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江田島市えたじまし

1920年には10の町村だった区域が、5回の合併・編入を経て、今の江田島市になりました。

10町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の江田島市

広島湾に浮かぶ江田島と能美島を主な市域とする市で、全域が島です。呉市の倉橋島との間に橋があり、陸路で本州と結ばれています。江田島と能美島の間には江田島湾があり、古鷹山などの山が連なります。広島市と呉市に挟まれた立地で、戦前から海軍の拠点でした。現在も海上自衛隊の施設が数多くあります。2004年に4つの町が合併して生まれた市です。

今の江田島市の区域の人口は、2020年の国勢調査で21,930人です。今の区域で数えた1980年の41,892人とくらべると47.7%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は43.7%です。

21,930人人口(2020年)
−47.7%1980年からの増減
100.65km²面積(国土地理院)
218人/km²人口密度
43.7%65歳以上の割合
41,8921980199020052020
15歳未満 7.6%15〜64歳 48.7%65歳以上 43.7%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:カキの養殖やみかん・レモンの栽培、漁業のほか、自衛隊関連の産業があります。

特産品・名産

  • 広島かき漁業で盛んに養殖される
  • 温州みかん市の名産・特産に挙げられる
  • 瀬戸内レモン市の農業で栽培される

見どころ・祭り

  • 旧海軍兵学校1888年に東京の築地から移った学校の跡。今は海上自衛隊の施設
  • 古鷹山江田島の中央にそびえる山
  • 入鹿海水浴場市内の海水浴場
  • 江田島公園市内の公園

木サクラ花キク江田島市の木・花

江田島市のなりたち

江田島市(えたじまし)は、広島県安芸の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、10の町村がありました。津久茂村・飛渡瀬村・深江村・高田村・中村・鹿川村・三高村・沖村・大柿村・江田島村です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今の江田島市になりました。

今の名前「江田島市」は、1920年にあった江田島村の名前を受け継いでいます。ほかの9の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の江田島村が約28km²だったのに対し、今の江田島市は約99km²と、およそ3.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は佐伯郡・安芸郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、佐伯郡は2005年(平成17年)11月3日に廃止されました。

101920年の町村の数
5回合併・編入の回数
101km²今の面積
2004年いちばん新しい合併

「江田島市」という名前

「江田島」という地名の由来は、はっきりしていません。古くは「衣田島」と書いたともいわれます。市の名は、2004年(平成16年)に4つの町が合わさったとき、江田島の名をとって付けられました。江田島市は、江田島と能美島などの島々からなる市です。

まちの成り立ち

江田島市の区域は、江田島と能美島などの島々です。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、安芸郡に江田島村、佐伯郡に津久茂村・大柿村・飛渡瀬村・深江村・高田村・中村・鹿川村・三高村・沖村が生まれました。1925年(大正14年)2月1日に津久茂村が江田島村に編入され、1927年(昭和2年)には大柿村が町制を施行して大柿町になりました。1888年には江田島に海軍兵学校が移ってきており、島は海軍の教育の地として知られます。戦後の1951年(昭和26年)に鹿川村が鹿川町に、江田島村が江田島町になりました。1954年(昭和29年)11月3日には大柿町・深江村・飛渡瀬村が合わさって新しい大柿町が、1955年4月1日には高田村・中村・鹿川町が合わさって能美町が、1956年9月30日には三高村と沖村が合わさって沖美町が生まれました。2004年(平成16年)11月1日、江田島町・能美町・沖美町・大柿町が合わさって江田島市が生まれました。陸路では早瀬大橋で呉市の倉橋島を通り、音戸大橋か第二音戸大橋を渡って本州と行き来できます。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、安芸郡に江田島村、佐伯郡に津久茂村・高田村・中村・鹿川村・三高村・沖村・深江村・大柿村・飛渡瀬村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1925年2月1日大正14年佐伯郡津久茂村が安芸郡江田島村に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  3. 1927年8月1日昭和2年佐伯郡大柿村が町制を施行して大柿町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1951年1月1日昭和26年佐伯郡鹿川村が町制を施行して鹿川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1951年10月1日昭和26年安芸郡江田島村が町制を施行して江田島町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1954年11月3日昭和29年佐伯郡の大柿町・深江村・飛渡瀬村が合併し、改めて大柿町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1955年4月1日昭和30年佐伯郡の高田村・中村・鹿川町が合併して能美町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1956年9月30日昭和31年佐伯郡の三高村と沖村が合併して沖美町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 2004年11月1日平成16年安芸郡江田島町と佐伯郡の能美町・沖美町・大柿町が合併し、市制を施行して江田島市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

江田島村→江田島町→江田島市1889〜今
大柿村→大柿町1889〜2004
飛渡瀬村1889〜1954
深江村1889〜1954
能美町1951〜2004
高田村1889〜1955
中村1889〜1955
鹿川村1889〜1955
沖美町1956〜2004
三高村1889〜1956
沖村1889〜1956
津久茂村1889〜1925

参考にした資料