今の滝上町
オホーツク総合振興局の内陸にある町で、東以外の三方を山に囲まれています。町の中心は渚滑川とサクルー川の合流点のあたりです。基幹産業は林業で、酪農や畑作も営まれます。かつてはハッカの産地で、今も作られています。滝上公園には広いシバザクラの群落があり、町は童話村としての町おこしも進めており、町内には滝上芝ざくら発電所があります。
今の滝上町の区域の人口は、2020年の国勢調査で2,421人です。今の区域で数えた1980年の5,673人とくらべると57.3%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は44.8%です。
主な産業:林業が基幹産業で、酪農や畑作、ハッカの栽培も行われています。
特産品・名産
- ハッカかつての産地で、今も栽培される
- 紫蘇町内で栽培される作物
- 小麦作付面積が最も大きい農産物
見どころ・祭り
- 滝上公園斜面一面にシバザクラが咲く公園
- 渓谷公園パークゴルフ場のある公園
- 香りの里ハーブガーデンハーブを育てる庭園
- 浮島湿原町内の湿原
- 陽殖園町内の庭園
木サクラ花シバザクラ滝上町の木・花
滝上町のなりたち
滝上町(たきのうえちょう)は、北海道オホーツク地方の町です。1920年(大正9年)の時点ですでに滝上村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、道内でもめずらしい町です。
1920年の時点で、この区域の町村は紋別郡に属していました。
「滝上町」という名前
「滝上」は、渚滑川とサクルー川が合わさるところのすぐ下に、今は虹竜の滝と呼ばれる滝があり、その上流に市街ができたことに由来するといわれます。下流にある同じ町内の「滝下」と対になる呼び名です。滝の位置をそのまま表した名で、1918年に滝上村、1947年に滝上町となりました。
まちの成り立ち
滝上のあたりは、1880年(明治13年)に紋別外9村戸長役場の管轄となり、1900年(明治33年)に紋別の戸長役場から分かれた渚滑外1村戸長役場の管轄に入りました。和人の定住は、1905年(明治38年)に高知県出身の西森亦吾が移り住んだことに始まり、翌年には福島県から7戸が入りました。1907年(明治40年)に滝上・サクルー・オシラネップの原野が測量されて開放されると、富山・徳島・高知・岡山などの団体が次々と入植しました。1918年(大正7年)4月1日、渚滑村から分かれて滝上村が生まれ、初代村長が就任しました。1947年(昭和22年)10月1日に町制を施行して滝上町になりました。1978年(昭和53年)には町民憲章を定め、シバザクラを町の花、サクラを町の木に指定しています。滝上公園のシバザクラは町の名所となり、毎年春には芝ざくらまつりが開かれます。1985年(昭和60年)には「滝上渓谷と芝ざくら」が北海道自然100選に選ばれました。
年表
- 1918年4月1日大正7年紋別郡の渚滑村から分かれて、滝上村が発足した。種類:町村制 出典:town.takinoue.hokkaido.jp
- 1947年10月1日昭和22年滝上村が町制を施行し、滝上町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。