今の由仁町
空知管内の最南端にある、南北に細長いひょうたん型の町です。南北に夕張川が流れ、南東部の森林地帯は夕張山地に属し、西部・南部には馬追丘陵が広がります。基幹産業は農業で、米づくりに力を入れています。テレビで紹介されることの多いヤリキレナイ川が流れ、英国風庭園のゆにガーデンや、マンモスの化石を展示するゆめっく館があります。
今の由仁町の区域の人口は、2020年の国勢調査で4,822人です。今の区域で数えた1980年の9,000人とくらべると46.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は42.9%です。
主な産業:農業が基幹産業で、米づくりが中心です。ハーブガーデンなど観光にも力を入れています。
特産品・名産
- 米水稲づくりに力を入れる町の主産物
- 鮭キムチ町内の事業者が作る加工食品
- ヤリキレナイ川(特別純米酒)町内の川の名を付けた日本酒
見どころ・祭り
- ゆにガーデン15のテーマガーデンがある英国風の庭園
- ゆめっく館図書館と資料館。マンモスの化石を展示
- ヤリキレナイ川アイヌ語に由来する名の川
- 伏見台公園桜やつつじ、紅葉が楽しめる公園
- ユンニの湯コーヒー色の湯の温泉施設
木イチイ花キク由仁町の木・花
由仁町のなりたち
由仁町(ゆにちょう)は、北海道空知地方の町です。1920年(大正9年)の時点ですでに由仁村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、道内でもめずらしい町です。
1920年の時点で、この区域の町村は夕張郡に属していました。
「由仁町」という名前
「由仁」は、アイヌ語の「ユウンニ」が変化した名で、「温泉のある所」を意味するとされています。1892年(明治25年)3月1日に由仁村戸長役場が置かれ、この名が行政の単位として使われるようになりました。1902年(明治35年)4月1日に二級町村制が施行され、村名を由仁村としています。1950年(昭和25年)11月1日の町制施行で、由仁町になりました。
まちの成り立ち
1887年(明治20年)、下国皎三が現在の古川に入地したのが、この地の開拓の始まりです。1892年(明治25年)3月1日に由仁村戸長役場が置かれ、翌1893年(明治26年)1月14日には角田村・登川村・長沼村を合わせた由仁外3村戸長役場が設けられました。その後、1895年(明治28年)に長沼村、1897年(明治30年)に登川村、1900年(明治33年)に角田村の戸長役場が分けられています。角田村は今の栗山町、登川村は夕張市、長沼村は長沼町にあたります。1899年(明治32年)7月14日には、長沼村との境界も変更しています。1902年(明治35年)4月1日に二級町村制が施行されて由仁村となり、1919年(大正8年)4月1日に一級町村制に移りました。同じ日には長沼村との境界が変わり、通称袋地が長沼村に移りました。1950年(昭和25年)11月1日に町制を施行し、由仁町になりました。町制施行のあとは合併も編入もなく、単独で続いています。
年表
- 1892年3月1日明治25年夕張郡に由仁村戸長役場が置かれた。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1892年12月8日明治25年登川村との境界が変更された。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1893年1月14日明治26年角田村・登川村・長沼村をあわせて受け持つ由仁外3村戸長役場が置かれた。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1895年5月明治28年由仁外3村戸長役場から長沼村戸長役場が分かれた。種類:分割 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1897年7月15日明治30年由仁外3村戸長役場から登川村戸長役場が分かれた。種類:分割 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1899年7月14日明治32年長沼村との境界が変更された。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1900年7月明治33年由仁外3村戸長役場から角田村戸長役場が分かれた。種類:分割 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1902年4月1日明治35年由仁村に二級町村制が施行された。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1919年4月1日大正8年由仁村が一級町村制を施行し、同じ日に長沼村との境界変更で通称袋地が長沼村に移った。種類:一部編入 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1950年11月1日昭和25年由仁村が町制を施行し、由仁町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。