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鳴門市なるとし

1920年には8の町村だった区域が、5回の合併・編入を経て、今の鳴門市になりました。

8町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の鳴門市

四国の北東の端にあり、鳴門海峡をはさんで淡路島と向かい合う市です。四国本島と大毛島などの島からなり、北西は阿讃山脈の東の端で山がちです。南の市境には旧吉野川が流れます。海峡の渦潮で知られる観光地であり、地元で始まった大塚グループの工場や施設も多い企業のまちです。塩づくりが盛んだった歴史があり、漁業やわかめの養殖も行われています。

今の鳴門市の区域の人口は、2020年の国勢調査で54,622人です。今の区域で数えた1980年の63,423人とくらべると13.9%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は35.4%です。

54,622人人口(2020年)
−13.9%1980年からの増減
135.57km²面積(国土地理院)
403人/km²人口密度
35.4%65歳以上の割合
64,9231980199020052020
15歳未満 10.4%15〜64歳 54.2%65歳以上 35.4%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:大塚グループなどの工場、鳴門金時などの農業、ハマチやわかめの養殖を含む漁業が中心です。

特産品・名産

  • 鳴門金時市の特産品として知られる農産物
  • 鳴門わかめ市の特産品として知られる海産物
  • 大谷焼市内に伝わる伝統工芸

見どころ・祭り

  • 鳴門公園鳴門海峡周辺に整備された公園。渦潮で知られる
  • 大塚国際美術館鳴門公園内にある美術館
  • 霊山寺四国八十八ヶ所の第1番札所
  • 大麻比古神社阿波国一宮

木モチ花ハマボウ鳥コウノトリ鳴門市の木・花・鳥

鳴門市のなりたち

鳴門市(なるとし)は、徳島県東部の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、8の町村がありました。瀬戸村・撫養町・里浦村・大津村・北灘村・板東町・堀江村・鳴門村です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今の鳴門市になりました。

今の名前「鳴門市」は、1920年にあった鳴門村の名前を受け継いでいます。ほかの7の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の鳴門村が約16km²だったのに対し、今の鳴門市は約133km²と、およそ8.3倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は板野郡に属していました。

81920年の町村の数
5回合併・編入の回数
136km²今の面積
1967年いちばん新しい合併

「鳴門市」という名前

「鳴門」は、渦潮が音を立てて流れる海峡を指す「瀬戸」「迫門」などの言葉に由来するとされます。江戸時代までは「鳴戸」と書かれることもありました。1947年(昭和22年)に撫養町など3町1村が合わさって市になるとき、中心の撫養町と渦潮観光の鳴門町との間で市名の調整がつかず、「鳴南市」としました。市民の評判が悪く、2か月後の5月15日に鳴門市へ改称しました。

まちの成り立ち

鳴門市は、四国の東の端で鳴門海峡に面しています。1889年(明治22年)10月1日の町村制で、板野郡に撫養町、里浦村、鳴門村、瀬戸村、大津村、堀江村、板東村、北灘村などが発足しました。その後、板東村が1915年(大正4年)に町制を施行して板東町となり、瀬戸村が1928年(昭和3年)に瀬戸町、鳴門村が1940年(昭和15年)に鳴門町となりました。堀江村も1953年(昭和28年)に町制を施行し、堀江町となっています。1947年(昭和22年)3月15日、撫養町・鳴門町・瀬戸町・里浦村が新設合併して鳴南市が生まれ、同年5月15日に鳴門市と改称しました。その後、1955年(昭和30年)に大津村、1956年(昭和31年)に北灘村を編入しました。1959年(昭和34年)には堀江町と板東町が合わさって大麻町ができ、1967年(昭和42年)に鳴門市へ編入されました。今は渦潮で知られる観光のまちであり、製薬などの工場も立地しています。

年表

  1. 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、板野郡に撫養町・里浦村・鳴門村・瀬戸村・大津村・堀江村・板東村・北灘村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  2. 1915年11月10日大正4年板野郡板東村が町制を施行して板東町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1928年11月1日昭和3年板野郡瀬戸村が町制を施行して瀬戸町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1940年4月1日昭和15年板野郡鳴門村が町制を施行して鳴門町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1947年3月15日昭和22年板野郡の撫養町・鳴門町・瀬戸町・里浦村が合併し、市制を施行して鳴南市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  6. 1947年5月15日昭和22年鳴南市が鳴門市に改称した。種類:改称 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  7. 1953年4月1日昭和28年板野郡堀江村が町制を施行して堀江町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  8. 1955年2月11日昭和30年板野郡大津村が鳴門市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  9. 1956年9月30日昭和31年板野郡北灘村が鳴門市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  10. 1959年4月1日昭和34年板野郡の板東町と堀江町が合併して大麻町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
  11. 1967年1月1日昭和42年板野郡大麻町が鳴門市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.tokushima.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

鳴門村→鳴門市1889〜今
大麻町1959〜1967
板東町1915〜1959
堀江村→堀江町1889〜1959
北灘村1889〜1956
大津村1889〜1955
瀬戸村1889〜1947
撫養町1889〜1947
里浦村1889〜1947

参考にした資料