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御嵩町みたけちょう

1920年には4の町村だった区域が、1回の合併・編入を経て、今の御嵩町になりました。

4町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の御嵩町

岐阜県の中南部、可児郡に属する唯一の町で、木曽川の南岸に位置します。町の中ほどを可児川が流れ、町域の約6割を山林が占め、中心部は濃尾平野の端にあたります。江戸時代には中山道の御嶽宿・伏見宿が置かれ、宿場の面影を今に伝えます。かつては亜炭の一大産地でしたが、現在は工業団地に自動車関連企業が集まります。岐阜県で唯一の環境モデル都市にも選ばれています。

今の御嵩町の区域の人口は、2020年の国勢調査で17,516人です。今の区域で数えた1975年の15,604人とくらべると12.3%ふえ、人口は1995年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は31.8%です。

17,516人人口(2020年)
+12.3%1975年からの増減
56.69km²面積(国土地理院)
309人/km²人口密度
31.8%65歳以上の割合
19,9801975199020052020
15歳未満 11.9%15〜64歳 56.2%65歳以上 31.8%
今の区域の人口(国勢調査)。1975〜2010年は岐阜県による今の区域への組替集計、2015・2020年は総務省統計局の集計。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:工業団地に自動車関連企業が集まり、かつては亜炭の採掘で栄えました。

特産品・名産

  • みたけ味噌希少な大豆で造る独特の赤味噌
  • みたけとんちゃんみたけ味噌で味付けした豚ホルモン焼き

見どころ・祭り

  • 鬼岩公園奇岩の景勝地。鬼岩温泉がある
  • 願興寺4月第1日曜に薬師祭礼が行われる寺
  • 愚渓寺石庭のある寺院
  • 中山道 御嶽宿本陣跡が残る中山道の宿場
  • 中山道みたけ館中山道ゆかりの町の施設

木アカマツ花キク御嵩町の木・花

御嵩町のなりたち

御嵩町(みたけちょう)は、岐阜県中濃地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、4の町村がありました。中村・上之郷村・伏見村・御嵩町です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の御嵩町になりました。

今の名前「御嵩町」は、1920年にあった御嵩町の名前を受け継いでいます。ほかの3の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の御嵩町が約10km²だったのに対し、今の御嵩町は約56km²と、およそ5.5倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は可児郡に属していました。

41920年の町村の数
1回合併・編入の回数
57km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「御嵩町」という名前

町名の由来をはっきり説明した資料は、確認できた範囲では見つかりませんでした。「御嵩(みたけ)」は江戸時代の可児郡御嵩村の名で、中山道の宿場「御嶽宿」が置かれた土地として知られています。1889年(明治22年)の町村制で御嵩村の区域がそのまま御嵩町となり、1955年(昭和30年)に周りの町村と合併した新しい町も、この名を受け継ぎました。

まちの成り立ち

御嵩町は、可児郡に今も残る唯一の町です。江戸時代には中山道の御嶽宿と伏見宿が置かれ、明治のはじめには可児郡の郡役所も御嵩に置かれました。

1889年(明治22年)7月1日の町村制で、御嵩村の区域が御嵩町となりました。周りには、伏見村・比衣村・上恵土村が合わさった伏見村、中村・顔戸村・古屋敷村が合わさった中村、上之郷村・小原村・謡坂村など13の村が合わさった上之郷村が生まれています。

戦後になると、伏見村が1949年(昭和24年)4月1日に町制を施行して伏見町に、中村が1952年(昭和27年)6月1日に町制を施行して中町になりました。そして1955年(昭和30年)2月1日、御嵩町・伏見町・中町・上之郷村の3町1村が新設合併し、改めて御嵩町が発足しました。

その後も区域の調整が続きます。合併から2か月後の1955年4月1日、境界変更によって旧伏見町の大字中恵土が可児町(現在の可児市)に移りました。また1957年(昭和32年)4月1日には、境界変更で土岐市泉町定林寺の字次月が御嵩町に加わっています。

平成に入ると、御嵩町は産業廃棄物処分場の計画をめぐって全国の注目を集めました。1997年には、この計画の賛否を問う住民投票が行われ、反対が多数を占めています。

年表

  1. 1889年7月1日明治22年町村制の施行により、可児郡の御嵩村が御嵩町となり、伏見村(伏見・比衣・上恵土)、中村(中・顔戸・古屋敷)、上之郷村(上之郷・小原・謡坂など13村)が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1949年4月1日昭和24年伏見村が町制を施行し、伏見町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1952年6月1日昭和27年中村が町制を施行し、中町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1955年2月1日昭和30年御嵩町・上之郷村・中町と伏見町が合併し、改めて御嵩町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.gifu.lg.jp
  5. 1955年4月1日昭和30年可児町との境界変更により、御嵩町の大字中恵土(旧伏見町の一部)が可児町に移った。種類:その他 出典:www.pref.gifu.lg.jp
  6. 1957年4月1日昭和32年土岐市との境界変更により、土岐市泉町定林寺の字次月が御嵩町に移った。種類:その他 出典:www.pref.gifu.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

御嵩町1889〜今
上之郷村1889〜1955
伏見村→伏見町1889〜1955
中村1889〜1952

参考にした資料