今の大館市
秋田県の北部にあり、北は青森県と接する市です。米代川が東から西へ市の中央を流れ、山に囲まれた大館盆地に市街地が開けています。明治以降は花岡などの鉱山で栄え、平成のはじめにすべての鉱山が閉山したあとは、その技術を生かした資源リサイクル産業が育ちました。秋田杉の曲げわっぱやきりたんぽ、秋田犬のまちとしても知られます。
今の大館市の区域の人口は、2020年の国勢調査で69,237人です。今の区域で数えた1980年の95,529人とくらべると27.5%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は39.3%です。
主な産業:鉱山の技術を生かした資源リサイクル産業と、医療機器・医薬品の製造が柱です。
特産品・名産
- きりたんぽ比内地鶏のだしで煮る郷土料理
- 大館曲げわっぱ秋田杉の薄板を曲げて作る伝統的工芸品
- 比内地鶏きりたんぽ鍋に欠かせない地鶏
見どころ・祭り
- 大館樹海ドーム秋田杉を使った木造の大型ドーム
- 大館大文字まつり鳳凰山に「大」の字を灯す夏の行事
- 田代岳市の北西部にそびえる山
- 忠犬ハチ公像大館駅前に立つハチ公の像
木秋田杉花キク大館市の木・花
大館市のなりたち
大館市(おおだてし)は、秋田県県北の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、16の町村がありました。釈迦内村・矢立村・花岡村・長木村・下川沿村・上川沿村・真中村・二井田村・扇田町・西館村・東館村・大葛村・十二所町・早口村・山瀬村・大館町です。これらの町村が、8回の合併や編入を経て、今の大館市になりました。
今の名前「大館市」は、1920年にあった大館町の名前を受け継いでいます。ほかの15の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は北秋田郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧下川沿村の区域には下川沿駅(奥羽本線)があります。旧扇田町の区域には扇田駅(花輪線)があります。旧十二所町の区域には十二所駅(花輪線)があります。旧早口村の区域には早口駅(奥羽本線)があります。
「大館市」という名前
「大館」という地名の由来は、はっきりしていません。江戸時代には久保田藩の支城である大館城が置かれ、そのまわりに城下町が開けました。1889年(明治22年)の町村制で東大館町と西大館町がひとつになって大館町となり、1951年(昭和26年)に市制を施行したときも、その名を受けついで大館市となりました。
まちの成り立ち
1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、北秋田郡に大館町が発足しました。同じ日に、今の市域には十二所町と、釈迦内村・長木村・上川沿村・下川沿村・二井田村・真中村・花岡村・矢立村・扇田村・東館村・西館村・大葛村・早口村・山瀬村が生まれています。その後、扇田村・花岡村・早口村は町制を施行して町になりました。明治のころから花岡などで鉱山が開かれ、鉱業がまちを支えました。
1951年(昭和26年)4月1日、大館町と釈迦内村が合併し、市制を施行して大館市が発足しました。1955年(昭和30年)3月には長木村・上川沿村・下川沿村・二井田村・真中村が、同じ月の末には十二所町が大館市に編入されます。同じ年、花岡町と矢立村が合併して花矢町が、扇田町・東館村・西館村・大葛村が合併して比内町が生まれました。1956年(昭和31年)には早口町と山瀬村が合併して田代町ができています。
1967年(昭和42年)12月に花矢町が大館市に編入されました。2005年(平成17年)6月20日には比内町と田代町が編入され、今の大館市になりました。鉱山は平成のはじめまでにすべて閉山し、その技術を生かした資源リサイクルの工場などが立地しています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、北秋田郡に大館町・十二所町と、釈迦内村・長木村・上川沿村・下川沿村・二井田村・真中村・花岡村・矢立村・扇田村・東館村・西館村・大葛村・早口村・山瀬村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1896年6月15日明治29年北秋田郡扇田村が町制を施行して扇田町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1932年8月1日昭和7年北秋田郡長木村のうち旧柄沢村の区域が大館町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1932年9月30日昭和7年北秋田郡花岡村が町制を施行して花岡町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1947年7月1日昭和22年北秋田郡早口村が町制を施行して早口町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1951年4月1日昭和26年北秋田郡の大館町と釈迦内村が合併し、市制を施行して大館市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.odate.lg.jp
- 1955年3月1日昭和30年北秋田郡の長木村・上川沿村・下川沿村・二井田村・真中村が大館市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1955年3月1日昭和30年北秋田郡の花岡町と矢立村が合併して花矢町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1955年3月31日昭和30年北秋田郡十二所町が大館市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1955年3月31日昭和30年北秋田郡の扇田町・東館村・西館村・大葛村が合併して比内町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1956年9月30日昭和31年北秋田郡の早口町と山瀬村が合併して田代町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1967年12月21日昭和42年北秋田郡花矢町が大館市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1968年2月1日昭和43年大館市と比内町のあいだで境界が変更され、山館と扇田の一部をたがいに編入した。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1969年11月1日昭和44年大館市と比内町のあいだで境界が変更され、二井田と片貝の一部をたがいに編入した。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 2002年12月10日平成14年大館市と比内町のあいだで境界が変更され、二井田と扇田の一部をたがいに編入した。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 2005年6月20日平成17年北秋田郡の比内町と田代町が大館市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.akita.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。