今の藤里町
秋田県の北部、山本郡にある町です。青森県との県境には世界自然遺産の白神山地が連なり、そこに発する藤琴川と粕毛川が町の中心で合流して米代川へ向かいます。粕毛川には素波里ダムがあり、ブナ林や湿原、滝など自然の見どころが多くあります。白神山地ワインやまいたけ、りんどう、羊の肉など、山あいの土地を生かした産物づくりも進められています。
今の藤里町の区域の人口は、2020年の国勢調査で2,896人です。今の区域で数えた1980年の5,837人とくらべると50.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は48.8%です。
主な産業:ワインやまいたけ、りんどう、羊などの農産物づくりと、白神山地を生かした観光です。
特産品・名産
- 白神山地ワイン町の名産として挙げられるワイン
- まいたけ町の主要な特産品の一つ
- あきた白神りんどう町で栽培されるりんどうの花
- サフォーク種ホゲット町で育てられる羊の肉
見どころ・祭り
- 岳岱自然観察教育林ブナ林を観察できる森
- 田苗代湿原湿性植物を観察できる湿原
- 素波里園地素波里ダムの湖に面した名所
- 峨瓏大滝町の名所に挙げられる滝
- 白神山地世界遺産センター藤里館白神山地を紹介する施設
木ブナ花フジ鳥クマゲラ藤里町の木・花・鳥
藤里町のなりたち
藤里町(ふじさとまち)は、秋田県県北の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。藤琴村・粕毛村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の藤里町になりました。
今の名前「藤里町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの2の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の粕毛村が約155km²だったのに対し、今の藤里町は約299km²と、およそ1.9倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は山本郡に属していました。
「藤里町」という名前
「藤里」という町名は、1955年(昭和30年)に藤琴村と粕毛村が合併したときに決められました。藤琴村の「藤」と、粕毛村の名勝地である素波里(すばり)の「里」を合わせた名前です。合併で生まれた藤里村は、1963年(昭和38年)に町制を施行して藤里町となり、町名もそのまま受けつがれています。
まちの成り立ち
藤里町は秋田県の北部にあり、青森県との県境には白神山地の山並みが連なっています。白神山地に発する藤琴川と粕毛川が町の中心の藤琴で合流し、米代川へ流れていきます。
1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、山本郡に藤琴村と粕毛村が発足しました。藤琴村は藤琴・大沢・太良の村々をまとめた村です。町内には太良鉱山など古くから多くの鉱山が開かれていました。
1953年(昭和28年)に町村合併促進法が施行されると、両村は合併促進協議会を設けて話し合いを進めました。1955年(昭和30年)3月31日、藤琴村と粕毛村が合併し、藤里村が生まれます。その後、公共施設の整備が進み、1963年(昭和38年)11月1日に町制を施行して藤里町となりました。町章もこのとき定められています。
1993年(平成5年)には白神山地が屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。平成の大合併では合併を選ばず、藤里町として続いています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、山本郡に藤琴村と粕毛村が発足した。種類:町村制 出典:www.town.fujisato.akita.jp
- 1955年3月31日昭和30年山本郡の藤琴村と粕毛村が合併して藤里村が発足した。種類:新設合併 出典:www.town.fujisato.akita.jp
- 1963年11月1日昭和38年山本郡藤里村が町制を施行して藤里町となった。種類:町制施行 出典:www.town.fujisato.akita.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。