今の那賀町
徳島県の南部にある山あいの町です。標高1,000m以上の山々に囲まれ、面積の9割以上が森林で、那賀川が町を西から東へ流れます。剣山国定公園の奥地には高の瀬峡や剣山スーパー林道があり、大小100以上の滝がある旧木沢村もあります。木頭ゆずやオモトなどの農林業が盛んです。標高が高く、紅葉と滝が一体になった景色が楽しめます。
今の那賀町の区域の人口は、2020年の国勢調査で7,367人です。今の区域で数えた1980年の14,360人とくらべると48.7%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は51.8%です。
主な産業:木頭ゆずやオモトなどの農林業が中心です。
特産品・名産
- 木頭ゆず木頭地区の特産のゆず
- オモト相生地区の特産。正月飾りに使われ、日本一の産地とされる
- ケイトウ彼岸などの仏花用。西日本一の産地
見どころ・祭り
- 大釜の滝那賀川水系の景勝地
- 大轟の滝紅葉と合わさる景勝地
- 高の瀬峡剣山国定公園の奥地にある渓谷
- 剣山スーパー林道町内を通る林道
那賀町のなりたち
那賀町(なかちょう)は、徳島県南部の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、11の町村がありました。下木頭村・沢谷村・坂州木頭村・延野村・日野谷村・宮浜村・中木頭村・上木頭村・鷲敷町・相生村・奥木頭村です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の那賀町になりました。
今の名前「那賀町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの11の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の奥木頭村が約194km²だったのに対し、今の那賀町は約676km²と、およそ3.5倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は海部郡・那賀郡に属していました。
「那賀町」という名前
「那賀」は、町を流れる那賀川にちなむ古い郡名で、町が属する那賀郡の名と同じです。町は2005年(平成17年)3月1日に、鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村・木頭村の5町村が新設合併して生まれました。那賀川の名は、450年ごろにこの地が「長の国」と呼ばれ、そこを流れる「長川」が語源だといわれます。
まちの成り立ち
那賀町は、徳島県の南部にある山あいの町で、面積の9割以上が森林です。那賀川が町の西から東へ流れます。1889年(明治22年)10月1日の町村制で、那賀郡に鷲敷村、相生村、延野村、日野谷村、宮浜村、坂州木頭村、沢谷村が、海部郡に下木頭村、中木頭村、上木頭村、奥木頭村が発足しました。鷲敷村は1908年(明治41年)に町制を施行して鷲敷町となりました。海部郡の下木頭村は1929年(昭和4年)に宮浜村に編入され、奥木頭村は1933年(昭和8年)に木頭村と改めました。残る中木頭村・上木頭村・木頭村は1951年(昭和26年)に那賀郡へ所属が変わり、中木頭村は平谷村と改めました。1955年(昭和30年)に沢谷村と坂州村が合わさって木沢村、1956年(昭和31年)に延野村・日野谷村・相生村が相生町、宮浜村と平谷村が上那賀村になりました。1957年(昭和32年)1月1日には上木頭村が分かれ、海川は上那賀村に編入されて上那賀村は町制を施行して上那賀町に、助は木頭村と合わさって改めて木頭村となりました。2005年(平成17年)3月1日、鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村・木頭村が新設合併し、那賀町が誕生しました。木頭ゆずやオモトなどの産地です。
年表
- 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、那賀郡に鷲敷村・相生村・延野村・日野谷村・宮浜村・坂州木頭村・沢谷村、海部郡に下木頭村・中木頭村・上木頭村・奥木頭村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1908年7月20日明治41年那賀郡鷲敷村が町制を施行して鷲敷町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1911年10月1日明治44年海部郡上木頭村が廃止され、和無田・出原は奥木頭村に編入され、残りの海川・助で改めて上木頭村が発足した。種類:分割 出典:Wikipedia
- 1929年7月1日昭和4年海部郡下木頭村が那賀郡宮浜村に編入された。種類:編入 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1933年1月1日昭和8年海部郡奥木頭村が木頭村に改称した。種類:改称 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1943年11月1日昭和18年那賀郡坂州木頭村が坂州村に改称した。種類:改称 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1951年1月1日昭和26年海部郡の中木頭村・上木頭村・木頭村の所属が那賀郡に変わり、同じ日に中木頭村は平谷村に改称した。種類:郡の変更 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1955年4月10日昭和30年那賀郡の沢谷村と坂州村が合併して木沢村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1956年9月30日昭和31年那賀郡の相生村・延野村・日野谷村が合併して相生町が発足した。同じ日に宮浜村と平谷村が合併して上那賀村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1957年1月1日昭和32年那賀郡上木頭村が分割され、海川は上那賀村に編入されて上那賀村は町制を施行して上那賀町となり、助は木頭村と合併して改めて木頭村が発足した。種類:分割 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 2005年3月1日平成17年那賀郡の鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村・木頭村が合併して那賀町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。