今の沼田市
群馬県北部にあり、利根川と片品川・薄根川がつくった河岸段丘上に市街地が広がります。東西に長い市域は赤城山や皇海山などの山々に囲まれ、東部には吹割の滝と老神温泉があります。中心部は真田氏などが治めた城下町で、沼田城跡が公園になっています。りんご・ぶどう・さくらんぼの果樹園、玉原高原のブナ林など、段丘の農地から高原まで地形に応じた景観が続きます。
今の沼田市の区域の人口は、2020年の国勢調査で45,337人です。今の区域で数えた1980年の56,828人とくらべると20.2%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は34.5%です。
主な産業:野菜と果樹の栽培が盛んで、観光業や森林資源を使う木工業も営まれています。
特産品・名産
- りんご市内の果樹園で栽培される果実
- ぶどう市内で栽培される特産の果実
- さくらんぼ果樹園で栽培される初夏の果実
見どころ・祭り
- 吹割の滝国の名勝・天然記念物
- 沼田公園沼田城跡を整えた公園
- 老神温泉利根地域の温泉地
- 玉原高原ブナ林や季節の花がある高原
木サクラ花キキョウ沼田市の木・花
沼田市のなりたち
沼田市(ぬまたし)は、群馬県利根沼田地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、8の町村がありました。池田村・薄根村・利南村・川田村・沼田町・東村・赤城根村・白沢村です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の沼田市になりました。
今の名前「沼田市」は、1920年にあった沼田市の名前を受け継いでいます。ほかの7の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は利根郡に属していました。
「沼田市」という名前
沼田市の名は、利根地域の城下町として続いた沼田の町から受け継がれました。地名そのものの語源ははっきりしていません。1532年に沼田氏が居城して以来、真田氏などが治める城下町となりました。1889年には利根郡沼田町が発足し、1954年に周辺の4村との新設合併で沼田市が生まれました。2005年に白沢村と利根村を編入した後も、沼田市の名は変わっていません。
まちの成り立ち
沼田は利根川と片品川、薄根川がつくった河岸段丘に広がる城下町です。1532年に沼田氏が居城し、その後は真田氏、本多氏、黒田氏、土岐氏が治めました。1889年4月1日の町村制で利根郡沼田町・利南村・池田村・薄根村・川田村などが発足しました。1954年4月1日、この1町4村が新設合併し、沼田市が誕生しています。
東部の山間地域では、北勢多郡赤城根村と利根郡東村が、1896年の郡の再編後にともに利根郡へ属しました。1956年9月30日に両村が新設合併して利根村となりました。1961年8月1日、利根村の生越は昭和村へ移っています。白沢村は、1889年の町村制から独立した村として続きました。
2005年2月13日、沼田市は白沢村と利根村を編入しました。これにより、段丘上の城下町と、白沢の農村、吹割の滝や老神温泉を含む山間の地域が一つの市にまとまりました。中心部には城跡を整えた沼田公園があり、周辺では果樹園が営まれています。城下町の歴史と、山々や川がつくった地形が重なるまちです。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、北勢多郡に赤城根村、利根郡に東村・池田村・薄根村・川田村・白沢村・利南村・沼田町が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.gunma.jp
- 1896年4月1日明治29年北勢多郡・利根郡と吾妻郡久賀村が再編され、赤城根村などが新しい利根郡に属することとなった。種類:郡の変更 出典:www.pref.gunma.jp
- 1954年4月1日昭和29年沼田町・利南村・池田村・薄根村・川田村が新設合併し、沼田市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.gunma.jp
- 1956年9月30日昭和31年利根郡東村と赤城根村が新設合併し、利根村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.gunma.jp
- 1961年8月1日昭和36年利根村の生越が昭和村に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.gunma.jp
- 2005年2月13日平成17年白沢村・利根村が沼田市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.gunma.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。