今の上川町
上川総合振興局の中部にある上川郡の町で、大雪山国立公園の北側にあたります。石狩川の最上流で、北見山地や石狩山地などの山岳と樹林帯が大半を占め、市街地の周辺だけがやや盆地状です。黒岳の登山口に層雲峡温泉があり、大雪山を望めます。畜産や畑作、林業、ニジマスの養殖が営まれ、観光も営まれ、冬には氷瀑まつりが開かれます。
今の上川町の区域の人口は、2020年の国勢調査で3,500人です。今の区域で数えた1980年の9,302人とくらべると62.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は44.3%です。
主な産業:畜産・畑作・林業、ニジマスの養殖、観光が営まれています。
特産品・名産
- 大雪高原牛アンガス種の肉用牛
- ニジマス湧き水を使った淡水魚の養殖
- 上川ラーメン「日本一ラーメンのおいしい町」を名乗る町のラーメン
見どころ・祭り
- 層雲峡流星の滝・銀河の滝と柱状節理の岩壁
- 大雪山黒岳ロープウェイとリフトで7合目まで上れる
- アイスパビリオン氷点下の世界を体験できる施設
- 大雪展望台大雪山を望む展望台
木アカエゾマツ花エゾツツジ上川町の木・花
上川町のなりたち
上川町(かみかわちょう)は、北海道上川地方の町です。
1920年の時点で、この区域の町村は上川郡に属していました。
「上川町」という名前
「上川」は、石狩川の上流に位置することから付けられた和名です。市街付近はもと「留辺志部(るべしべ)」と呼ばれ、アイヌ語の「ルペㇱペ」(道を下るもの、峠道の意)に由来するとされます。1921年(大正10年)ごろに愛別村からの分村運動が本格化し、新しい村の名が検討されて「上川」に決まりました。1924年(大正13年)に上川村が発足しています。
まちの成り立ち
上川では、1857年(安政4年)に松田市太郎や松浦武四郎らが和人として初めて大雪山系を探索し、温泉を見つけました。この温泉が、のちの層雲峡温泉です。1895年(明治28年)に宮城県の人の本田喜市が越路に、1898年(明治31年)に石川県の人の小林九平ら5名が日東に農業を目的に移住しました。当時は愛別村の管轄でした。1921年(大正10年)に鉄道工事が本格化するなか、新しい村の名と駅名が検討され、愛別村議会で分村する村の名が「上川」と決まりました。1924年(大正13年)1月1日に愛別村から分村し、二級町村制の上川村が発足しました。1939年(昭和14年)に字名が改められ、1952年(昭和27年)9月1日に町制を施行して上川町になりました。1954年(昭和29年)8月12日には昭和天皇と香淳皇后のお召し列車が上川駅に停車しました。1976年(昭和51年)には層雲峡で氷瀑まつりが始まっています。
年表
- 1924年1月1日大正13年愛別村から分かれて北海道二級町村制を施行し、上川村が発足した。種類:分割 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1952年9月1日昭和27年上川村が町制を施行し、上川町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。