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湯沢市ゆざわし

1920年には16の町村だった区域が、7回の合併・編入を経て、今の湯沢市になりました。

16町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の湯沢市

秋田県の南東部にある市で、山形県と宮城県に接します。市街地は横手盆地の南、雄物川の東の鉦打沢川の扇状地に広がります。奥羽山脈に連なる山あいには小安峡、川原毛、泥湯、秋ノ宮などの温泉地が点在します。稲庭うどんや川連漆器といった伝統の産物があり、ジオパークにも認定されて温泉と自然を生かした観光が盛んです。

今の湯沢市の区域の人口は、2020年の国勢調査で42,091人です。今の区域で数えた1980年の65,532人とくらべると35.8%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は40.3%です。

42,091人人口(2020年)
−35.8%1980年からの増減
822.2km²面積(概算)
51人/km²人口密度
40.3%65歳以上の割合
65,5321980199020052020
15歳未満 8.6%15〜64歳 51.1%65歳以上 40.3%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:稲庭うどんや酒造り、川連漆器などの地場産業と、稲作、温泉観光が柱です。

特産品・名産

  • 稲庭うどん全国に知られる手延べのうどん
  • 川連漆器木材を生かした伝統の漆器
  • 地酒皆瀬川などの水で造る秋田の酒

見どころ・祭り

  • 小安峡大噴湯皆瀬川の谷の岩間から熱湯と蒸気が噴き出す
  • 川原毛地獄・川原毛大湯滝地熱が生んだ荒れ地と湯の流れ落ちる滝
  • 泥湯温泉山あいの秘湯
  • ゆざわジオパーク温泉と地熱の大地を見て回るジオパーク
  • 七夕絵どうろうまつり美人画の絵どうろうが並ぶ夏の祭り

木ケヤキ花サクラ鳥ヤマドリ湯沢市の木・花・鳥

湯沢市のなりたち

湯沢市(ゆざわし)は、秋田県県南の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、16の町村がありました。弁天村・幡野村・岩崎町・山田村・三関村・須川村・院内町・横堀町・秋ノ宮村・小野村・駒形村・川連村・三梨村・稲庭町・皆瀬村・湯沢町です。これらの町村が、7回の合併や編入を経て、今の湯沢市になりました。

今の名前「湯沢市」は、1920年にあった湯沢町の名前を受け継いでいます。ほかの15の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は雄勝郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧三関村の区域には三関駅(奥羽本線)があります。旧院内町の区域には院内駅(奥羽本線)があります。旧横堀町の区域には横堀駅(奥羽本線)があります。

161920年の町村の数
7回合併・編入の回数
822km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「湯沢市」という名前

「湯沢」という地名の由来は、はっきりしていません。湯沢は城下町として栄えた町で、明治の町村制で雄勝郡湯沢町となりました。1954年(昭和29年)に周りの町村と合併して市制を施行したときも「湯沢」の名が受けつがれ、2005年(平成17年)の合併で生まれた今の市もこの名を名のっています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、雄勝郡に湯沢町が発足しました。周りには岩崎町と、稲庭・横堀・院内・弁天・幡野・駒形・川連・三梨・皆瀬・三関・須川・小野・秋ノ宮・山田の各村が置かれています。院内には江戸時代から銀山があり、院内と横堀は1895年(明治28年)に、稲庭は1902年(明治35年)に、川連は1933年(昭和8年)に町になりました。

1954年(昭和29年)3月31日、湯沢町・岩崎町・山田村・三関村・弁天村・幡野村が合併して市制を施行し、湯沢市が発足しました。翌1955年(昭和30年)3月には須川村が編入されています。同じ年の4月に院内町・横堀町・秋ノ宮村が合併して雄勝町が生まれ、7月には小野村が加わりました。

1956年(昭和31年)6月に川連町と駒形村が合併し、9月にはその川連町と稲庭町・三梨村が合併して稲庭川連町となります。稲庭川連町は1966年(昭和41年)に稲川町と改めました。2005年(平成17年)3月22日、湯沢市・稲川町・雄勝町・皆瀬村が合併し、新しい湯沢市が発足しました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、雄勝郡に湯沢町・岩崎町と、稲庭村・横堀村・院内村・弁天村・幡野村・駒形村・川連村・三梨村・皆瀬村・三関村・須川村・小野村・秋ノ宮村・山田村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1895年7月19日明治28年雄勝郡の横堀村と院内村が町制を施行し、横堀町と院内町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1902年6月4日明治35年雄勝郡稲庭村が町制を施行して稲庭町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1933年4月1日昭和8年雄勝郡川連村が町制を施行して川連町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1954年3月31日昭和29年雄勝郡の湯沢町・岩崎町・山田村・三関村・弁天村・幡野村が合併し、市制を施行して湯沢市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.akita.lg.jp
  6. 1955年3月1日昭和30年雄勝郡須川村が湯沢市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.akita.lg.jp
  7. 1955年4月15日昭和30年雄勝郡の院内町・横堀町・秋ノ宮村が合併して雄勝町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.akita.lg.jp
  8. 1955年7月25日昭和30年雄勝郡小野村が雄勝町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.akita.lg.jp
  9. 1956年6月5日昭和31年雄勝郡の川連町と駒形村が合併し、新しい川連町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1956年9月30日昭和31年雄勝郡の稲庭町・川連町・三梨村が合併して稲庭川連町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.akita.lg.jp
  11. 1957年6月1日昭和32年稲庭川連町の一部(戸波と三又のうち羽場)が平鹿郡増田町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
  12. 1966年4月1日昭和41年雄勝郡稲庭川連町が稲川町に改称した。種類:改称 出典:www.pref.akita.lg.jp
  13. 2005年3月22日平成17年湯沢市と雄勝郡の稲川町・雄勝町・皆瀬村が合併し、新しい湯沢市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.akita.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

湯沢町→湯沢市1889〜今
皆瀬村1889〜2005
雄勝町1955〜2005
小野村1889〜1955
院内町1895〜1955同じ名前の駅:院内駅
横堀町1895〜1955同じ名前の駅:横堀駅
秋ノ宮村1889〜1955
稲庭川連町→稲川町1956〜2005
川連村→川連町1889〜1956
三梨村1889〜1956
稲庭町1902〜1956
駒形村1889〜1956
須川村1889〜1955
弁天村1889〜1954
幡野村1889〜1954
岩崎町1889〜1954
山田村1889〜1954
三関村1889〜1954同じ名前の駅:三関駅

参考にした資料