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多古町たこまち

1920年には5の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の多古町になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の多古町

北総台地の東側に位置し、中央を流れる栗山川沿いに水田が広がる町です。北側や東側の台地には畑、斜面には山林があり、川沿いの低地と台地の景観が組み合わさっています。多古米や大和芋を生産し、稲作と畑作が町の農業を支えています。明治に成立した多古・東条・久賀・中・常磐の地域が二度の合併で一つとなり、町の花にはアジサイ、町の木にはサザンカを定めています。

今の多古町の区域の人口は、2020年の国勢調査で13,735人です。今の区域で数えた1980年の17,133人とくらべると19.8%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.4%です。

13,735人人口(2020年)
−19.8%1980年からの増減
72.8km²面積(国土地理院)
189人/km²人口密度
37.4%65歳以上の割合
18,2011980199020052020
15歳未満 9.1%15〜64歳 53.5%65歳以上 37.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:多古米などの稲作、大和芋の栽培、養鶏などの農業が盛んです。

特産品・名産

  • 多古米町の水田で育つコシヒカリです。
  • 大和芋粘りの強い町の特産の芋です。
  • 日本酒多古米を使って仕込む酒です。

見どころ・祭り

  • 日本寺中村檀林跡とアジサイがある寺院です。
  • 道の駅多古あじさい館栗山川沿いにある農産物の販売施設です。
  • あじさい遊歩道栗山川沿いにアジサイが続く遊歩道です。

木サザンカ花アジサイ多古町の木・花

多古町のなりたち

多古町(たこまち)は、千葉県香取地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。東條村・久賀村・常磐村・中村・多古町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の多古町になりました。

今の名前「多古町」は、1920年にあった多古町の名前を受け継いでいます。ほかの4の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の多古町が約24km²だったのに対し、今の多古町は約72km²と、およそ3.0倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は香取郡に属していました。

51920年の町村の数
2回合併・編入の回数
73km²今の面積
1954年いちばん新しい合併

「多古町」という名前

多古の地名は、かつてこの地域に多くの湖があり、「多湖」と呼ばれたことに由来するという説があります。地名が生まれた詳しい時期ははっきりしていません。自治体名としては、1889年の多古村から多古町へ受け継がれました。1951年に東条村と、1954年に久賀村・中村・常磐村と合併した際にも、新しい町の名前に多古の呼び名を採用しています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、香取郡に多古村・東条村・久賀村・中村・常磐村が発足しました。多古村は1891年6月に町制を施行して多古町となりました。周辺の四村はそれぞれ独立した自治体として行政を行っていました。

1951年4月1日、旧多古町と東条村が合併し、新しい多古町が成立しました。同じ町名が続くため単なる編入にも見えますが、このときは旧町と村を合わせた新設合併です。続いて1954年3月31日には、多古町・久賀村・中村・常磐村が合併しました。この合併でも新町の名前は多古町となり、現在につながる町域がまとまりました。

町の中央には栗山川が流れ、川沿いに水田が広がっています。北側や東側の台地には畑があり、斜面には山林が残ります。川沿いの低地では多古米を生産し、台地では大和芋などを栽培しています。栗山川の流域と周辺の台地には、稲作と畑作を続けてきた集落が点在します。

今の多古町は、明治に成立した五つの町村を、昭和の二度の合併でまとめた自治体です。栗山川沿いの農業と台地の畑や林が共存する地域を、町名を引き継ぎながら一つの町として運営しています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年香取郡に多古村・東条村・久賀村・中村・常磐村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1891年6月明治24年多古村が町制を施行して多古町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1951年4月1日昭和26年多古町と東条村が合併して新しい多古町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  4. 1954年3月31日昭和29年多古町・久賀村・中村・常磐村が合併して新しい多古町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

多古町1891〜今
久賀村1889〜1954
常磐村1889〜1954
中村1889〜1954
東條村1889〜1951

参考にした資料