今の津和野町
島根県の最西部にあり、山間の小さな盆地に城下町が広がる町です。津和野川と、高津川(吉賀川)が流れ、青野山をはじめ周りを山々に囲まれています。赤みを帯びた石州瓦の屋根の家並みが続き、津和野町津和野伝統的建造物群保存地区があります。7月末の祇園祭の鷺舞は国の重要無形民俗文化財で、森鷗外や西周の旧宅も残ります。
今の津和野町の区域の人口は、2020年の国勢調査で6,875人です。今の区域で数えた1980年の13,423人とくらべると48.8%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は48.5%です。
主な産業:城下町の観光と、アユ・ワサビなどの特産品づくりが主な産業です。
特産品・名産
- 源氏巻津和野の銘菓
- 石州和紙町の特産品に挙がる
- ざら茶町の特産品に挙がる
見どころ・祭り
- 殿町通りなまこ塀と、堀を泳ぐ鯉のある通り
- 津和野城址国の史跡。日本100名城
- 太皷谷稲成神社日本遺産の構成文化財
- 森鷗外旧宅津和野出身の作家の旧宅
木クスノキ花ツワブキ鳥シラサギ津和野町の木・花・鳥
津和野町のなりたち
津和野町(つわのちょう)は、島根県石見の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、7の町村がありました。須川村・青原村・小川村・木部村・畑迫村・日原村・津和野町です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の津和野町になりました。
今の名前「津和野町」は、1920年にあった津和野町の名前を受け継いでいます。ほかの6の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の津和野町が約11km²だったのに対し、今の津和野町は約301km²と、およそ27.9倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は鹿足郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧青原村の区域には青原駅(山口線)があります。旧日原村の区域には日原駅(山口線)があります。
「津和野町」という名前
「津和野」の名は、大昔にこの谷に住みついた人びとが、山あいに群れて咲くツワブキの花に心をひかれ、「つわぶきの野」と呼んだことに始まるといわれます。ツワブキは今も町の花に定められています。1889年(明治22年)の町村制で津和野町が生まれ、2005年(平成17年)に日原町と合わさったときも、この名が新しい町の名になりました。
まちの成り立ち
津和野は、江戸時代に津和野藩亀井氏の城下町として栄えました。明治の初めには、長崎の浦上から送られたキリシタンが改宗を迫られた出来事があり、乙女峠にその跡が残ります。森鷗外や西周の生まれたまちでもあります。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、鹿足郡に津和野町と6つの村が発足しました。高津川沿いの日原村は、1935年(昭和10年)に須川村と合わさって改めて発足し、1946年(昭和21年)11月3日に町制を施行して日原町となりました。1954年(昭和29年)4月1日には日原町が青原村と合わさり、改めて日原町となっています。1955年(昭和30年)1月10日、津和野町は畑迫村・木部村と小川村の大部分と合わさって改めて発足し、小川村の残りは日原町に入りました。2005年(平成17年)9月25日、津和野町と日原町が合併して、今の津和野町が発足しました。2015年(平成27年)には、城下町の景色を伝える「津和野今昔~百景図を歩く~」が日本遺産に認定されています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、鹿足郡に津和野町と喜時雨村・木部村・青原村・日原村・須川村・小川村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1890年2月18日明治23年鹿足郡小川村の一部(大字滝元)が日原村に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1891年5月31日明治24年鹿足郡喜時雨村が畑迫村に改称した。種類:改称 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1935年2月11日昭和10年鹿足郡の日原村と須川村が合併し、改めて日原村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1946年11月3日昭和21年鹿足郡日原村が町制を施行し、日原町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1954年4月1日昭和29年鹿足郡の日原町と青原村が合併し、改めて日原町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1955年1月10日昭和30年鹿足郡の津和野町・畑迫村・木部村と小川村の大部分が合併し、改めて津和野町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 1955年1月10日昭和30年鹿足郡小川村の残り(大字商人と直地の一部)が日原町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.shimane.lg.jp
- 2005年9月25日平成17年鹿足郡の津和野町と日原町が合併し、改めて津和野町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.shimane.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。