今の香取市
千葉県北東部に位置し、北側は茨城県に接する市です。利根川が流れる北部には水田が広がり、南部は北総台地の畑と山林を持ちます。水運の町として発展した佐原には商家や土蔵の町並み、伊能忠敬の旧宅が残り、市内には香取神宮もあります。米やサツマイモの産地でもあり、2006年に佐原・小見川・山田・栗源の一市三町が合併して成立しました。
今の香取市の区域の人口は、2020年の国勢調査で72,356人です。今の区域で数えた1980年の92,048人とくらべると21.4%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.2%です。
主な産業:水郷の稲作、野菜栽培、畜産に加え、佐原の商業や観光が営まれています。
特産品・名産
- 梨市内で栽培される特産の果実です。
- ニラ施設などを使い年間を通して栽培します。
- しじみ利根川で採れる大粒の貝です。
見どころ・祭り
- 佐原の町並み小野川沿いに歴史ある町屋が残ります。
- 香取神宮香取神社の総本社として知られます。
- 伊能忠敬記念館全国を測量した伊能忠敬の資料館です。
木サクラ花アヤメ鳥ヨシキリ香取市の木・花・鳥
香取市のなりたち
香取市(かとりし)は、千葉県香取地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、17の町村がありました。東大戸村・香取町・香西村・豊浦村・神里村・森山村・八都村・府馬村・山倉村・新島村・津宮村・大倉村・瑞穂村・良文村・佐原町・小見川町・栗源村です。これらの町村が、9回の合併や編入を経て、今の香取市になりました。
今の名前「香取市」は、1920年にあった香取市の名前を受け継いでいます。ほかの16の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の香取町が約21km²だったのに対し、今の香取市は約262km²と、およそ12.7倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は香取郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧佐原町の区域には佐原駅(成田線)があります。旧小見川町の区域には小見川駅(成田線)があります。
「香取市」という名前
香取市は、2006年に佐原市・小見川町・山田町・栗源町が合併して成立し、地域で使われてきた香取の呼び名を市名としました。古代には香取郡があり、香取神宮や、かつての内海を指す香取の海にも同じ呼び名が使われています。ただし、これらの記述だけでは香取という語の具体的な語源は確定できません。古くからの地域の呼び名が、合併で成立した市の名前に受け継がれました。
まちの成り立ち
香取市の北部には利根川沿いの水田地域、南部には台地の畑や山林が広がっています。佐原と小見川は水運による物資の集散地として発展しました。山田と栗源では台地を利用した桑苗の栽培や養蚕が行われ、それぞれの土地に異なる産業の歴史があります。
1889年(明治22年)の町村制で、佐原地域に九町村、小見川地域に五町村、山田地域に三村、栗源地域に一村が成立しました。その後、相根村は香西村へ改称し、香取村は町となりました。1899年には本新島村の分割と、佐原町・新島村の一部が茨城県へ移る県境変更がありました。千葉県側の本新島村の残る区域は東大戸村と合併しています。
1951年3月15日、佐原町・香取町・香西村・東大戸村が合併して佐原市が成立しました。同年4月1日には小見川町・豊浦村・神里村・森山村が新しい小見川町となりました。1954年8月1日に府馬町・八都村・山倉村が合併して山田町となり、栗源町は1924年の町制以来、独立した町として続いていました。
1955年には佐原市が瑞穂村・新島村・津宮村・大倉村を編入し、小見川町も良文村を編入しました。こうしてまとまった一市三町は、2006年3月27日に合併して香取市となりました。旧市への三町の編入ではなく、四つの自治体が新たな市をつくった合併です。利根川沿いと南側の台地の地域が、香取市のもとで一つになりました。
年表
- 1889年4月1日明治22年香取郡に佐原町・香取村・相根村・東大戸村・本新島村・瑞穂村・新島村・津宮村・大倉村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年香取郡に小見川町・豊浦村・神里村・森山村・良文村・府馬村・八都村・山倉村・栗源村・神代村・笹川村・橘村・東城村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1890年5月23日明治23年相根村が香西村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
- 1897年香取村が町制を施行して香取町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1899年4月1日明治32年東大戸村と本新島村の一部が合併して新しい東大戸村となった。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1899年4月1日明治32年本新島村の一部と佐原町・新島村の各一部が茨城県に移り、稲敷郡本新島村となった。種類:県境を越えた編入 出典:Wikipedia
- 1899年4月1日明治32年本新島村の一部が十余島村に編入され、同村は茨城県稲敷郡に属した。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1907年8月1日明治40年笹川村が町制を施行して笹川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1913年香西村牧野の区域が佐原町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1924年4月10日大正13年栗源村が町制を施行して栗源町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1925年10月1日大正14年府馬村が町制を施行して府馬町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1951年3月15日昭和26年佐原町・香取町・香西村・東大戸村が合併して佐原市となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1951年4月1日昭和26年小見川町・豊浦村・神里村・森山村が合併して新しい小見川町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1954年8月1日昭和29年府馬町・八都村・山倉村が合併して山田町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1955年2月11日昭和30年瑞穂村・新島村・津宮村・大倉村が佐原市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1955年2月11日昭和30年良文村が小見川町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1955年7月20日昭和30年笹川町・神代村・橘村・東城村が合併して東庄町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 1956年4月15日昭和31年東庄町の桜井・芦戸・大久保・東和田・神田の各一部が小見川町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp
- 2006年3月27日平成18年佐原市・小見川町・山田町・栗源町が合併して香取市となった。種類:新設合併 出典:www.city.katori.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。