と、鵡川の上流にあたる山あいの穂別地区から成ります。鵡川の下流ではシシャモが獲れ、シシャモの町として知られます。農業は米や野菜、花卉、乳牛、肉牛、軽種馬と幅広く、穂別地区のメロンも作られています。むかわ温泉や樹海温泉、穂別博物館などがあります。
今のむかわ町の区域の人口は、2020年の国勢調査で7,651人です。今の区域で数えた1980年の14,591人とくらべると47.6%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は41.0%です。
主な産業:シシャモ漁と、米・野菜・メロン・畜産などの農業が中心です。
特産品・名産
- 鵡川ししゃも鵡川下流域で獲れるシシャモ
- ほべつメロン穂別地区のメロン
- 生干ししゃも町内の企業が製造する加工品
見どころ・祭り
- 穂別博物館穂別地区の博物館
- むかわ町穂別地球体験館穂別地区の施設
- むかわ温泉鵡川地区の温泉
- 樹海温泉穂別地区の温泉
木イチイ、アカエゾマツ花ツツジむかわ町の木・花
むかわ町のなりたち
むかわ町(むかわちょう)は、北海道胆振地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。似湾村・鵡川村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今のむかわ町になりました。
今の名前「むかわ町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの2の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
1920年の時点で、この区域の町村は勇払郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧鵡川村の区域には鵡川駅(日高本線)があります。
「むかわ町」という名前
「むかわ」は、町を流れる鵡川の名をひらがなで書いた名です。「鵡川」はアイヌ語の「ムカッペツ」(川尻がたえず移動するところの意)が変わったもので、原義ははっきりしていません。旧穂別町の「穂別」は、アイヌ語の「ポンペツ」(小川の意)が変わったものです。2006年(平成18年)3月27日に鵡川町と穂別町が合わさって、むかわ町が発足しました。
まちの成り立ち
むかわ町の区域は、鵡川村と穂別村(はじめは似湾村)でした。鵡川は、1799年(寛政11年)に武州八王子の千人同心100人が蝦夷の警備と開墾のため来道し、翌年に50人が駐屯した地です。1882年(明治15年)には山口県の人たちが移住して開墾を始めました。1895年(明治28年)4月1日に苫小牧外15村戸長役場から分かれて、鵡川外7村戸長役場が置かれました。1915年(大正4年)4月1日に二級町村制を施行して鵡川村となり、1953年(昭和28年)4月1日に町制を施行して鵡川町になりました。上流の似湾村は1912年(明治45年)に戸長役場が置かれ、1919年(大正8年)4月1日に二級町村制を施行し、1929年(昭和4年)10月1日に穂別村と改称しました。穂別村は1962年(昭和37年)1月1日に町制を施行して穂別町になりました。2005年(平成17年)2月25日に町名が決まり、2006年(平成18年)3月27日に新設合併しました。
年表
- 1915年4月1日大正4年鵡川外7村戸長役場の区域で北海道二級町村制が施行され、鵡川村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1919年4月1日大正8年似湾外3村戸長役場の区域で北海道二級町村制が施行され、似湾村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1929年10月1日昭和4年似湾村が穂別村と改称した。種類:改称 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1953年4月1日昭和28年鵡川村が町制を施行し、鵡川町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1962年1月1日昭和37年穂別村が町制を施行し、穂別町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 2006年3月27日平成18年鵡川町と穂別町が合併し、むかわ町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。