今の白石市
宮城県南部の、蔵王連峰のふもとにある市で、県内の市で最も南に位置します。江戸時代に片倉氏の城下町として栄え、白石城をはじめ名所や旧跡が点在します。仙台市と福島市のおよそ中間にあたり、東北新幹線の白石蔵王駅があります。白石温麺が名物で、弥治郎こけしも知られます。鎌先温泉や小原温泉などの温泉地もあります。
今の白石市の区域の人口は、2020年の国勢調査で32,758人です。今の区域で数えた1980年の41,275人とくらべると20.6%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は35.8%です。
主な産業:工場の誘致による製造業と商業があり、温麺づくりや温泉の観光も盛んです。
特産品・名産
- 白石温麺白石の名物の麺
- 弥治郎こけし弥治郎地区に伝わるこけし
見どころ・祭り
- 白石城片倉氏の居城。1995年に木造で復元
- 神石白石地名のもとと伝わる大きな石
- 傑山寺片倉景綱が建てた片倉家の菩提寺
- 鎌先温泉市内の温泉地
- 小原温泉市内の温泉地
木ブナ花ヤマブキ鳥ウグイス白石市の木・花・鳥
白石市のなりたち
白石市(しろいしし)は、宮城県仙南地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、8の町村がありました。福岡村・白川村・大鷹沢村・大平村・斎川村・越河村・小原村・白石町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の白石市になりました。
今の名前「白石市」は、1920年にあった白石町の名前を受け継いでいます。ほかの7の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の白石町が約11km²だったのに対し、今の白石市は約294km²と、およそ26.7倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は刈田郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧越河村の区域には越河駅(東北本線)があります。
「白石市」という名前
「白石」は「しろいし」と読みます。名の由来ははっきりしていませんが、市街地にある「神石白石(しんせきしろいし)」という大きな石が地名のもとになったと伝えられています。この石の根は、遠く仙台市泉区の根白石まで続いているという言い伝えもあります。市の名は、1889年(明治22年)に発足した白石町の名を受け継いでいます。
まちの成り立ち
白石は、江戸時代から明治維新まで片倉氏が治めた城下町でした。一国一城令のもとでも白石城は例外として残されました。戊辰戦争のとき、仙台藩が奥羽越列藩同盟の盟主となると、白石城には列藩同盟の会議所が置かれました。戦いのあと、片倉家の家臣たちは北海道に渡り、今の登別市や札幌市白石区のあたりを開拓しました。
1889年(明治22年)4月1日の町村制の施行で、刈田郡に白石町が発足し、周りには福岡村・白川村・大鷹沢村・大平村・斎川村・越河村・小原村ができました。
1954年(昭和29年)4月1日、白石町と大鷹沢村・大平村・越河村・斎川村・白川村・福岡村が合併して白石市が発足しました。宮城県で6番目の市でした。1957年(昭和32年)3月31日には小原村が編入されました。
市は宮城県の市の中で最も南にあり、蔵王連峰のふもとに広がっています。1995年(平成7年)には白石城の三階櫓と大手門が木造で復元されました。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、刈田郡に白石町・福岡村・白川村・大鷹沢村・大平村・斎川村・越河村・小原村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1926年4月1日大正15年刈田郡白川村の一部(小下倉)が白石町に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1954年4月1日昭和29年刈田郡の白石町・大平村・大鷹沢村・福岡村・白川村・越河村・斎川村が合併し、白石市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1957年3月31日昭和32年刈田郡小原村が白石市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。