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古河市こがし

1920年には9の町村だった区域が、4回の合併・編入を経て、今の古河市になりました。

9町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の古河市

茨城県西部に位置し、渡良瀬川と利根川の水辺に近い市です。古河・総和・三和の三地域がまとまり、古河公方にゆかりのある土地と田園の広がる地域をあわせ持ちます。古河公方公園は御所沼を抱え、花桃が知られています。市の花はハナモモ、木はケヤキ、鳥はカワセミです。川魚料理も親しまれ、鮒の甘露煮は市の紹介で取り上げられています。

今の古河市の区域の人口は、2020年の国勢調査で139,344人です。今の区域で数えた1980年の117,691人とくらべると18.4%ふえ、人口は2000年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は28.8%です。

139,344人人口(2020年)
+18.4%1980年からの増減
123.7km²面積(概算)
1,126人/km²人口密度
28.8%65歳以上の割合
146,4521980199020052020
15歳未満 11.7%15〜64歳 59.5%65歳以上 28.8%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:歴史ある城下町の観光と、そばや菓子などの食品づくりが根付いています。

特産品・名産

  • 鮒の甘露煮川魚を使った古河の伝統的な味
  • 常陸秋そば市内でも栽培される香り豊かなそば
  • 古河の和菓子城下町で親しまれる菓子づくり

見どころ・祭り

  • 古河公方公園桃の花や自然景観を楽しめる公園
  • 古河歴史博物館城跡の一角で地域の歴史を紹介
  • 鷹見泉石記念館蘭学者ゆかりの旧家

木ケヤキ花ハナモモ鳥カワセミ古河市の木・花・鳥

古河市のなりたち

古河市(こがし)は、茨城県県西地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、9の町村がありました。幸島村・名崎村・八俣村・新郷村・岡郷村・勝鹿村・桜井村・香取村・古河町です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の古河市になりました。

今の名前「古河市」は、1920年にあった古河町の名前を受け継いでいます。ほかの8の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の古河町が約12km²だったのに対し、今の古河市は約124km²と、およそ10.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は猿島郡・結城郡に属していました。

91920年の町村の数
4回合併・編入の回数
124km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「古河市」という名前

古河という名前は、1889年に発足した古河町、1950年の旧古河市を経て、現在の市へ受け継がれています。2005年には旧古河市と総和町・三和町が新設合併し、新しい市も古河市と名乗りました。古い地名の詳しい由来ははっきりしていません。旧市名を引き継ぐ一方、総和と三和の地域も現在の市に含まれています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、西葛飾郡に古河町・新郷村・岡郷村・勝鹿村・桜井村・香取村が発足しました。猿島郡には幸島村・八俣村、結城郡には名崎村がありました。現在の市につながる町村は、当初三つの郡に分かれていたことになります。1896年には西葛飾郡が猿島郡へ統合されました。

古河町は1950年8月1日に市となり、1955年3月15日には新郷村を編入しました。同年2月11日には幸島村・八俣村・名崎村が合併し、猿島郡三和村が生まれました。3月16日には岡郷村・勝鹿村・桜井村・香取村が総和村をつくりました。三和村の成田新田は、同年6月に八千代村へ移っています。

総和村は1968年1月1日、三和村は1969年1月1日に町になりました。三和は町制とともに読みを「みわ」から「さんわ」へ変えています。2005年9月12日、旧古河市・総和町・三和町が新設合併し、現在の古河市が発足しました。旧市の拡張ではなく、一市二町が新しい市をつくった合併です。川の交通や古河公方の歴史を持つ地域と、周辺の田園地域がまとまりました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年西葛飾郡に古河町・新郷村・岡郷村・勝鹿村・桜井村・香取村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1889年4月1日明治22年猿島郡に幸島村・八俣村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  3. 1889年4月1日明治22年結城郡に名崎村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  4. 1896年4月1日明治29年西葛飾郡の古河町・新郷村・岡郷村・勝鹿村・桜井村・香取村が、再編された猿島郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  5. 1950年8月1日昭和25年古河町が市制を施行し、古河市となった。種類:市制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
  6. 1955年2月11日昭和30年幸島村・八俣村・名崎村が合併し、三和村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
  7. 1955年3月15日昭和30年新郷村が古河市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.ibaraki.jp
  8. 1955年3月16日昭和30年勝鹿村・岡郷村・桜井村・香取村が合併し、総和村が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp
  9. 1955年6月昭和30年三和村の成田新田が八千代村に編入された。種類:一部編入 出典:www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp
  10. 1968年1月1日昭和43年総和村が町制を施行し、総和町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
  11. 1969年1月1日昭和44年三和村が町制を施行し、三和町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.ibaraki.jp
  12. 1969年1月1日昭和44年三和町の読みが「みわまち」から「さんわまち」に変更された。種類:改称 出典:www.pref.ibaraki.jp
  13. 2005年9月12日平成17年古河市・総和町・三和町が合併し、新しい古河市が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.ibaraki.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

古河町→古河市1889〜今
総和村→総和町1955〜2005
岡郷村1889〜1955
勝鹿村1889〜1955
桜井村1889〜1955
香取村1889〜1955
三和村→三和町1955〜2005
幸島村1889〜1955
名崎村1889〜1955
八俣村1889〜1955
新郷村1889〜1955

参考にした資料