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三原市みはらし

1920年には28の町村だった区域が、10回の合併・編入を経て、今の三原市になりました。

28町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の三原市

広島県の南部にある市で、東は尾道市、西は竹原市・東広島市に接します。市の中心を沼田川が流れ、河口の三原湾沿いに市街地が開けています。海岸近くまで急な山が迫り、北部は吉備高原の南の端にあたる高原です。沖には佐木島などの島々があります。小早川隆景が築いた三原城の城下町として発展し、市域の東半分が旧備後国、西半分が旧安芸国にあたります。

今の三原市の区域の人口は、2020年の国勢調査で90,573人です。今の区域で数えた1980年の109,236人とくらべると17.1%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は35.7%です。

90,573人人口(2020年)
−17.1%1980年からの増減
471.51km²面積(国土地理院)
192人/km²人口密度
35.7%65歳以上の割合
111,1081980199020052020
15歳未満 11.6%15〜64歳 52.7%65歳以上 35.7%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:造船や機械・印刷関連の工場があり、須波漁港などで漁業も行われています。

特産品・名産

  • たこ料理市の名産品に挙げられる
  • やっさ饅頭市の名産品に挙げられる菓子
  • 三万石せんべい市の名産品に挙げられる菓子

見どころ・祭り

  • 三原城址小早川隆景が築いた浮城。国の史跡
  • 高山城・新高山城小早川隆景が居城とした山城。国の史跡
  • 仏通寺臨済宗仏通寺派の総本山
  • 久井の岩海久井にある大規模な岩海
  • 神明市毎年2月に開かれる三原の二大祭りの一つ

木クスノキ花サツキ三原市の木・花

三原市のなりたち

三原市(みはらし)は、広島県備後の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、28の町村がありました。山中村・西野村・糸崎町・田野浦村・須波村・上北方村・善入寺村・下北方村・深田村・八幡村・長谷村・羽和泉村・坂井原村・沼田西村・沼田東村・小泉村・船木村・南方村・神田村・椹梨村・大草村・豊田村・高坂村・鷺浦村・佐江崎村・久井村・本郷村・三原町です。これらの町村が、10回の合併や編入を経て、今の三原市になりました。

今の名前「三原市」は、1920年にあった三原町の名前を受け継いでいます。ほかの27の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は世羅郡・御調郡・豊田郡・賀茂郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、御調郡は2005年(平成17年)3月28日に廃止されました、賀茂郡は2005年(平成17年)3月22日に廃止されました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧糸崎町の区域には糸崎駅(山陽本線)があります。旧須波村の区域には須波駅(呉線)があります。旧本郷村の区域には本郷駅(山陽本線)があります。

281920年の町村の数
10回合併・編入の回数
472km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「三原市」という名前

三原の名の由来には、こんな説があります。旧市街地の後ろにそびえる桜山などの谷間から湧原・駒ヶ原・小西原の三つの川が流れ出し、その出口にできた三つの「原(はら)」から「三原」と呼ばれるようになったというものです。

まちの成り立ち

三原の町は、小早川隆景が築いた三原城の城下町として発展しました。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、御調郡の三原町と宮野浦村が合わさって三原町が生まれました。1936年(昭和11年)11月15日、三原町と糸崎町・山中村・西野村、豊田郡の田野浦村・須波村が合わさって三原市が生まれ、もとは備後国の三原に安芸国だった地域が加わりました。三原市は1951年に深田村の一部、1953年に八幡村と長谷村、1954年4月1日に沼田西村・沼田東村・小泉村、1956年に高坂村・幸崎町・鷺浦村を編入しています。まわりでは、1954年3月31日に久井村・羽和泉村・坂井原村が合わさって久井町が、11月3日に本郷町・船木村・北方村・南方村が合わさって新しい本郷町が、1955年3月31日に椹梨村・大草村・豊田村と世羅郡の神田村が合わさって大和町が生まれました。2005年(平成17年)3月22日、三原市と本郷町・久井町・大和町が合わさって今の三原市が生まれ、賀茂郡はなくなりました。市域の東半分は旧備後国、西半分は旧安芸国にあたります。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、御調郡に三原町・貢村・山中村・西野村・八幡村・深田村・久井村・羽和泉村・坂井原村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、豊田郡に本郷村・船木村・下北方村・上北方村・善入寺村・南方村・沼田西村・沼田東村・小泉村・田野浦村・須波村・佐江崎村・鷺浦村・長谷村・高坂村・椹梨村・豊田村・大草村が、世羅郡に神田村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1912年2月11日明治45年御調郡貢村が町制を施行し、糸崎町に改称した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1924年4月1日大正13年豊田郡本郷村が町制を施行して本郷町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1929年1月1日昭和4年豊田郡佐江崎村が町制を施行し、幸崎町に改称した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1936年11月15日昭和11年御調郡の三原町・糸崎町・山中村・西野村と豊田郡の田野浦村・須波村が合併し、市制を施行して三原市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1951年4月1日昭和26年豊田郡の下北方村・上北方村・善入寺村が合併して北方村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1951年4月1日昭和26年豊田郡高坂村の一部(小林・山中野・土取)が御調郡坂井原村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  9. 1951年4月1日昭和26年御調郡深田村が分割され、深が三原市に、久山田が尾道市に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
  10. 1951年11月3日昭和26年豊田郡船木村の一部(姥ケ原)が大草村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  11. 1953年3月22日昭和28年御調郡八幡村と豊田郡長谷村が三原市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  12. 1954年3月31日昭和29年御調郡の久井村・羽和泉村・坂井原村が合併して久井町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  13. 1954年3月31日昭和29年豊田郡南方村の一部が賀茂郡竹原町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  14. 1954年4月1日昭和29年豊田郡の沼田西村・小泉村・沼田東村が三原市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  15. 1954年11月3日昭和29年豊田郡の本郷町・船木村・北方村・南方村が合併し、改めて本郷町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  16. 1955年3月31日昭和30年豊田郡の椹梨村・大草村と豊田村の大部分、世羅郡神田村が合併して豊田郡大和町が発足した。豊田村の残り(小田の一部)は河内町に加わった。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  17. 1956年3月31日昭和31年豊田郡高坂村が三原市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  18. 1956年4月1日昭和31年豊田郡大和町が賀茂郡に所属を変えた。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  19. 1956年9月30日昭和31年豊田郡の幸崎町と鷺浦村が三原市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  20. 2005年3月22日平成17年三原市と豊田郡本郷町・御調郡久井町・賀茂郡大和町が合併し、新しい三原市が発足した。これにより賀茂郡がなくなった。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

三原町→三原市1889〜今
久井村→久井町1889〜2005
羽和泉村1889〜1954
坂井原村1889〜1954
本郷村→本郷町1889〜2005同じ名前の駅:本郷駅
船木村1889〜1954
南方村1889〜1954
上北方村1889〜1951
善入寺村1889〜1951
下北方村1889〜1951
大和町1955〜2005
神田村1889〜1955
椹梨村1889〜1955
大草村1889〜1955
豊田村1889〜1955
鷺浦村1889〜1956
佐江崎村→幸崎町1889〜1956
高坂村1889〜1956
沼田西村1889〜1954
沼田東村1889〜1954
小泉村1889〜1954
八幡村1889〜1953
長谷村1889〜1953
深田村1889〜1951
山中村1889〜1936
西野村1889〜1936
糸崎町1912〜1936同じ名前の駅:糸崎駅
田野浦村1889〜1936
須波村1889〜1936同じ名前の駅:須波駅

参考にした資料